LinQ「みんな好いとうと♪」舞台挨拶、新木さくらが初めてのソロ歌唱に緊張

4月16日、東京・シネマート新宿にて「みんな好いとうと♪」の舞台挨拶が行われ、主演を務めた九州発のアイドルグループ・LinQの新木さくら、共演の津田寛治、監督の宝来忠昭が登壇した。

「みんな好いとうと♪」は、突然解散宣告を受けたLinQメンバーたちが、グループを存続させようと奮闘するさまを描いた作品。LinQのメンバーが総出演するほか、いとうまい子、高橋かおり、津田らが脇を固めている。

舞台挨拶の冒頭、九州を拠点に活動を行っているLinQを代表し、新木が「大きな地震が起き、被害に遭われた皆さまへ心よりお見舞い申し上げます」と熊本地震の被災者へ哀悼の意を表し、会場に詰めかけたファンに義援金を募った。

主演に抜擢されたことについて新木は「29名のメンバーの中から主演に選ばれて、プレッシャーはすごかったです。しかし、期待に応えなくてはいけないと思い、精一杯、撮影をがんばらせていただきました。衣装をメンバーの舞川あやさんがデザインして作ってくれたんです。劇中衣装にも、ぜひ注目して楽しんでいただきたいです」と語った。劇中でLinQのマネージャー役を務めた津田は「新木さんは初主演作を宝来監督に撮ってもらいましたが、実は僕も監督に初主演の連ドラを撮影してもらったことがあるんですよ」と新木との共通点を明かした。

ここで、津田が新木にLinQの楽曲「telephone」の歌唱をリクエストする一幕も。歌い終えた新木は「生誕祭でも歌ったことがないのに、初めてソロで歌いました。緊張で声が出なくなりそうでした」と興奮気味に語った後、続けて「青い珊瑚礁」も披露。新木の歌声に津田は「目頭が熱くなりました。お父さんのような気持ちです」と感動した様子を見せ、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。

宝来が「福岡で映画を作りたい。九州や福岡の地元で活動しているLinQとエンタメを作りたいと思って作り上げました」と語ると、最後に新木から「アイドル好きな人もアイドル好きでない人でも、胸に響く映画です。素敵な映画なので、たくさんの方に観て知っていただきたいです」とまとめ、イベントを締めくくった。