第25回東京フィルメックスの開会式が本日11月23日に東京・丸の内TOEIで開催。コンペティションの審査員を務める
アジアの新進作家を中心に世界から選りすぐった映画を紹介する同映画祭。コンペにはジョージア、パレスチナ、インド、ベトナム、シンガポール、台湾、中国、韓国の8つの国と地域の監督が制作した10作品がラインナップに並んだ。神谷は観客の前に立ち、スポンサーやサポーター会員に感謝を伝え、「ぜひ1作品でも多くご覧いただき、今年の映画祭を楽しんでいただきたいと思います」と述べる。
続いて拍手の中、審査員の2人が登壇。中国の映画監督であるロウ・イエは「またフィルメックスに参加することができました。こうやって皆さんにお会いできたことがうれしいです」と言葉を紡ぐ。またニューヨーク近代美術館(MoMA)で映画キュレーターとして活動するラ・フランシス・ホイは「招待いただき、光栄に思っています。とてもいい映画が観られますから、皆さんはラッキーだと思います」と口にし、笑顔を見せた。
この日はオープニング作品として
第25回東京フィルメックス / TOKYO FILMeX 2024
2024年11月23日(土・祝)~12月1日(日)東京都 丸の内TOEI、ヒューマントラストシネマ有楽町
会期中料金:一般2000円 / U-25 1500円
コンペティション(全10作品)
- 四月 / April(監督:デア・クルムベガスヴィリ)
- ハッピー・ホリデーズ / Happy Holidays(監督:スカンダル・コプティ)
- サントーシュ / Santosh(監督:サンディヤ・スリ)
- 女の子は女の子 / Girls Will Be Girls(監督:シュチ・タラティ)
- ベトとナム / Viet and Nam(監督:チューン・ミン・クイ)
- 黙視録 / Stranger Eyes(默視錄)(監督:ヨー・シュウホァ)
- 白衣蒼狗(はくいそうく) / Mongrel(監督:チャン・ウェイリャン、共同監督:イン・ヨウチャオ)
- 空室の女 / Some Rain Must Fall(空房間裡的女人)(監督:チウ・ヤン)
- 家族の略歴 / Brief History of a Family(家庭簡史)(監督:リン・ジェンジエ)
- ソクチョの冬 / Winter in Sokcho(監督:コウヤ・カムラ)
特別招待作品(全11作品)
- 新世紀ロマンティクス / 風流一代(原題)(監督:ジャ・ジャンクー、配給:ビターズ・エンド)※オープニング
- スユチョン / By the Stream(監督:ホン・サンス)※クロージング
- ブルー・サン・パレス / Blue Sun Palace(藍色太陽宮)(監督:コンスタンス・ツァン)
- 愛の名の下に / Mistress Dispeller(以愛之名)(監督:エリザベス・ロー)
- ポル・ポトとの会合 / Meeting with Pol Pot(監督:リティ・パン)
- 無所住 / Abiding Nowhere(無所住)(監督:ツァイ・ミンリャン)
- 何処(どこ) / Where(何處)(監督:ツァイ・ミンリャン)
- 未完成の映画 / An Unfinished Film(一部未完成的電影)(監督:ロウ・イエ)
- スホ / Sujo(監督:アストリッド・ロンデロ&フェルナンダ・バラデス)
- 地獄に落ちた者たち / The Damned(監督:ロベルト・ミネルヴィーニ)
- ザ・ゲスイドウズ / The GESUIDOUZ(監督:宇賀那健一、配給:ライツキューブ)
メイド・イン・ジャパン(全4作品)
- ユリシーズ / Ulysses(監督:宇和川輝)
- 雪解けのあと(仮題)/ After the Snowmelt(雪水消融的季節)(監督:ルオ・イーシャン、配給:ドキュメンタリー・ドリームセンター)
- 椰子の高さ / The Height of the Coconut Trees(監督:ドゥ・ジエ)
- DIAMONDS IN THE SAND(監督:ジャヌス・ビクトリア)
SARU @saruKmovie
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