本日2月20日、Vシネマ「ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー」の完成披露上映イベントが東京・Tジョイ大泉で開催された。
この映画は、2015年9月に最終回を迎えた特撮ドラマ「仮面ライダードライブ」のスピンオフ作品。イベントには本作の主人公・チェイス / 仮面ライダーチェイサー役の
客席から「チェイス!」「進ノ介!」という歓声や大きな拍手で迎えられる中、主演を務めた上遠野は「ありがとうございます!」と感謝を伝え、感無量の様子。仲間たちはその様子をほほえみながら見つめ、稲葉は剛のような口ぶりで「今日はね、“ダチ”のアレなんで来ましたよ」と挨拶して会場を沸かせる。
もともと、チェイスのスピンオフを作るかもしれないとスタッフから聞いていたという上遠野。しかしいつまで経っても話が来ず、「ポシャったのかなと思っていました(笑)」と告白。ようやく台本を手にしたときは「喜び半分、『本当にやるんだ!?』という驚き半分でした!」と率直な思いを伝えた。一方、竹内からも「台本を開いて、ドライブの名前があって『ヨッシャ!』って思いました」と本音が。作品の感想については「(テレビシリーズの)“42.5話”みたいな内容。チェイスのことがもっと好きになりました」とコメント。さらに竹内が「福井刑事との共演も……」と口にすると、木ノ本から「照井です!!」と即座に名前の訂正が入る。
実際に劇中で進ノ介が照井の名前を間違えるシーンがあり、これは竹内のNGが台本にそのまま反映されたという。「僕、本当にアクセルが大好きで。『共演するならどのライダーがいい?』って聞かれると、アクセル!って答えてたんですよ」と喜々としてしゃべる竹内を横目に、稲葉は「コイツこんなに好きだって言ってるのに、テストのとき本気で間違えたんですよ! 僕が尻をベシッて叩いたら、監督が『あれ、まんまやっていいよ』って(笑)」と裏話を明かす。木ノ本が「好きだ好きだ!って言ってたのに、マジで間違えるんだもん。ちょっとショックだったなあ」と言って拗ねてみせると、客席から笑い声が。また木ノ本はチェイスとの共演シーンが少なかったと残念がっていたが、すぐに「でもあの2人、絶対に会話成立しないよね……」と気付き、上遠野も「ですよね。2人ともなんかすごい格好してるし……」と同調した。
本作を昨日観たばかりだという内田は「懐かしくって、でも新しいなっていうところもありました」としみじみ。そして撮影中を振り返って「久しぶりの霧子がうまくいかず、すごい怒られました」と明かすと、共演者たちは思い出し笑いを始める。竹内から「『ざまあみろ!』と思いましたよ(笑)」、稲葉からは「朝イチに撮影して、怒られるだけ怒られて帰ってました」といじられる内田だったが、「でもそれすらもすごい楽しくて! がんばらなきゃって思ってました」と「ドライブ」チームと再び過ごした時間を懐かしんだ。
また4月20日には、小説「仮面ライダードライブ マッハサーガ」が発売される。いち早く読んだという稲葉は「ここまで話がつながっていくのはうれしい。ずっと『ドライブ』を愛してくださった皆さんにも読んでいただきたいです。剛の未来や原点が事細かに描かれ、こんな設定あったんだ!っていうところもあります」とファンの期待を高めた。さらに「内田理央さんにも面倒くさがらず読んでほしいですね」と名指しにすると、内田は「もちろん、1字1句!」と即答。最後に登壇者を代表し、上遠野が「こうしてチェイスを軸にした物語を作っていただけたのは、各キャラクターを愛してくださった皆さんがいてこそ。『ドライブ』の物語はまだ続いていくので、これからもよろしくお願いします!」と語り、イベントを締めた。
Vシネマ「ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー」のBlu-ray / DVDは、4月20日に発売。なお東映特撮ファンクラブ公式サイトでは、本日2月20日夜から21日23時59分まで、本日の舞台挨拶の模様が有料配信される。会場に来られなかったファンは要チェックだ。
関連する特集・インタビュー
関連記事
上遠野太洸の映画作品
関連商品
リンク
- Vシネマ「ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー」公式サイト
- 東映特撮ファンクラブ
- Vシネマ「ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー」初回生産限定版「ブレイクガンナー(ドライブサーガVer.)&ライノスーパーバイラルコア」PV
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
山口純一 @junichi_yama
冷たい雨…あの日の様に…
完成披露上映会如何でしたか?
Vシネマ「仮面ライダーチェイサー」完成披露、上遠野太洸は「喜び半分、驚き半分」 https://t.co/wvdPhByw5T
#仮面ライダーチェイサー #魔進チェイサー #超魔進チェイサー #プロトドライブ