美しき諍い女(いさかいめ)
ウツクシキイサカイメ
LA BELLE NOISEUSE
製作:1991年(仏)
解説 4時間に及ぶ上映時間もさることながら、E・ベアールのヘアがワイセツか芸術かで物議をかもした問題作。ヌーヴェル・ヴァーグの作家としては日本では紹介の遅れていたJ・リヴェットは、本作で一躍注目されることになった。原作はバルザックの『知られざる傑作』。画家フレンホーフェルは妻をモデルにして自らの最高傑作『美しき諍い女』を描くが完成直前に破棄。しかしその10年後、若いモデル、マリアンヌに出会ったフレンホーフェルは再び『美しき諍い女』の仕上げにとりかかる。そして画家とモデルの存在をかけた対決が、アトリエを舞台に繰り広げられていく……。後に131分の「ディヴェルメント版」も公開され、DVDは2種類のものが発売されている。
スタッフ |
監督:ジャック・リヴェット |
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キャスト |
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受賞歴 |
第44回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門
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