「極悪女王」プロレス完全再現写真が解禁、ゆりやんは撮影終盤に「これ本物？私たち？」

Netflixシリーズ「極悪女王」より、ゆりやんレトリィバァ、唐田えりか、剛力彩芽を捉えた“プロレス完全再現写真”が解禁された。

本作は女子プロレスブームの一翼を担ったダンプ松本を主人公に据えた半自伝ドラマ。正統派プロレスラーとしての成功に憧れながらもクビ寸前だった松本は悪役に転身し、葛藤を抱えながら“最恐ヒール”に成り上がっていく。ゆりやんが松本を演じ、唐田と剛力が松本と相対する“クラッシュ・ギャルズ”の長与千種、ライオネス飛鳥にそれぞれ扮した。

当時の写真と場面写真を並列させて、再現度を確認できる“プロレス完全再現写真”。松本が血だらけの長与を担ぎ上げる姿や、松本にサソリ固めを決める長与が雄叫びを上げながらガッツポーズをする様子が収められた。試合開始時に行うクラッシュ・ギャルズおなじみの決めポーズのほか、長与と松本による「敗者髪切りデスマッチ」にクラッシュ・ギャルズが羽織袴の騎馬戦スタイルで登場するシーンも切り取られている。

「ダンプさんが自分のような気がしていました」と撮影期間を振り返るゆりやんは、現場を訪れた松本本人から「歩き方や髪のかきあげ方をよく研究したね、そっくりだった」「ゆりやんにやってもらってよかったよ！」と告げられたことがうれしかったと述懐。唐田も演じる前から長与と重なる部分を感じていたそうで、「撮影期間中は歩き方もレスラーみたいになっていました。ちょっとした言葉遣いやしぐさも力強くなっていたと思います」と打ち明ける。さらに剛力は「みんな当時の映像をすごく観ましたね」とレスラーを演じた役者全員が研究を重ねたことを思い返し、ゆりやんは撮影の終盤に「試合シーンの映像を観ていて『これどっち？ 本物？ 私たち？』ってわからなくなることもありました」と混乱していたことを明かした。

全5話の「極悪女王」は、9月19日にNetflixで世界独占配信。企画・プロデュースは鈴木おさむ、総監督は白石和彌、脚本は鈴木と池上純哉が担当した。

Netflixシリーズ「極悪女王」メイン予告