「
本作は、フェイクドキュメンタリーホラーとミステリーを組み合わせた実験番組「この動画は再生できません」の劇場版。かが屋の2人がDVDシリーズ「本当にあったガチ恐投稿映像」の締め切りに追われる編集マン・江尻とオカルトライター・鬼頭を演じ、和田が倒産した映画会社の倉庫で発見されたDVDの出演俳優・澤村透、世古口が動画配信者・ヒロトに扮した。
イベントは開始時刻を過ぎるも始まらず、10分弱ほど経過したのちに「すみません! お待たせしました」とかが屋の2人がステージ上へ。加賀は「先ほど神奈川のほうで舞台挨拶したあとにこちらへ向かったんですが、渋滞にはまってしまって……まだ僕らしか着いてない!」と説明し、客席を見回して「でもね、神奈川の舞台挨拶のときにいたお客さんの姿も何人か見えるんです。なぜ僕らを連れて行ってくれなかった!」と嘆く。その後、ステージ上に和田、世古口、谷口とMCが集合。和田は「説明していいですか!」と切り出したあと「4つ前の車が事故を起こしてしまって。もし自分たちが事故を起こしたら、お化け役としてここにいることになってた……」と明かした。
ドラマシリーズが映画化を果たしたことに関して、加賀は「映画館で流れるってことは、細かい演技も見られるということじゃないですか。そんな体験は初めてなので、緊張しますよね。よく見たら推理パートの僕、ガチガチなんです」とコメント。賀屋は「超低予算なので、映画版からやっとちゃんとした照明さんが付きました。みんなで工夫しながら作った作品が、こんなに人を集める力を持っていたのかと。低予算でよかった!」と喜びをあらわに。「その着地点で合ってる?」と加賀がツッコむと「低予算じゃなかったら1年ごとにシーズン1、2、映画版というスピード感は出なかったんじゃないかと。少人数だから小回りが利きましたね」と満足げに語った。
和田は劇中劇のシーンに触れ、「かが屋のお二人が僕の演じた映像を見ながらお芝居するということで、“スクリーンの中のスクリーン”で演じるという少し不思議な体験でした。いつもより大きめの芝居をしたりしましたね」と述懐。「専門用語を覚えるのが大変で」とこぼす加賀が「必殺技ですけど、パソコンを開いているシーンのときには画面に小さく台本を開いたりして……」と発言すると、和田は「クソが!」と笑顔でたしなめた。
世古口は長回しのシーンに苦労したことを思い返し「心霊系のYouTuberを参考にしながらがんばりましたね」とほほえむ。撮影ではワンテイクOKだったそうで、谷口は「これで終わるのもな、と。もっとよくなりそうなので、もう1回やりました」と回想する。さらに和田は真冬に行われた撮影について「屋上で寝っ転がるシーンがあって、顔のみが映っているカットではお股に湯たんぽを置いてました」とにっこり。「お股には神経が通ってますからね。あったかいんだよな」と伝えた。
最後に賀屋は「次のシリーズにどうしてもつなげていきたいんです。そのためには口コミが必要。1人が3人に伝えて、また3人、3人、3人……」と止まらなくなり、加賀が「もうやめろ!」と訴える場面も。加賀は「個人的なことなんですが、この劇場の隣のルノアールでずっと働いてたんですよ(笑)。だからパンフレットを買ってぜひルノアールに行ってもらえたら」と呼びかけた。
「この動画は再生できません THE MOVIE」は全国で公開中。
映画「この動画は再生できません THE MOVIE」予告編
関連記事
🙏Itadakimasu Man🙏 @zaitaku_ykgo
この記事、昨日の #この動画は再生できません THE MOVIE 舞台挨拶の内容がよくまとまってる
加賀さんが隣のルノアールでバイトしてたっていうのはびっくりしたなあ https://t.co/Knp39KlfOf