えぶりでいホストの見どころは?下野紘「ゴールデンボンバー」、畠中祐「ギリギリ」

1

418

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 88 324
  • 6 シェア

ごとうにも原作によるショートアニメ「えぶりでいホスト」のステージイベントが、東京・東京ビックサイトで開催された「AnimeJapan 2025」のテレ東ブースで本日3月23日に行われた。

左から下野紘、畠中祐。

左から下野紘、畠中祐。

大きなサイズで見る(全13件)

4月4日にテレ東で放送開始となる「えぶりでいホスト」は、ホスト業界に生きる人々のぶっとんだ生活を描く日常系ギャグコメディ。アニメの情報番組「あにレコTV」の公開収録として実施されたこのイベントには、コーイチ役の下野紘、リョーイチ役の畠中祐が登壇し、「あにレコTV」と同じく井上裕介(NON STYLE)と美山加恋がMCを務めた。

下野紘

下野紘[拡大]

最初の自己紹介で下野は、「こんにちは。(作中のホストクラブ)クラブ・ワンから来ました下野です(笑)」、畠中は「もうみんなにキスしちゃうよー!」と、作品に合わせたホスト風のノリで会場を盛り上げる。MCから「AnimeJapan 2025」の感想を尋ねられると、下野は「楽しんで参加させていただいています」とコメント。畠中は「何度か参加したことはあるんですけど、こういう公開収録のようなスタイルは初めてです。ホストという題材なので、作品的に言えないことも多いんですけど(笑)、お客さんの反応を探りながら進めていければと思います」と茶目っ気たっぷりに話した。

続いて、作品紹介のコーナーへ。MCが観客に「題材がホストということで、実際にホストという仕事に興味はありますか? でも、声優がホストとなるクラブがあったら行きたいですよね?」と問いかける。それを受けて下野は、「興味ねぇ。うーん、どうだろう? でも、改めて接客ってそんな甘いものじゃないってことはわかるよね。でもやるならNo.1を目指したいよね」と返答。畠中は「レディが来てくれるならやりたいですね! 男性も全然来てくれるならいいよ!」と、ホストさながらの回答をする。またMCから作品紹介を求められると、下野は「きらびやかな新宿のホストの世界で、コーイチがクラブ・ワンというお店を作り上げ、八代拓くん演じるハジメが営業の仕事で病んでしまい、ホストクラブへ雇い入れられます。そこで、どうやってホストの世界で生き抜いていくか、ほかのホストたちとともに切磋琢磨しながら奮闘していくストーリーです。きらびやかな世界とその裏側の狭間で生きている感じですね。ギャグ要素多め……というか、ギャグですね。ほぼ全部ギャグ(笑)」と、笑いを交えながら説明した。

ここでアニメのPVを上映。MCが「1話が3分半なんだ! スピード感がすごかった!」と感想を伝えると、下野は「だいぶぶっ飛んでますよね。これを寝る前に観ると、『今日いろいろあったけど、どうでもいいや!』ってスカッとするんじゃないですかね」と所見を述べる。

下野紘

下野紘[拡大]

次に作品の登場キャラクターを紹介。自身が演じるコーイチについて、下野は「もともとホストとして20年生き抜いてきたクラブ・ワンの代表。年齢もそれなりに重ねていて、自分と同じくらいかな。20歳からやってるから40は超えてるよね(笑)。弟系ホストながら親近感があります」と発言。それを聞いた井上は、「下野さんも若く見えますよね。僕も実は1歳違いだから近いんですよ。お互い見た目は若いですよね(笑)」と返した。

畠中祐

畠中祐[拡大]

また八代演じるハジメについて、下野は「営業職をやっていたけれど、心を病んでしまってホストに転職。最初は『こんな地味な自分、無理ですよね』という感じだったけど、コーイチに引き止められ、意外とホストとして続いている。接客スタイルは『なるほど』『たしかに』の連発で、ある意味誠実な“NT系ホスト”です(笑)」と解説。畠中が「『なるほど』と『たしかに』しか返ってこない後輩ってこと?」とツッコむと、下野は「真面目がゆえにおかしな方向へ行ってしまう」と補足する。畠中が演じるリョーイチについては、畠中から「クラブ・ワンのNo.2ホスト。接客スタイルは色恋系。小さい子には説明しづらいけど(笑)、ガチで恋してもらうぜ!」「心を虜にするタイプ。女性から一番愛をもらってるよね」と説明が入る。下野が「自分から働きかける分、受け止める度量もあるよね」と言うと、畠中は「何があっても受け止めるし、倍にして返してあげる。どんな人でも差別しません。みんな俺のところに来い! 元アイドルの激モテ男です」と強気な姿勢を見せた。

