8月1日に各動画配信サービスで配信開始されるオリジナルエピソード「HLB」と「笑え!地獄のように」の配信に先がけ、上映と合わせて行われた今回の舞台挨拶。1期からアニメに参加しているが、2人だけで行うイベントは今回が初だという緑谷出久役の
野球好きなプロヒーローたちが設立した草野球リーグ「HLB<ヒーローリーグベースボール>」を舞台にした「HLB」と、デク、爆豪勝己、轟焦凍がインターン中に遭遇した1つの事件が描かれる「笑え!地獄のように」。アニメオリジナルストーリーということから、山下はおなじみのキャラクターたちの普段と違う一面を楽しめる点をアピールする。「HLB」の話題では、檜山修之演じるオリジナルキャラクターのシシドに言及し、諏訪部が、アクリル板越しにも迫力を感じたという檜山のテンション高く熱い演技に注目していた。山下は、TVアニメ5期で名エピソードが描かれた相澤とプレゼント・マイクにも言及。本編がシリアスになる中、2人のコミカルな掛け合いにホッとしたことを明かしていた。
「笑え!地獄のように」では、見た相手を爆笑させてしまう個性を持つミスター・スマイリーが重要なキャラクターとして登場。山下は、そんな彼の個性によって、苦しくなるほどに大爆笑するキャラクターたちの貴重な姿が面白かったそう。中でも、普段はクールに笑う轟の笑い方は必見だと力説した。
この日のイベントでは、2人も初めて視聴するというTVアニメ第6期の最新PVもお披露目。オリジナルエピソードとは打って変わって緊迫感のある映像が終わるやいなや、2人とも興奮した様子でふんだんに収められたミルコのアクションシーンなどに注目して感想を言い合った。
1期から6年という歳月に、諏訪部も山下の成長を感じたことをしみじみと語る。またコロナ禍で人数を絞っての収録になっていることから、生徒役のキャストたちが揃って行われていた初期の収録を懐かしむ場面も。長い年月をともにしてきたキャストやキャラクターへの思いが溢れ、「先生はうれしいです」と相澤と自身を重ねて思いを吐露した。またスタッフの努力もあり、掛け合いの重要なキャラクターの収録は可能な限り揃ってできていることも明かした2人。山下も相手がいることで生まれる相乗効果が重要だと実感していることを伝えた。
6期の注目キャラクターを聞かれた諏訪部は、自身の演じる相澤を挙げ、リテイクとなるほど自身の気持ちが乗りすぎたというエピソードを話す。山下も自身が演じるデクの名前を出し、これまでと違った一面が観られるとアピールした。さらに、エンデヴァーやホークス、ミルコら2人からは次々と名前が挙がっていた。
締めの挨拶では山下が「これから、(デクは)いろいろ背負っていくことになると思うんですけど、皆さんと一緒に乗り越えられたら」とメッセージを送る。最後には、「ヒロアカ」のイベントではおなじみの「Plus Ultra!!」の掛け声も。山下と諏訪部の声に、観客が腕を挙げて応え、イベントを締めくくった。
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