Netflixが自社アニメに携わるクリエイターの支援強化目指す施設を新設、紹介動画も

Netflixが新拠点「Netflixアニメ・クリエイターズ・ベース」を東京オフィス内に開設した。同施設を通じて、Netflixが独自に開発・配信する作品に関わるクリエイターやアニメーション制作会社への支援強化を目指す。

「Netflixアニメ・クリエイターズ・ベース」はデザイナーやクリエイターが集まるコミュニティとなり、長期的にアニメーション制作ツールや技術の進歩を広く支援していくことを目指して作られた。「デザイナーズ・ガレージ」「ライターズ・ガレージ」「ラボ」という3つの空間から構成されている。

「デザイナーズ・ガレージ」はデザイナーやアーティスト向けの空間で、現在所属しているデザイナーは石舘波子とサイナ・シセの2人。石舘とシセは当面コンセプトアートの開発を主な業務とし、作品開発の初期段階をサポートしていく。この「デザイナーズ・ガレージ」には、今後さまざまな専門分野からスタッフが迎え入れられる予定だ。

「ライターズ・ガレージ」ではNetflixのアニメ作品に関わるスタッフが集まり、脚本の打ち合わせなどが行われる。そして「ラボ」はバーチャルリアリティやモーションキャプチャーなど、将来的に作品で使う技術を試すための多目的スペースだ。またYouTubeでは「Netflixアニメ・クリエイターズ・ベース」の紹介動画が公開された。