映画ナタリー Power Push - 「仮面ライダーゴースト」&「動物戦隊ジュウオウジャー」
特撮ヒーロー7人の苦悩と努力&男子禁制!戦うヒロインの本音トーク
御成がジュウオウジャーに突撃インタビュー
変身はまだまだ磨きをかけたい
──「ゴースト」は完結も間近ですね。「仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス」の公開時にインタビューさせていただいたとき(参照:「仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス」特集 西銘駿×山本涼介×竹内涼真×上遠野太洸×稲葉友 座談会)は、15、16話くらいを撮っている頃で、まだ変身シーンをつかめていないと西銘さんがおっしゃってました。今はバッチリですか?
西銘 今はもうバッチリですね。
磯村 3人でそろわないことは絶対にないね。
──前回の座談会では、(前作「仮面ライダードライブ」の)竹内涼真さん、稲葉友さんから、「アクターさんとひとつになったなって思ったのは20話だった、そんなに簡単じゃないと思う」「不安とか考えてらんない、大丈夫」とエールを送られていました。
西銘 今観ても、竹内くんのドライブの変身は素晴らしいなって思います。その変身のキレを僕も取り入れてみたりしてます。
山本 駿の変身はどんどん竹内くんに似てきたよね。動きのキレというか。そっくり。
西銘 マジですか! 完全に似ちゃうのはあれだけど、カッコよさは取り入れたかったから、うれしいな。
磯村 俺たちは変身シーンで3人合わせるようにやってるんだけど、ジュウオウジャーチームも横一列に並んで、最初からぴったりそろった?
中尾 最初はなかなか合わなかったですね。でも最近は合うようになりました。
渡邉 そろうと気持ちいいよね。
──戦隊チームも、先輩の変身から勉強したりしますか?
南羽 動きが違うから、そのまま取り入れるってことはないですけど……。
中尾 ゴーカイ(ジャー)はちょっと似てるかな? でも5人で作り上げてきた感はあります。
渡邉 やっとそろってきて、また1人増えたから、さらに磨きをかけたいなと思いますね。
クールキャラの苦悩
南羽 クランクインして半年が経って、急なことにもさっと対応できるようになってきたので、面白いなと感じてます。本番でたまたま起きたハプニングに対して出た素のリアクションが、ちゃんとキャラになっててすごい面白かったりとか。
中尾 抜けの芝居でも、レオが俺のこと軽く殴ってきたのに対してやり返したり、そういうちょっとしたやりとりが楽しめるようになってきた。
南羽 最初は「やっていいのかな、いけないのかな」って思ってたんですけど、思い切ってやってみて、やめろって言われたらやらなければいいや、って思える余裕が出てきたなと。
山本 いいね。実は俺たちあんまり抜けの芝居できないんだよね。シリアスなことが多くて。ヘタにやったら物語の邪魔をしちゃいそうで。
西銘 僕はライダー3人の仲良しな感じをもっと出したいんですけどね。
磯村 難しいよね。マコトもクールキャラだし。
山本 そう、だから遊べない。34話(※夢の世界で妹のカノンにデレデレした表情を見せるマコトが登場した)とかはだいぶ遊びましたけど(笑)。基本的にはブレずに。
渡邉 わかります、僕もクールキャラなので「これをやったらタスクじゃないんじゃないか」とか、すごく意識しますね。
──「ジュウオウジャー」では脚本家の香村(純子)さんが、「渡邉くんが一番当初のイメージとギャップがあったので、それによってタスクのキャラが変わってきてる」と、雑誌のインタビューでお話ししていましたね。戦隊、ライダーともに1年の長きにわたるシリーズなので、脚本家さんが途中で役者さんに当て書きして、キャラクターが変化していくところもあると思いますが……。
中尾 バレちゃったんだよね。剣がこういう人だって(笑)。
渡邉 はい。「タスクのクールキャラが崩れてきてるのは、渡邉くんの普段の姿の影響も大きいよ」と言われました(笑)。
もうひとつのエンディングが、映画にはある
──それでは最後に、今後のテレビシリーズのことも交えつつ、劇場版の見どころを主演のお二人に伺えますか。
西銘 「ゴースト」が物語のラストに近付いていってるのは、観てくれてる人も感じてると思うんですけど、スタッフさんに、「テレビとは違う、『仮面ライダーゴースト』のもうひとつのエンディングがこの映画にある」って言われたんです。第1話から比べると成長した僕たちを見せられると思いますし、「ゴースト」をやってきて一番大変だったけど、一番思い入れもある作品なので、ぜひ観てもらいたいです。あとはテレビで公開前に毎週流れた「1分間ストーリー」っていうのも映画とつながっているので、あわせて観ていただけたら面白いんじゃないかなと思います。
中尾 ドラマ版では役同士の関係性とかもだいたい定まってきた中に、6人目が入ってきてちょっとなじんできたところなので、これから新たな敵や大和の過去を掘り下げていけると思います。映画のほうはまったく別の話になっているんですが、サーカスのシーンは圧巻の映像になってますし、1000人ものエキストラさんがいらっしゃって、みんなで作り上げた、映画でしか観れない迫力のある作品になっています。よろしくお願いします!
