富岡製糸場の若き工女描く「紅い襷」が中国・金鶏百花映画祭に正式招待

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富岡製糸場と絹産業遺産群の世界文化遺産登録3周年を記念した映画「紅い襷~富岡製糸場物語~」が、第26回金鶏百花映画祭に正式招待されることがわかった。

「紅い襷~富岡製糸場物語~」ポスタービジュアル

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「紅い襷~富岡製糸場物語~」

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「紅い襷~富岡製糸場物語~」

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本作では明治初期に故郷を離れて富岡製糸場に入場した若き工女たちと、製糸場の首長として尽力したフランス人ポール・ブリュナの物語が史実にもとづき描き出される。主人公・横田英役は、本作で映画デビューを果たした水島優。ドラマパートの監督を足立内仁章、ドキュメンタリーパートの監督を路川敬がそれぞれ務めている。このたび本作は、第26回金鶏百花映画祭の外国映画部門に当たる金鶏国際影展に正式招待された。映画祭は9月13日から16日に開催。金鶏国際影展の授賞式は9月15日に行われる。

水島は「この映画に主演が決まった時と同じかそれ以上の驚きと喜びを感じています。新人の私ではありますが、スタッフ全員の想いを背負って作品をしっかりとアピールしてきたいと思います」とコメントを寄せた。また群馬・富岡市の市長で本作の製作総指揮を務めた岩井賢太郎のコメントも到着している。

「紅い襷~富岡製糸場物語~」は群馬のユナイテッド・シネマ前橋、イオンシネマ高崎で10月7日より先行ロードショー。その後、東京・渋谷シネパレスで12月2日から14日にかけて公開される。

水島優 コメント

この度「第26回金鶏百花映画祭」招待の知らせを受け、この映画に主演が決まった時と同じかそれ以上の驚きと喜びを感じています。新人の私ではありますが、スタッフ全員の想いを背負って作品をしっかりとアピールしてきたいと思います。
富岡製糸場の工女達が紡いだ絹が世界に認められたように、この映画が世界の人たちにどのように映るか、大きな期待を持って参加したいと思います。

岩井賢太郎 コメント

富岡製糸場が、日本の近代化の為に果たした役割、その価値を伝える映画が、「第26回金鶏百花映画祭」に招待していただけたことは、大変光栄で、うれしく思うとともに、感謝を申し上げます。より多くの方々に鑑賞していただき、富岡製糸場の理解が深まることを期待しております。

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(c)2017 富岡市/富岡製糸場映画製作委員会

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