「ヤニすう」の地主が描く教師と元教え子の物語、読切がYGに　田澤裕の新連載も

「ロクレイ -天成市りんね区役所第六感部助霊課活動記-」「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」などで知られる地主の読み切り「ヤングさようなら」が、本日8月16日発売のヤングガンガンNo.17（スクウェア・エニックス）に掲載された。同号では「ローマふたり暮らし」の田澤裕による新連載「にせもの家族」もスタートした。

「ヤングさようなら」は、高校教師と元教え子の再会の物語。国語の男性教師・三国は3年前、告白してきた女子生徒に対して辛辣な言葉を並べ、こっぴどく振った騒動で学校の有名人だった。ある日、そんな彼のもとに20歳になった当該の女子生徒・南方から「デートしない？」といった連絡が届く。

ある秘密を抱える一家を描く「にせもの家族」。突然母を亡くした小説家の青年・清は、ショックから小説が書けなくなり、どこへ行くでもなくさまよい歩いていた。庭で母と同年代くらいのおばあさんが倒れる場面に遭遇した彼は、母の姿を重ねていたこともありすぐに助けに入る。するとそのおばあさんから「……拓郎？」と聞き慣れない名前で呼ばれる。どうやら13年間帰ってこなかった息子と間違われているようで……。強引に家に引きずり込まれた清は、嘘をついて家族のフリをする羽目になる。