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学芸大青春|2次元と3次元を行き来? なーにを言っているんだ? キャラクターデザイン冨士原良、まさしく令和なボーイズグループを徹底解説

“2次元と3次元を行き来する”というコンセプトのもと結成された5人組のボーイズグループ・学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)。“3次元”に実在するメンバーが、彼らをモデルに描かれた“2次元”の姿となり、これまで6曲のシングルを配信限定でリリースしているほか、YouTubeにてラジオや動画配信、3Dショートドラマで主演を務めるなど勢力的に活動している。

キャラクターデザインを担当したのは、イケメン役者育成ゲーム「A3!」などで知られるイラストレーター・冨士原良。コミックナタリーでは冨士原に取材を行い、学芸大青春とはどんなグループなのか、自らが描いたメンバー1人ずつの第一印象や魅力を聞いた。また現在のビジュアルとは少し異なる初期のキャラクターデザインも初公開。元々メイクアップアーティスト志望だった冨士原が、どのようなきっかけでイラストの道に進んだのかも語ってもらった。最後には、学芸大青春メンバー直筆のプロフィール帳も掲載しているのでお見逃しなく。

取材・文 / 西村萌

学芸大青春紹介

Member

左から相沢勇仁、仲川蓮、星野陽介、内田将綺、南優輝。

相沢勇仁(あいざわゆうと)、星野陽介(ほしのようすけ)、南優輝(みなみゆうき)、内田将綺(うちだまさき)、仲川蓮(なかがわれん)の男子5人。“2次元と3次元を行き来する”というコンセプトを掲げ、2019年9月2日にVOYZ ENTERTAINMENTからデビューした。現在、メンバー全員で学芸大駅付近の寮にて共同生活している。

Activity

現在は“2次元”の姿で主に活動中。キャラクターデザインは、ゲームや小説の挿絵、マンガの作画など幅広く活躍するイラストレーターの冨士原良が手がけた。“3次元”では都内を中心に正体を伏せてゲリラライブを実施していたことも。彼らのSNS上では“3次元”での彼らの日常の様子も投稿される。これまで本人たちの姿は隠していたが、近い将来に顔出しすることも検討しているという。

Contents

「JUNES」「youthful days」「WHO WE ARE !」「Race!」「星になれ」「JUST」「Don't leave me alone」(「JUST」カップリング曲)の7曲を配信限定でリリース。YouTubeでは各楽曲のミュージックビデオや、ラジオ「じゅねラジ」や、「じゅねルーム -JUNES ROOM-」「じゅね生」などの動画企画を配信している。またメンバー全員が主演として初めて俳優に挑んだホームコメディ3Dショートドラマ「漂流兄弟」も公開中。作中に登場する謎のパンダ・ミスターP役で花江夏樹が参加することも発表された。App Store / Google Playで配信中のスマートフォンアプリ「学芸大青春 バクステアプリ」では、そんな彼らの活動の裏で繰り広げられるノンフィクションストーリーも楽しむことができる。

6thシングル「JUST」カップリング
「Don't leave me alone」ミュージックビデオ公開中

冨士原良インタビュー

元々はメイクアップアーティスト志望でした

──冨士原先生は学芸大青春のキャラクターデザインのほか、数々のゲームや書籍、CDジャケットなどを手がけていらっしゃいます。まず、イラストレーターになったきっかけを教えていただけますか?

元々はメイクアップアーティストを目指していて、美容の専門学校に通っていたんです。そこで美術の授業があったんですけど、先生から「絵の学校にも行ったらどう?」と声をかけていただいて。すっかりその気になってしまい、形から入るタイプなのでさっそくペンタブを買っちゃいました(笑)。そこから、学校から帰ったら家で絵を描くということを始めましたね。

──小さい頃から絵を描くことが大好きだったというわけではなかったんですね。

冨士原良が「漂流兄弟」配信中にSNS上にアップしたイラスト。

漠然とした興味はありました。美術の授業は好きでしたし、親も美術教師だったので。でも自分が本格的に絵を描き始めたときには、もう周りの同い年は仕事をしている人たちが多かったので、イラストレーターになるという目標の前に「とにかく上手にならなきゃ、基礎画力をつけなきゃ!」みたいな感じで。絵の練習としていろんな作品の模写をしていましたね。その中でも今敏さんの作品にはとても衝撃を受けて、休みの日は今さんの映画を一時停止しながら1シーンずつ模写したり、マンガも全部揃えて真似して描くということを続けました。人物の肉感に対する意識というものは、今さんからかなり影響を受けたと思います。

──そこから、pixivのほうにも徐々に絵をアップしていったんでしょうか。

同時ぐらいです。練習をしつつ趣味で描いたものをpixivにアップしていたら企業の方からメッセージがあり、お仕事のオファーをいただいたのがイラストレーターとしての始まりです。

イケメンの描き方は、パーツの黄金比を変えないこと

──冨士原先生はアプリゲーム「A3!」のキャラ原案を手がけていることでも広く知られています。イケメンのイラストに定評があるかと思うのですが、描くうえでのポイントってありますか?

1人の作家が描くイケメンって幅に限界があると思ってるんです。本当は描き分けとしてキャラクターによって鼻や輪郭なども変えたいんですけど、それをしてしまうと自分の絵柄の中のイケメンの枠から外れてしまって、イケメンだと認識されづらくなる。だから自分の絵柄における美形に見えるパーツの黄金比というものはそのままに、表情や髪型、立ち方で描き分けるということを意識しています。

──例えば明るい性格だったら口角を上げるなど、キャラクターの性格ごとに描き方のパターンは決まっているのでしょうか。

やっぱり人が最初に見るのは目だと思うので、目の描き方でそのキャラクターのパーソナリティを表現したいなと思っています。下まぶたの筋肉に力を入れたように描くと、普段から笑顔が多い子なんだろうなという印象に。反対に、瞳孔に上まぶたがかかるとミステリアスや気だるげな雰囲気に見えたりするかなと。

──では、やはり描いていて楽しいのも目元ですか?

実は顔を描くのは苦手なんです(笑)。

──意外です。

顔が一番時間かかるので。一番好きなのは服のシワです。絵じゃなくても、実際に目の前にいる人のシャツやトレーナーのシワを見るのが好き(笑)。

──そのフェチは初めて聞きました(笑)。

造形に萌えるって感じですかね。でもあまりシワの塗り込みをし過ぎると、そこに目がいってしまうので、最近は服のシワフェチを出し過ぎないようにしています。

──Webのインタビューでお話されていましたが、冨士原先生は絵のためにファッション誌をよく読んでいるとか。

そうですね。男性向けも女性向けも問わず。あとはブランドのコレクションブックも集めています。これっていう造形を探すというよりは、なんとなく眺めて自分の中に「きれい」とか「カッコいい」とか「かわいい」っていう感覚の引き出しを増やしていく感じです。

──ちなみに美容学校時代の経験が、現在の絵に反映されているところってありますか?

爪の形とかですかね(笑)。爪が反ることを“スプーンネイル”って言うんですけど、鉄分不足だとそうなってしまうらしいんです。だから適当にピッと描いて、スプーンネイルになっていたら気になってしまったり。あと髪の流れも意識するように教わったので、つむじの位置についてはけっこう考えてますね。頭の真上から下りている髪の毛なのか、後ろ側から下りてきている髪の毛なのか。つむじを意識して描かないと、そのキャラに見えないこともあるんです。