- 「劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間」
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2016年8月6日全国公開
ストーリー
天空寺タケル / 仮面ライダーゴーストは、突如出現した仮面ライダーダークゴーストを追って、歴史上の英雄たちが暮らす不思議な村へとたどり着いた。100の眼魂を集めて“究極の眼魂”を生み出し、すべての人間をゴーストにしようとたくらむ仮面ライダーダークゴーストの正体は、死んだはずのアランの兄・アルゴス。そして村には、消息不明だったマコトとカノンの父、深海大悟 / 仮面ライダーゼロスペクターの姿もあり……。
スタッフ / キャスト
監督:諸田敏
原作:石ノ森章太郎
出演:西銘駿、大沢ひかる、山本涼介、磯村勇斗、柳喬之、溝口琢矢、勧修寺玲旺、工藤美桜、悠木碧(声の出演)、竹中直人、木村了、沢村一樹ほか
- 「劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!」
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2016年8月6日全国公開
ストーリー
ジュウオウジャーの5人がサーカスを観に行くと、そこに出演していたのはジューマンたちだった。しかし喜ぶセラやレオたちの前に、宇宙サーカス団の団長を名乗る宇宙人・ドミドルが出現。宇宙全体をサーカスステージに作り替えるため、邪魔な星を滅ぼそうとたくらむドミドルは、子供たちの泣き声をエネルギーに換えて攻撃を仕掛ける。ジュウオウザワールドも仲間に加わったジュウオウジャーは、この星を守るため立ち向かう。
スタッフ / キャスト
監督:柴﨑貴行
出演:中尾暢樹、柳美稀、南羽翔平、渡邉剣、立石晴香、國島直希、吉村崇(平成ノブシコブシ)、寺島進ほか
- 「劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間」「劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!」公式サイト
- 「劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間」作品情報
- 「劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!」作品情報
©2016劇場版「ゴースト・ジュウオウジャー」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 ©2016テレビ朝日・東映AG・東映
「仮面ライダーゴースト」「動物戦隊ジュウオウジャー」がビデオパスで見逃し配信中!
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西銘駿(ニシメシュン)
1998年2月20日生まれ、沖縄県出身。2014年度ジュノン・スーパーボーイ・コンテストにてグランプリを受賞。2015年、演技初挑戦ながら「仮面ライダーゴースト」の主役に抜擢される。
山本涼介(ヤマモトリョウスケ)
1995年5月15日生まれ、奈良県出身。2011年、ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス」にてデビュー。「好きっていいなよ。」などに出演したほか、MEN'S NON-NOの専属モデルとしても活躍中。
磯村勇斗(イソムラハヤト)
1992年9月11日生まれ、静岡県出身。主な出演作にドラマ「事件救命医2~IMATの奇跡~」や連続ドラマW「スケープゴート」など。映画では、2015年の「ガールズ・ステップ」に参加した。
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中尾暢樹(ナカオマサキ)
1996年11月27日生まれ、埼玉県出身。2014年に俳優デビュー。俳優集団D-BOYSの最年少メンバーでもある。テレビドラマ初出演ながら「動物戦隊ジュウオウジャー」の主役に抜擢される。
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南羽翔平(ナンバショウヘイ)
1991年2月2日生まれ、岡山県出身。2010年にドラマ「仮面ライダーW」で俳優デビュー。以降、「ミュージカル 忍たま乱太郎」やドラマ「天国の恋」、映画「お江戸のキャンディー」などに出演。
渡邉剣(ワタナベツルギ)
1996年7月16日生まれ、福岡県出身。2014年度ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリスト。主な出演作に、スペシャルドラマ「母さん、俺は大丈夫」や「みんな好いとうと♪」など。
國島直希(クニシマナオキ)
1994年8月1日生まれ、岐阜県出身。2013年度ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞。主な出演作に「人狼ゲーム ビーストサイド」、舞台「AZUMI 幕末編」など。
2016年8月5日更新