父/パードレ・パドローネ
チチパードレパドローネ
PADRE PADRONE
製作:1977年(伊)
解説 第二次世界大戦後のイタリア南部のサルジニア島を舞台に、文盲の羊飼いの青年が言語学者として大成する過程を描いたガビーノ・レッダの自伝の映画化。ある日、小学校の教室から父親に連れ出されたカビーノ少年は、一人前の羊飼いになるべく、20歳まで孤独な山小屋生活を強いられる。風のそよぐ音、羊の動く音、羊泥棒の音、山道を行く楽隊の音――単調な生活の中で音に敏感になっていく少年は、やがて軍隊経験をきっかけに言語に目覚める。言語を獲得することで、文盲の青年が、偏狭な(だが野性味にあふれた)父親の支配から精神的に抜け出していくという、異色の人間ドラマ。その親子の骨太の闘争劇が圧巻。
スタッフ |
監督:パオロ・タヴィアーニ
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キャスト |
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受賞歴 |
第30回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門
第30回カンヌ国際映画祭
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