千葉繁も待ちわびた！実写版パトレイバーがAnimeJapanに

「機動警察パトレイバー」の実写化プロジェクト「THE NEXT GENERATION パトレイバー」が、本日3月22日から東京ビッグサイトにて開催されている「AnimeJapan 2014」に出展。実物大のイングラムこと98式AVが展示されているほか、トークショーなどのイベントが行われた。

イベントでは第0話となる「栄光の特車二課」をスクリーンで上映後、主演の泉野明（いずみの・あきら）役を演じる真野恵里菜、シバシゲオ役を演じる千葉繁、および監督の押井守によるトークショーを実施。アニメなどで描かれてきた初代の特車二課と、本作に登場する3代目とをつなぐキーパーソンである千葉の登場に、客席は大きな盛り上がりを見せた。

千葉は実写版の出演依頼が来たときの気持ちを、「『やっと来たな！』という感じでした」と述懐。「アニメをやっていたころからずっと『実写にならないのかな』と思っていたので、オファーを受けたときは本当に嬉しかった」と喜びを語る。また押井が千葉の演技について「アニメと実写であまり変わらない」と話し、場内が笑いに包まれる一幕も。

続いて完成したばかりという、第1話以降のオープニングムービーを初披露。映像を盛り上げる川井憲次の音楽について、千葉は「川井さんの曲を聴くと元気になります」と絶賛し、押井も「この音楽は川井くんにしかできないでしょう」と太鼓判を押していた。

イベントの最後に真野は「アニメやマンガで描かれていたパトレイバーのいいところを残しつつ、新しい世界観を作れたのではないかと思っています。ぜひ劇場で観てほしい」と、作品の出来に自信を見せる。2015年の長編作品公開も控えているなか、「これからも特車二課の隊員としてまだまだがんばりますので、応援をよろしくお願いします」と締めくくった。

「THE NEXT GENERATION パトレイバー」は、2014年から2015年にかけ、全13話を7章に分けて劇場公開。第0話と第1話を収録したシリーズ第1章は、4月5日より新宿ピカデリーほかにて順次上映される。

■「THE NEXT GENERATION パトレイバー」第1章 予告