「明日ちゃん」村上まなつが“手の筋はずし”披露、雨宮天はスカートの折れ目に注目

博原作によるTVアニメ「明日ちゃんのセーラー服」の先行上映会が、去る12月25日にスペースFS汐留で行われ、明日小路役の村上まなつ、木崎江利花役の雨宮天が登壇した。

2022年1月8日よりTOKYO MXほかにて放送開始される「明日ちゃんのセーラー服」は、田舎の名門女子中学に入学した明日小路とクラスメイトたちを描いた青春成長ストーリー。上映会の前にTwitterのスペースでトークしていたことを司会者から指摘された村上と雨宮。客席にもそのやり取りを聞いていたファンがいたことを知った雨宮は「ゲリラでやったのに」と驚く。また村上は、クリスマスのプレゼントとして雨宮から貰ったハンドソープをお守りにすると語っていたこと明かし、「（ハンドソープの）香りを嗅いで、天さんを感じながら明日のイベントもがんばります（笑）」と語り、観客を笑わせた。

自身が演じる小路について、村上は「まっすぐで元気いっぱいの女の子で、バク転もできちゃう運動神経の持ち主です。私も身体は柔らかいです」と説明。すると司会者から、村上のプロフィールの特技に書かれている「手の筋はずし」について質問が。村上は恥ずかしそうにしながらも「手の筋って皆さん動かないと思うんですけど、私は人の力を超えたものがあって、筋が外せるんですよ。見えますかね？」と手の甲を近くにいる雨宮に見せる。それを見た雨宮は「でも1センチ満たないぐらいだから、相当近くじゃないと見えない（笑）」と笑いながらコメントする。

アニメの注目シーンについての質問に、村上は「セリフになっちゃうんですけど、作中に『また明日』というセリフが出てきて。友達と別れるシーンとかお父さんとのシーンとか、全部に違う意味があるので、どんな気持ちで『また明日』と言ってるのか感じてほしいです」とアピール。また雨宮は「江利花ってこんなにキレイな女の子なのに、表情が豊かなんですよ。コロコロと表情を変えるところがすごいかわいいので、そこを観てほしい」と続ける。さらに気になるキャラクターの話になると、雨宮は「小路ちゃんのお父さんがいいんですよ。思春期の娘を持つお父さんの娘との距離感、緊張感がかわいらしくて。明日ファミリーも見どころです」と語った。

そしてこの日のイベントでは、アニメのキービジュアル第3弾を披露。サブキャラクターデザイン・総作画監督を務める安野将人が描き下ろしたキービジュアルには、小路と江利花に加え、鬼頭明里演じる兎原透子、若山詩音演じる古城智乃と、蠟梅学園中等部1年3組で小路と同じ班となるクラスメイト4人が、桜の舞い散る中一緒に駆け出す姿が描かれた。

モニターに映し出されたビジュアルに2人は「かわいい！」と盛り上がる。村上は「第1弾は明日ちゃん1人で、第2弾は江利花と2人、第3弾は4人と、どんどん友達が増えていく感じが素敵」と感想を述べると、雨宮は「制服で走り出しちゃったらもう青春ですよ（笑）。私、博先生が描く制服のスカートの折れ目の感じが好きで。それがこのキービジュアルにも反映されてて」と独自のこだわりを語った。さらに雨宮は、江利花の演技について博から「作らなくていいので、雨宮さんの地声でいいです」と言われたこと明かす。ところが実際の収録では音響監督から「中学生役なのでもうちょっと…」と指摘を受けたようで、「28歳の声帯とは違ったみたいですね（笑）」と苦笑いを浮かべていた。

最後、雨宮は「映像を観たときから、これを早くお届けしたいって気持ちでいっぱいでした。たぶんあっという間に見終わっちゃうと思うんですけど、見とれて見逃さないように、瞬きせずに見ていただけたら」と上映会を前にした観客たちにアピール。そして村上が「皆さん、どんな作品なのかドキドキしてると思うんですが、期待以上に素敵な作品です。絵もキレイでストーリーも心温まる、気付いたら泣いてるかもしれないので、楽しんでください」と語り、イベントを締めくくった。