映画ナタリー Power Push - 「バクマン。」

劇中で使用された小道具。

大場つぐみ、小畑健によるコミックを実写化した「バクマン。」は、2人の高校生がマンガを共作し、週刊少年ジャンプでの連載を目指して突っ走る文化系青春映画。「モテキ」の大根仁が監督を務め、佐藤健と神木隆之介が主人公の最高と秋人を抜群のコンビネーションで演じている。

ヒロイン役の小松菜奈をはじめ、染谷将太、山田孝之、リリー・フランキー、宮藤官九郎など多彩な面々が集結した本作。マンガ家の孤独な戦いがCGやプロジェクションマッピングなどを駆使して映像化され、ジャンプを象徴する言葉「友情・努力・勝利」を体現するような作品に仕上がった。

ナタリーでは、原作やキャスト、音楽などさまざまな角度から「バクマン。」の魅力を紐解く特集を展開する。

劇中で使用された小道具。

Contents Index

大根仁×佐藤健×神木隆之介
小畑健×大根仁
番外編 佐藤健×神木隆之介
山口一郎(サカナクション)×大根仁
新井浩文、ジャンプ編集部へ

About the Movie

「バクマン。」2015年10月3日より全国東宝系にて公開

高校2年生の真城最高は、類まれなる絵の才能を持ちながらも進路を決めず、日々をやり過ごしていた。かつて週刊少年ジャンプで連載を持ち、打ち切りと同時に過労で亡くなったマンガ家の叔父・川口たろうとの別れが、最高の心に暗い影を落としていたのだ。そんなある日、最高はクラスメイトの高木秋人から「俺と組んでマンガ家にならないか」と誘われる。初めは乗り気ではなかったものの、最高は以前から思いを寄せていた声優志望の同級生・亜豆美保と、「お互いの夢が実現したら結婚する」と約束を交わしたことで、マンガ家の道を志すように。秋人が原作、最高が作画を担当し、手探りながらも処女作を完成させた2人はジャンプ編集部に乗り込むが……。

Character

真城最高(佐藤健)
真城最高 佐藤健
通称“サイコー”。抜群の画力を持つ高校2年生。叔父のマンガ家・川口たろうの影響でかつてはマンガ家を目指したこともあったが、彼の死をきっかけにその夢を捨てていた。
高木秋人 神木隆之介
通称“シュージン”。文才はあるが、絵の才能はない。最高に声をかけ、ともにマンガ家を目指そうと提案する。音楽好きでヘッドフォンを付けていることが多い。
新妻エイジ(染谷将太)
新妻エイジ 染谷将太
最高と秋人がライバル視する天才高校生マンガ家。予測不能な振る舞いで担当編集を翻弄する。手塚賞入選後に「CROW」でデビュー。
亜豆美保(小松菜奈)
亜豆美保 小松菜奈
最高が恋する同級生。声優を目指しており「最高たちのマンガがアニメ化したらヒロインの声を務め、最高と結婚する」と約束を交わす。
福田真太(桐谷健太)
福田真太 桐谷健太
高校生の頃から持ち込みを続けている22歳のパチンコ店員。手塚賞で佳作を獲り、ヤンキーマンガ「KIYOSHI騎士」で連載を勝ち取る。
平丸一也(新井浩文)
平丸一也 新井浩文
金好きだが、働くのは嫌いな26歳の元グラフィックデザイナー。ギャグマンガ「ラッコ11号」が赤塚賞の佳作に選ばれ、連載が決定。
中井巧朗(皆川猿時)
中井巧朗 皆川猿時
15年のアシスタント期間を経て連載に漕ぎ着けた35歳の苦労人。ペン入れはパンツ一丁で、という妙なこだわりを持つ。
服部哲(山田孝之)
服部哲 山田孝之
週刊少年ジャンプの編集者。最高と秋人の才能を見抜いて担当となる。マンガ家と編集部が対立したときは必ずマンガ家側につく。
川口たろう(宮藤官九郎)
川口たろう 宮藤官九郎
最高が慕っていたマンガ家の叔父。週刊少年ジャンプで連載していた「超ヒーロー伝説バックマン」の打ち切り決定直後に亡くなる。
佐々木編集長(リリー・フランキー)
佐々木編集長
リリー・フランキー
週刊少年ジャンプの編集長。かつては川口たろうの担当編集だった。最高と秋人にも容赦せず、厳しい態度で接する。
information

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2015年10月9日更新