川原礫による小説「ソードアート・オンライン」が、ハリウッドで実写テレビドラマ化されることがわかった。
「ソードアート・オンライン」は、 バーチャルリアリティ技術を用いたゲームの世界に閉じ込められた主人公・キリトが、仲間たちとともにクリアを目指すSFファンタジー。2012年にテレビアニメ化され、劇場版アニメ「
今回、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」などに携わったアメリカの多角的メディア企業スカイダンスが、原作の全世界実写映像化権を購入したと発表。原作にならったストーリーで、シリーズ初の実写版となるドラマ化企画が進行中であるという。パイロット版エピソードの脚本は、「アバター」などの製作総指揮を務めたレータ・カログリディスが担当。またこのドラマに続き、同シリーズのバーチャルリアリティ体験企画の立ち上げも計画されている。
原作者の川原は「思いがけない展開にとても興奮し、また感動しています。映像を見られる日が楽しみで仕方ありません」とコメント。カログリディスは「何年もの間、『ソードアート・オンライン』シリーズの独創的で見事なストーリーテリングにインスパイアされてきました」と明かしている。
川原礫 コメント
「ソードアート・オンライン」がハリウッドで実写ドラマ化、しかもあのスカイダンスによって……という思いがけない展開にとても興奮し、また感動しています。映像を見られる日が楽しみで仕方ありません。今回のドラマ化を実現させて下さった全ての関係者様、そして「ソードアート・オンライン」をいままで応援して下さった全世界のファンの皆様に心から感謝いたします。
レータ・カログリディス コメント
何年もの間、「ソードアート・オンライン」シリーズの独創的で見事なストーリーテリングにインスパイアされてきました。最先端でありながら時代を問わない「ソードアート・オンライン」のストーリーを、スカイダンスで新しいシリーズとして立ち上げられること、また優秀なパートナーたちとともに仕事ができることをうれしく思っています。
デヴィッド・エリソン(スカイダンス・メディアCEO) コメント
スカイダンスでは、世界観を創作するというVRビジネスに取り組んでおり、テレビドラマをはじめ実写展開を計画しています。「ソードアート・オンライン」は、壮大なポップカルチャー現象となることでしょう。世界中の「ソードアート・オンライン」ファンに敬意を表し、レータや川原礫、そしてKADOKAWAやアニプレックスのチームとともに、真に感動的な新しい「ソードアート・オンライン」の世界を創り上げていくことを楽しみにしています。
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