国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2023(TAAF2023)」のメインビジュアルが公開された。
2023年3月10日から13日まで東京・池袋で開催される「東京アニメアワードフェスティバル2023(TAAF2023)」は、新たな人材の発掘・育成、アニメーション文化と産業の振興に寄与することと、東京の魅力を発信し、観光振興に資することを目的とした映画祭。メインビジュアルは、「ゴー!ゴー!コニーちゃん!」や、ゲームソフト「ケロケロキング」などで知られる作家・きはらようすけが手がけた。ビジュアルには大空を駆ける猫の風神、雷神や、さまざまな国と地域から集った猫の仲間たちの姿が収められている。
きはらは「日本というイメージを中心においた上で、映画祭を開催できる喜びをポップに表現したい!」という思いをコンセプトにしたとコメント。「コロナ禍を乗り越えて開催される今回の映画祭…ここに描かれた猫たちのように春の日に集って、アニメを通して感動と喜びを分かち合いましょう!」と語った。
きはらようすけ(アニメーション作家・キャラクターデザイナー・あみぐるみ作家)コメント
コロナによって海外との行き来が制限されると、曖昧だった世界との境界線がはっきり意識されるようになり、僕自身自然と国内に目が向くようになりました。
日本っていい国だな~…美術も音楽も建物も食べ物も! 素敵なものいっぱいあるじゃん!
…なんて、ここ何年かは、日本を再発見するいい機会だったような気がします。
そんな「マイブーム日本」真っ最中の僕が、今回ポスター制作のお話をいただきました。
まずは日本というイメージを中心においた上で、映画祭を開催できる喜びをポップに表現したい!というのがコンセプト!
メインのモチーフはおなじみ俵屋宗達の風神雷神にしました。ネコキャラにすることで可愛さアップ。猫の風神は突風でコロナの暗雲を吹き飛ばし、その風にのって海外から仲間たちが続々とやって来ます。猫の雷神はそのエレクトリックパワーで池袋の街に6つのスクリーンを出現させ、様々な作品を上映します…。
コロナ禍を乗り越えて開催される今回の映画祭…ここに描かれた猫たちのように春の日に集って、アニメを通して感動と喜びを分かち合いましょう!
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