アニメの主題歌は、ゴールデンボンバー鬼龍院翔が作詞・作曲・編曲を手がけた「えぶりでいホスト」。歌唱は下野紘、八代拓、畠中祐、岡本信彦による「えぶホスPlayers」が担当する。下野は主題歌について、「歌詞にある“えぶりえぶりでいホスト”の部分が早口で大変だった」と話し、畠中も「血管が切れるくらい白目をむきながらやりました」と苦労したことを語る。会場のスクリーンにカラオケのように歌詞が流れる主題歌のPVが映し出されると、下野は「ぜひ二次会で、みんなで相槌を入れながら盛り上がって歌ってもらえれば」とアピールした。

畠中祐

畠中祐[拡大]

作品の見どころについて尋ねられると、下野は「ゴールデンボンバー」と即答。その理由として、主題歌の収録時のことに触れ、「通常、こういう歌ですよというのを別の方が仮歌として歌ったものを聞いて曲の感じを掴むんですけど、その歌い手さんが鬼龍院さんだったんですよ。歌を聞いたときに『なんかこの声どっかで聞いたことあるな』と思ってたんだけど、楽曲の資料を見たら作詞・作曲のところに鬼龍院翔と書いてあって、「あ、そういうことか!」となりました。アーティストとしてプロでがんばってる人たちと、我々とで比べたら……『いや、無理だよ!』ってなるわけよ。普通にチェンジボイスとか入ってくるし、『無理無理無理!』って汗だくになりながら収録しました」と伝える。また畠中は「ギリギリ」と回答し、「これはなんて言えばいいんだろうね。なかなか攻めてる内容なんだけど……思った以上に大人向けかもしれない。『テレビ的に大丈夫なのかな?』っていうところを、結構ギリギリ攻めてる部分もあると思うし。ぜひこのギリギリのポイント、楽しんでください。攻めたほうが面白いし、知らない世界を見せてほしいもんね。アニメだからこそできる表現もあるし、確実に楽しめると思う」と訴えた。

左から下野紘、畠中祐。

左から下野紘、畠中祐。[拡大]

続いてクラブ・ワンのNo.1ホストであるコーイチ役の下野と、No.2ホストであるリョーイチ役の畠中が、“ホスト力”を競うコーナー「クラブ・ワンNo.1決定戦」を展開。「トーション」や「お茶」などのホスト業界用語に関する問題が続き、2人が知識を競い合う。さらにホストとしての接客スキルを試すコーナー「ホスト神接客対決」も実施され、下野と畠中は、それぞれのキャラクターを活かした接客を1分間披露。それぞれプロ顔負けの“ホストスタイル”を畳みかけ、会場を笑いで包んだ。

なおイベントの模様は、3月31日27時15分からテレ東で放送される「あにレコTV」内でオンエア。TVer、ネットもテレ東、番組公式サイトでは、4月1日12時に見逃し配信がスタートする。

※「AnimeJapan」のイベントレポートなど関連記事はこちらから!

アニメ作品情報

この記事の画像・動画(全13件)

アニメ「えぶりでいホスト」

放送情報

テレ東:2025年4月4日(金)より毎週金曜日25:13~
BS日テレ:2025年4月5日(土)より毎週土曜日24:56~

スタッフ

原作:ごとうにもえぶりでいホスト」(あすかコミックスDX / KADOKAWA刊)
監督・脚本:ラレコ
アニメーション制作:ファンワークス
製作:えぶりでいホスト製作委員会

キャスト

コーイチ:下野紘
ハジメ:八代拓
リョーイチ:畠中祐
センイチ:岡本信彦

(c)ごとうにも/えぶりでいホスト製作委員会

読者の反応

  • 1

コミックナタリー @comic_natalie

【AnimeJapanレポート】えぶりでいホストの見どころは?下野紘「ゴールデンボンバー」、畠中祐「ギリギリ」
https://t.co/3q8hMRsOqU

#えぶりでいホスト #アニメえぶホス #AJ2025 #AnimeJapan #アニメジャパン https://t.co/hN30BWPlub

コメントを読む(1件)

関連記事

ごとうにものほかの記事

リンク

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのコミックナタリー編集部が作成・配信しています。 えぶりでいホスト / ごとうにも / 下野紘 / 畠中祐 / NON STYLE / 美山加恋 / 鬼龍院翔 / ゴールデンボンバー / 岡本信彦 / 八代拓 の最新情報はリンク先をご覧ください。

コミックナタリーでは国内のマンガ・アニメに関する最新ニュースを毎日更新!毎日発売される単行本のリストや新刊情報、売上ランキング、マンガ家・声優・アニメ監督の話題まで、幅広い情報をお届けします。