湯浅政明監督らが「あたらしいテレビ2023」にVTR出演、心に残った映像コンテンツ紹介

アニメ監督の湯浅政明、津田健次郎、「SPY×FAMILY」「チェンソーマン」などを担当するマンガ編集者・林士平（りんしへい）氏が、2023年1月1日23時5分よりNHK総合で放送される番組「あたらしいテレビ2023」にVTR出演する。

映像コンテンツを振り返りながら、これから先の未来を考える番組「あたらしいテレビ」。湯浅監督、津田、林氏は、番組スタッフが厳選した映像コンテンツ業界で活躍する「今、会いたい8人」として登場し、それぞれが心に残る2022年の映像コンテンツなどを紹介していく。そのほか「今、会いたい8人」には、「ONE PIECE FILM RED」で歌姫・ウタの歌唱パートを担当したAdo、コスプレイヤー・えなこ、字幕翻訳者・戸田奈津子、ドラマ「妻、小学生になる。」に出演した俳優・毎田暖乃、ドラマ「silent」の脚本家・生方美久が選ばれた。

また番組には上白石萌音がVTR出演し、舞台「千と千尋の神隠し」についてトークを展開。番組の進行役を務める佐久間宣行、パンサー・向井慧、あのからはコメントが到着している。

佐久間宣行（テレビプロデューサー・ラジオパーソナリティ）コメント

収録を終えて

とにかくびっくりするキャスティングでした。2022年を象徴するヒットメーカーの方々はもちろん、大活躍している旬のタレントが出演して好きなテレビ番組や映像作品、自分がメディアに対して思っている疑問をどんどん出してくれるので、テレビの範疇だけじゃない大きなコンテンツ論になっていると思います。ぜひ沢山の人に見ていただきたいなと思います。

印象に残っていること

若手ディレクターの対談です。すごく刺激的だったし、とてもワクワクしました。これからのテレビに対してどうなるのかなって不安もありましたが、逆にとても楽しみになりました。

向井慧（パンサー）コメント

収録を終えて

毎年この番組が好きで見ていたので、出演者に選ばれたっていうことが１番です。今年1年、頑張れます（笑）。“テレビのコンテンツの最前線にいます”みたいな顔をして、ちょっと生意気にも喋っちゃっているんで、恥ずかしいんですけど。VTRでは“この人と一緒に仕事がしたいな”と思うような人たちが沢山出てきて、すごく刺激的でした。

視聴者に向けてひと言

僕ぐらいの年代の人、今37歳なんですけど、やっぱりテレビとラジオが“オワコンだよね”みたいな空気がとても悔しいと言いますか、“いや、そんなことないよ！”って言いたいけど、うまく反論できないと言いますか…。でも、この番組を見たことで、“まだまだ希望があるし何かまだやれることがありそうだ”って灯火を見つけたような気がします。テレビをまだまだ面白くする一役を担えたらなって気持ちになりました。

あの（歌手・タレント）コメント

収録を終えて

おしゃべり屋さんの二人がいるので大丈夫かなって思っていたんですけど、VTRで色々なジャンルの方がしゃべっているのを見て、勝手に自分が音楽を作る上でのクリエイティブ面でも刺激的で、自然と色んな意見が出せたので、僕にしては喋れたかなって思えました。

視聴者に向けてひと言

僕みたいな世代とかファンの子たちはなかなかテレビを見ないことも多いし、やっぱりどこかでなめていますよね。見下している面があるような気がするんです。でも、僕は今回収録をしていて、どんどんどんどん“何かめっちゃ希望あんじゃん！”って思っちゃいました。カッコいい人たちをいっぱい見たいので。だからぜひ、あなたも諦めずにテレビを見てくださいって思いました。