第97回アカデミー賞の国際長編映画賞の日本代表作品が「
米国の映画芸術科学アカデミーから国際長編映画賞の候補となる日本映画の選出を依頼されている映連。今年は申請13作品から、映画人による選考会を経て、
国際長編映画賞は今後、世界中から集まった作品から最終候補となるノミネート作が決まる。第97回アカデミー賞の授賞式はアメリカ現地時間3月2日に開催される。
今回の決定を受け、黒沢は「純粋な娯楽映画として作った作品にこのようなチャンスが与えられ、大変な驚きです。ひょっとして菅田将暉の存在が来年、全米に知れ渡るかもしれないと想像すると、これほど痛快なことはありません」とコメント。菅田も「ありがとうございます。おめでとうございます。映画の中とは真逆で、嬉しいニュースだらけの映画『Cloud』。作品がどんどん広がっていくこと、嬉しく思います」と語っている。
9月27日に公開を控える「Cloud クラウド」は、黒沢が転売を題材に執筆したオリジナル脚本の作品。転売で日銭を稼ぐ平凡な男を主人公に、現代社会に潜む憎悪の連鎖が“集団狂気”へとエスカレートしていくさまがつづられる。菅田のほか、
※記事初出時よりコメントを追記しました。
Kiichiro Yanashita @kiichiro
いやー素晴らしい。個人的には今年入っての三本の中でいちばん!と思ってたんで、本当楽しみです。ようやくオスカーも世界のクロサワに追いついたか! https://t.co/vV0JlPtG7Q