フジテレビのアニメラインナップ発表会「フジアニ2025」が、本日12月9日に東京・青山某所で行われた。
YouTubeのフジテレビアニメ公式チャンネルで生配信された同イベント。フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」「+Ultra」「B8station」で2025年に放送となる作品に加え、映画、ショートアニメなどの最新情報が一挙に届けられた。イベントにはこれまでフジテレビで放送したアニメに多数出演してきた
まずは2025年に20周年を迎え、放送時間が深夜から23時に移行となる「ノイタミナ」のコーナーからスタート。花澤、梶、宮野がドレスアップした姿でステージに現れると、アニメ化が発表されていた「
梶は影山について「毒舌執事という、ほかにはなかなかない設定。ミステリー作品で推理パートがあるわけですけど、狂言回しのように淡々と解説していく様子が子気味いい。本当に謎が多いキャラクターなので、収録のときも自分の中で解釈していくのが難しくも楽しいです」とコメント。出で立ちから風祭そのものと花澤、梶から絶賛されていた宮野は、「僕の場合は音声を自分で録って送るタイプのオーディションだったんですけど、最初影山と風祭の両方を受けさせていただいて。(風祭の)原稿を読むときにセリフじゃないSEの『きゅぴーん、シャキーン、キラーン』っていう部分まで読んだんですよ。そしたら受かりました」と言って笑いを誘う。
キービジュアルが公開されると、風祭と同じポーズを決め出す宮野。演技の話が振られると、梶は宮野のアドリブについて触れ、「もちろん必要な場所に入れているわけですけど、毎回笑いが止まらないんじゃないかってくらい本当にすごいですから。そのあたりも注目してもらえたら」と伝える。ティザーPVが上映される段になると、今度はわざとステージの中央に立つ宮野。梶はそんな宮野にツッコミを入れながら、「本当に風祭をやるために生まれてきたような人だよ」としみじみとつぶやいた。
アニメの見どころについて宮野は「本当にテンポ感がいい作品。3人のやり取りもコミカルで面白く、観ている間に謎にのめり込んでいく。犯人たちは何を考えているのか。そういうところにもフォーカスしていくので人間模様としても心にグッと来るものがあると思います。『小野D(小野大輔)』ではなく『謎D』よろしくお願いします」とアピール。梶も「上質なミステリー作品に仕上がっております。コメディの部分も十分に混ざり合っておりますので、気楽な気持ちで観ていただけたら」と語りかける。花澤は「アニメーションが本当に素晴らしくて、ぬるぬる動くんですよ。風祭警部の動きなんか、どうなっちゃってんのっていうくらい。スタッフの皆さんも力を入れてくださってますし、私たちもヘトヘトになりながらアフレコしてますので、楽しみにしていてください」と言葉を結んだ。
“ニチアサ”枠として、毎週日曜日朝9時30分から放送されることになった「TO BE THE HERO」のコーナーでは、宮野、花澤が登壇。ティザーPVが上映されると、宮野は「これを日曜朝にやるなんて、攻めてますね。面白いですね」と期待を寄せる。ヒーローランキング第1位に君臨する絶対的なヒーロー・X役は宮野、ナンバーワンを目指す孤高の女王・クイーン役は花澤が担当。宮野はXについて「ナンバーワンなので誰もがXを知っていて、信頼を寄せているけど、その正体は誰も知らないというのが面白いですよね」と話し、花澤は「あまり群れない女の子ではあるんですが、隙が見えるというか人間らしいところがあるキャラクターです。戦いがハードなんですよ。どこまで言っていいのかわからないんですが、めちゃくちゃ戦っています」と気になる発言を残した。さらにオープニング映像が公開されると、2人は「これはどこにもない質感で新しすぎる」「質感がコロコロ変わっていくところも面白い」と絶賛した。
続いて10周年記念プロジェクトが始動することとなったアニメ「暗殺教室」のコーナーへ。「本日は特別なゲストにお越しいただきました」という呼び込みののち、殺せんせー役の福山と、殺せんせーの着ぐるみがステージに迎えられる。福山は殺せんせーとの出会いを振り返り、「殺せんせーに出会えていなかったらやっていないことがいくつかある。殺せんせーを通して生徒たちに学びを教える。やっぱりその景色や言葉を出していく中で、自分の中に芽生えたものが確かにある」と述懐する。
さらにアニバーサリー企画の第1弾としてアニメの第1期・2期が再放送されることが明らかに。福山は「10年前の作品という密度じゃないですよね。多分今観てもなんら遜色ない」と語ったうえで、「リアルタイムで触れてくださってる方、10年前から触れていってくださっていた方、今もずっと好きでいてくださっている方。いろいろな方が改めて観たときにどのように感じるのか。成長とは、学びとは、出会いとは何かとか、いろいろなものがそれぞれの立場の中で受け取れる作品になっておりますので、ぜひとも再放送で毎週毎週楽しんでいただいて、10周年イヤーを一緒に盛り上げていただけたら幸いです」と呼びかけた。なお本日のイベントの模様は、明日12月10日以降準備が整い次第、アーカイブ配信も実施される。
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楊(やん) @yan_negimabeya
「フジアニ2025」宮野真守が“リアル”風祭警部に、福山潤は「暗殺教室」への思い語る https://t.co/xwZyYH00uh