中西モトオの小説「
「鬼人幻燈抄」は170年という途方もない時間を旅する鬼人の物語を描く和風大河ファンタジー。山間の集落・葛野(かどの)繁栄の祈りを捧げる巫女“いつきひめ”の護衛であり、怪異を払いのける鬼切役・甚太が、遥か未来を語る不思議な鬼に出会うところから物語が展開される。
ティザービジュアルでは前を見据える甚太の背後で、彼の妹・鈴音と“いつきひめ”の白雪がかけっこをしている。背景は3人を優しく照らす夕日と、吹雪とのコントラストが印象的に描かれた。ティザーPVは森の中を素早く動く“何者か”を追う映像から始まる。さらに戦いを繰り広げる甚太と鬼や、片目が赤く光る鈴音、涙を流す巫女姿の白雪が収められた。170年と続く鬼と人の物語を映像で表現している。
甚太役は
メインスタッフも解禁に。監督は「アサシンズプライド」の相浦和也、シリーズ構成は「ノラガミ」の
アニメ「鬼人幻燈抄」ティザーPV
八代拓(甚太役)コメント
作品の魅力
たくさんの魅力が詰まっていますが、まずはたくさんの歴史が積み上げられているという部分です。僕が声優になる前からずっと紡がれ続けている物語であり、物語の中でも移り変わっていく人や時代の変化、読んだ物語がしっかりと自分の中にも歴史になっていく感覚がとても魅力的です。また異族同士の関わりや争い、気持ちの揺らぎが根幹にあるからこそ、同族との関係性も考えされるドラマが時に印象的に、時に儚く描かれている点も、個人的に大好きな魅力です。
演じるにあたっての意気込み
まずはこの役を演じられることを心から嬉しく思っています。たくさんの出会いと別れがきっかけとなり、変化していく人物だと捉えています。彼の生はある意味神秘的で、ある意味で残酷。彼が目で見て感じたことをできるだけ一緒に感じたいと思っています。また彼が求めているものや探しているもの、それによって湧き出てくる感情が表現できるよう、精一杯演じたいと思っています。
上田麗奈(鈴音役)コメント
作品の魅力
いろんな形の愛や憎しみが入り混じり、なんとも言い難いどうしようもなさがある所に魅力を感じました。人と鬼の間で揺れ動き続ける甚太から目が離せなくなる作品です。
演じるにあたっての意気込み
鈴音にとっての甚太って何なんだろう、と考え続けた第一話の収録でした。彼女が持つ愛と憎しみは一体どんな形なのか、これからも少しずつ知っていけるよう頑張ります…!
早見沙織(白雪)コメント
作品の魅力
そこに生きる人々の、愛と憎しみが交錯しながら繰り広げられる展開に、心が揺さぶられました。また、物語の序盤から訪れる衝撃の展開にも引き込まれました。
そして、江戸から平成まで、時間をかけて物語が紡がれるのも魅力的だと思います。長い時の中に心の移ろいがあり、どの時にもそこに生きる人の想いがあるのだと感じさせてくれる、美しい出会いと別れが詰まっていました。
演じるにあたっての意気込み
白雪は、特に序盤において、甚太と鈴音の二人と深く関わり合うことになる存在です。いつきひめとしての務めを果たしている時の凛々しさと、甚太たちの前で見せるくだけた表情のギャップが印象的で、心の奥にしっかりと芯を持つ人です。
アフレコでは、それぞれのキャラクターの想いを強く交わしあう瞬間が沢山ありました。ここから長きにわたるお話が始まっていくので、未来に思い馳せながらアフレコに臨みました。ぜひ、1話から最後まで、物語を見届けて頂きたいです。
「鬼人幻燈抄」
2024年夏放送
スタッフ
原作:中西モトオ(双葉文庫)
監督:相浦和也
シリーズ構成:
キャラクターデザイン:池上たろう
音楽:高田龍一(MONACA)、広川恵一(MONACA)、高橋邦幸(MONACA)
アニメーション制作:横浜アニメーションラボ
キャスト
※高田龍一の高ははしごだかが正式表記。
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「鬼人幻燈抄」アニメ化!ティザーPVが公開 甚太役は八代拓、上田麗奈と早見沙織も
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