「Do It Yourself!!」稲垣好が初イベントに緊張、佐倉綾音は自分のキャスティング理由想像

オリジナルTVアニメ「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」の先行上映会とキャストトークイベントが、本日9月18日に東京の新宿バルト9で開催された。

10月5日より放送される「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」は、新潟県三条市を舞台に、幼なじみのせるふ、ぷりんら6人の女子高生たちがものづくりに悪戦苦闘する日々を描く物語。この日は第1話と第2話が上映され、トークイベントにはせるふ役の稲垣好、ぷりん役の市ノ瀬加那、くれい役の佐倉綾音、たくみ役の和氣あず未、しー役の高橋花林、ジョブ子役の大森日雅、МCとして天津向が登壇した。

自身が出演する作品のイベント登壇が初めてという稲垣は、緊張していた様子。作品の出来栄えを観客席に問いかけ、盛大な拍手が返ってくると、ホッとしたような表情を浮かべた。稲垣は「これまで（台本を）めくってもめくってもセリフがある、という経験はなく、てんやわんやでした」と収録を振り返る。作品の内容にちなみ、自身のDIY経験を問われたキャストたち。佐倉は両親が地方の民家を買い、自分たちでリフォームしているというエピソードを披露し、「そんな両親のもとに生まれているので、DIYは人生に馴染んでいます」と述べ、先日も両親の作業を手伝ったと明かした。

それぞれ自身が演じたキャラクターについての説明を求められると、稲垣は常に絆創膏を貼っているせるふについて「私の予想以上にケガをする」とコメント。想像力豊かで時に天才的なひらめきをするせるふに注目してほしい、と語った。せるふの幼なじみで、違う高校に通うぷりんを演じた市ノ瀬は、作中のぷりんがせるふに対して厳しいことから、「なんで、せるふに対してツンツンしてるのか、今後わかる日が来るのかもしれません。また、学校の違うぷりんが、どのようにせるふたちDIY部に関わっていくのか楽しみにしていてください」と3話以降の展開に含みを持たせた。

DIY部の部長であるくれいについて佐倉は「口数は少なめ。でもDIY経験は豊富です」と簡潔に述べ、オーディションの際にDIY経験についてのフリートークタイムが設けられたことを明かす。両親の影響もあり、くれいさながら経験豊富である佐倉は「DIYに関する知識がある人、というキャスティングだったのかな」と話した。和氣は自身が演じるたくみを「気が弱くて自分の意見をなかなか言えない子」と表現し、「でも手先が器用で、細かいことが得意です。回を重ねるごとに成長して、自分の気持ちをしっかり伝えられるようになっていきます」と注目ポイントを述べた。

ぷりんと同じエリート高校に通うしーに、高橋はスクリーン上のメインビジュアルを指しながら「本名が幸希心（こうきこころ）で、“こうきしん”とも読めるし、本当に好奇心旺盛。ご覧の通り屋根に乗っちゃうような子で、今後どんな活躍をしていくか見守ってほしい」と語る。大森が演じた12歳の天才留学生・ジョブ子は、第2話までは出番が少なかったことから、大森は「3話以降楽しみにしていただけたら」と話し、「最先端の技術を使いこなせるから、みんながやっているDIYをバカにする生意気さもあったり。でも、本当は寂しいんだよっていう子供っぽさとツンデレ具合を意識していました」と収録を振り返った。

イベントでは、DIYが「Do It Yourself」の略語であることから、稲垣たちがキャラクター名を略した「SRF」「PRN」などのアルファベット3文字を用いて文章を作り、作品をPR。また、イベント前に観客が飾り付けたDIY部の看板に、キャストたちがタイルを貼り、看板を完成させる場面も見られた。最後に稲垣は「人生初イベント、本当に幸せでした！ DIY部の活動を3話以降を見届けてください」と語りかけ、降壇した。

なおイベント中には、10月5日0時より「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」のコミカライズ版がスクウェア・エニックス公式マンガアプリ・マンガUP！」にて連載されることも発表に。単行本第1巻は11月7日に発売される。9月24日開催のNSTまつり2022内「新潟青春学園祭NSTまつりSP2部」と「新アニメDIY×NSTまつりSPトークショー」に稲垣が出演することや、11月20日に新潟・新潟市産業振興センターにて行われるスーパーガタケットにて、稲垣と市ノ瀬のトークショーが行われることも告知された。