うた☆プリ、劇団シャイニング第2弾！染谷俊之・田川大樹・太田基裕が華麗に歌い踊る

舞台「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『マスカレイドミラージュ』」が、昨日9月28日に東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕。これに先がけて公開ゲネプロが行われた。

ブロッコリー原作の「うたの☆プリンスさまっ♪」より、2013年から翌14年にかけて発売されたドラマCD企画「劇団シャイニング」シリーズ。本作「マスカレイドミラージュ」は、舞台企画として再始動し、2017年6月から上演された「天下無敵の忍び道」に続く第2弾だ。脚本・演出をほさかようが手がけるオリジナルストーリーが展開される。

原案のドラマCD「マスカレイドミラージュ」に登場したレイジー（染谷俊之）、シーノ（田川大樹）、アインザッツ（太田基裕）の3人に加え、舞台で初登場するジェルマン（窪寺昭）、ジャスパー（堀池直毅）、スペンス（岸本卓也）、ジルコニア（関戸博一）もお目見え。貴族たちによる妖しくも美しい仮面舞踏会の最中で、さまざまな事件や人間模様が描かれた。

ゲネプロ前に行われた囲み取材には、レイジー役の染谷、シーノ役の田川、アインザッツ役の太田が登壇。染谷は自身が演じるレイジーについて「名門貴族で、やさしくて妹思い。いつも笑顔なんですけれども、『なぜ、いつも笑顔なのか？』という謎が作中で解けていき、少しずつ成長していくような役どころです」と語る。またレイジーとシーノの関係性について、「レイジーは貴族扱いされるのがすごく嫌いなんですけれど、幼馴染のシーノだけは貴族とか関係なく接してくれて、心許せる唯一の存在なんです。でもレイジーはシーノに対して秘密を抱えていて、そこに苦悩するシーンもあったりします」と明かした。

続いて田川は「僕が演じるシーノは警察官で、すごくやさしくて強い人です。少し変わった一面もあるんですが、他人のために自分の人生を捧げられるような、人を思いやるやさしさがあります」と述べる。太田は「アインザッツは怪盗で、いろいろな秘密が隠されていますので、ぜひ本編を観て『なるほどな！』と思っていただければと思います」とコメントした。

染谷は本作の見どころについて「視覚的に耽美な世界観を楽しんでいただけるだけではなく、共感できる人間関係や悩みがあると思うので、何かを感じていただけたら。レビューショーでは、ぜひ一緒に盛り上がりましょう！」と観客に呼びかけた。

田川は「大乱闘になる殺陣は、たくさんのキャラクターが出てくるんですが、それぞれの個性が出ているし、いろんな物語が存在するので見どころです。妖艶で耽美な仮面舞踏会の世界をお楽しみください」と笑顔を見せる。太田は「どんな方でも楽しんでいただけるテイストの作品です。皆さんの素敵な思い出になるように、僕らもがんばります」と意気込みを語った。

公演は9月28日から10月1日まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo、10月5日から8日まで兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて。なお本作のDVDとBlu-rayが、2018年2月2日に発売される予定。