ロゴパグ

ロゴパグ
ROGOPAG

上映時間:122分 / 製作:1963年(伊=仏) / 配給:ユーロスペース

解説 1960年代に最も先鋭であった4人の監督によるオムニバス映画。“ROGOPAG”のタイトルは、4人の監督の名前の頭文字からとった。ロッセリーニの第1話「潔白」は、国際線のスチュワーデスに惚れ込んだ男の話。男の常軌を逸した惚れようが滑稽である。ゴダールの第2話「新世界」は、核爆発で一変してしまった世界の姿を描く。人類最後の男は、世界の変化のありさまを後世に伝えようと筆をとる。パゾリーニの挿話「意志薄弱な奴」は、撮影所でキリスト磔刑の映画を撮っている監督の話。撮影中、腹をすかした俳優が食べ過ぎて本当に十字架上で死んでしまう。この挿話は風刺がきいていていちばんの傑作。グレゴレッティの第4話「にわとり」は、マスコミに支配される現代のプチブル中年夫婦の話。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:ロベルト・ロッセリーニ
監督:ジャン=リュック・ゴダール
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ
監督:ウーゴ・グレゴレッティ

キャスト

ロザンナ・スキャッフィーノ
アレクサンドラ・スチュワルト
オーソン・ウェルズ
ウーゴ・トニャッツイ