本作の主人公は、会社を辞めコンビニでアルバイトをする24歳の希。職場になじめず、現状を親に伝えられないまま肩身の狭い思いをしていた希は、ある日中学時代のクラスメイト・加奈子と再会する。劇中では、加奈子と距離を縮めていく中で、希が少しずつ自分らしさを取り戻していくさまが描かれる。唐田が希を演じ、「ソワレ」「こいびとのみつけかた」の
このたびYouTubeで公開された映像には、コンビニ店長からの急なシフト変更のお願いを苦笑いしながら受け入れる希の姿や、再会した希と加奈子がボーリング場で遊ぶ様子などを収録。ニュースクール・ポップバンド、ステエションズが本作のために書き下ろした主題歌「PHEW」も聴くことができる。場面写真は12点公開された。
10代の頃からの友人である芋生との初共演について、唐田は「大好きな芋ちゃんと共演できた時間は、宝物になりました」とコメント。芋生は本作について「何でもない自分が少し愛おしくなる映画です。多くの方々に届きますように」とつづっている。なお、本作は第18回大阪アジアン映画祭でJAPAN CUTS Awardを受賞。11月に開催される第24回TAMA NEW WAVEのある視点部門にも選出されている。
映画「朝がくるとむなしくなる」本予告
唐田えりか コメント
どうしたって朝はやってきてしまうし、朝はやってきてくれる。
心は日々、移り動かされるもの。
そっと背中を押してくださった石橋監督。
そして大好きな芋ちゃんと共演できた時間は、宝物になりました。
この映画が羽ばたく先に、どなたかの救いになりますように。
芋生悠 コメント
特別な思い出になった「左様なら」から、
再び石橋監督と忘れられない時間を共にしました。
友達との再会。
大好きなあのセリフ。
時にはおかしくて堪らなかったり。
感じたままに綴じ込めました。
何でもない自分が少し愛おしくなる映画です。
多くの方々に届きますように。
石橋夕帆 コメント
唐田さんと映画を作るならどんなお話がいいだろう、と考えたとき
自然とこの物語が浮かんできました。
そしてそこに芋生さんがいてくれたら、
ふたりの信頼関係をベースにきっと素敵な作品を作れるだろうと思いました。
学校に行って、会社に行って、あるいは家事や育児、介護をして。
“頑張る”を積み重ねていく事は、決して当たり前の事ではありません。
自分でも気がつかない内に心はどんどんすり減っていって
毎日当たり前のように朝がくるたび、小さな絶望を繰り返す。
それでも、誰かが「大丈夫だよ」って寄り添ってくれたら
それだけで何とか生きていけるような気がしたり、こんな自分も悪くないんじゃないかと思えたりする。
いまより少しだけ、いい明日がくる事を期待できるような
そんな作品になっていましたら幸いです。
⁂ ⌘ 背 骨 ⌘ ⁂ @sebone_returns
唐田えりか出演作品が増えてきてうれしいかぎり。『朝がくるとむなしくなる』12/1公開 https://t.co/herYYqAxCW