「窮鼠」世界観閉じ込めたグッズ、2人の同棲生活が垣間見えるカードセットなど

水城せとな原作による実写映画「窮鼠はチーズの夢を見る」のグッズが、9月11日に上映館と現代オンラインショップの公式サイトで発売される。

販売されるグッズは全部で4種類。クリアファイルと巾着トートには、恭一と今ヶ瀬が劇中で訪れる夜明けの海岸がプリントされた。クリアファイルの表面には映画のチラシを収納できるポケットも付いている。また海岸のカットに加え、恭一の部屋のベッドや、 2つ並んだ歯ブラシ、今ヶ瀬が恭一にもらって大事にしているジッポーライターと灰皿のセットなど、2人の同棲生活の様子が垣間見える写真を使用したポストカードセットも登場。さらにジッポーライターと灰皿を模したキーホルダーも用意された。

そのほか恭一の部屋の写真が公開され、ベッド、ハイチェア、洗面スペース、クローゼットの様子がお目見え。美術を担当した相馬直樹は「恭一の部屋は、あえて色のないなるべく無機質で、ちょっと冷たい感じが出て、かつセンスはよく、ということを考えて制作しました。コンクリート打ちっぱなしのスケルトンのリフォーム物件などをイメージしています」とセットプランについてコメント。部屋のレイアウトに関しては「行定監督と話しながら一番悩んだのは、ベッドの置き場所でした。また、今ヶ瀬といる時とたまきが来はじめてからでは、カーテンや家具が変わっているので、その違いにも注目して観ていただけたらうれしいです」とこだわりを明かした。

「窮鼠はチーズの夢を見る」は、受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた優柔不断な恭一と、恭一が7年ぶりに再会した大学の後輩・今ヶ瀬の関係を描く物語。恭一役は大倉忠義、今ヶ瀬役は成田凌が演じ、9月11日に全国公開される。