オープニングプログラム「現実の別の姿/別の現実の姿」
2025年10月1日(水)
GLOBAL RING THEATRE<池袋西口公園野外劇場>
コンセプト:岡田利規
インストラクション:市川沙央、ダ・ヴィンチ・恐山、手塚夏子
構成:手塚夏子、横田僚平
DJ:okadada
出演:青柳潤、生実慧、岩田奈津季、女屋理音、串尾一輝、佐藤駿、芝崎健太、高杉征司、瀧腰教寛、中川友香、西山真来、浜田誠太郎、まぼろしパンダポイポイ ほか
作品紹介
「秋の隕石2025東京」のオープニングを飾る新作野外パフォーマンス。岡田利規のコンセプトを掲げて市川沙央、ダ・ヴィンチ・恐山、手塚夏子がテキストを執筆。パフォーマーはいずれかのテキストが与えられ、パフォーマンスを行う。
岡田利規 ダンス作品兼演劇作品「ダンスの審査員のダンス」
2025年10月1日(水)~5日(日)
東京芸術劇場 シアターイースト
作・演出:岡田利規
出演:中村恩恵、酒井はな、島地保武、入手杏奈、矢澤誠/小林うてな
作品紹介
岡田利規が作・演出を手がける“ダンス作品兼演劇作品”。ダンスの審査会に臨むダンスの審査員たちを描く。なお本作はリラックス・パフォーマンスとして上演されることを前提に構想された作品となる。
芸劇オータムセレクション 佐々木蔵之介ひとり芝居「ヨナ-Jonah」
2025年10月1日(水)プレビュー公演
2025年10月2日(木)~13日(月・祝)
東京芸術劇場 シアターウエスト
原作:マリン・ソレスク
翻訳・修辞:ドリアン助川
演出:シルヴィウ・プルカレーテ
出演:佐々木蔵之介
作品紹介
ルーマニアを代表する演出家シルヴィウ・プルカレーテと佐々木蔵之介の3度目のタッグとなる本作。旧約聖書に書かれた鯨に飲み込まれたヨナの物語を描く。東欧ツアーを経ての東京公演に期待だ。
Shakespeare's Wild Sisters Group × 庭劇団ペニノ「誠實浴池 せいじつよくじょう」
10月3日(金)~5日(日)
東京芸術劇場 プレイハウス
作:王嘉明(ワン・チャミン)、タニノクロウ
演出:王嘉明(ワン・チャミン)、タニノクロウ
出演:Fa(ファ)、楊迦恩(ヤン・ジャエン)、崔台鎬(ツゥエ・タイハウ)、陳以恩(チェン・イーエン)、洪佩瑜(ホン・ペイユー)(台湾)、片桐はいり、金子清文、藤丸千(日本)
作品紹介
台湾を拠点とする王嘉明と庭劇団ペニノのタニノクロウが、片桐はいりをはじめとする日台の俳優たちとと共に、廃墟となった銭湯を舞台にした物語を描き出す。そこには未練を遺して戦死した男たちが集まり、その未練は女たちによって癒やされ……。
フェイ・ドリスコル「Weathering」
2025年10月10日(金)~12日(日)
東京芸術劇場 シアターイースト
コンセプト・振付・演出:フェイ・ドリスコル
出演:ジェームズ・バレット、カーラ・ブロディ、デビッド・グズマン、エイミー・ジェルヌクス、マイケル・マライ・ネアーン、マヤ・ラリベルテ、ジェニファー・ニュージェント、コリー・シールズ、カルロ・アントニオ・ヴィラヌエバ、ジョー・ウォーレン
作品紹介
2023年にアメリカ・ニューヨークで初演されたフェイ・ドリスコルの作品。筏に乗った10人のパフォーマーの身体表現と音、香り、液体、オブジェクトによって、セリフのないパフォーマンスが繰り広げられる。
芸劇オータムセレクション「Mary Said What She Said」
2025年10月10日(金)~12日(日)
東京芸術劇場 プレイハウス
演出・舞台美術・照明:ロバート・ウィルソン
出演:イザベル・ユペール
作:ダリル・ピンクニー
音楽:ルドヴィコ・エイナウディ
作品紹介
7月に死去したロバート・ウィルソンが演出・舞台美術・照明を手がける、イザベル・ユペールによる一人芝居。悲劇のスコットランド女王メアリー・スチュアートの処刑前夜を、五感に訴えかける鮮烈な演出で描き出す。
ハンダ・ゴテ・リサーチ&ディベロップメント「第三の手」
2025年10月17日(金)~19日(日)
東京芸術劇場 シアターウエスト
作:シュヴァーボヴァー&ドブロディンスカー、kosmo_nauty、デルネル&ニェメツ、プロハースカ
出演:トマーシュ・プロハースカ、ヴェロニカ・シュヴァーボヴァー、ヤン・デルネル/ヴァヴジネツ・ニェメツ
作品紹介
人形劇研究者の山口遥子キュレーションにより、チェコの劇団ハンダ・ゴテ・リサーチ&ディベロップメントの作品が登場。「第三の手」は同カンパニーが1990年代の実験的な人形劇を蘇らせるべく挑んだ作品となっている。
フォースド・エンタテインメント「Signal to Noise」
2025年10月17日(金)~19日(日)
東京芸術劇場 シアターイースト
作・演出:ティム・エッチェルス
出演:ロビン・アーサー、セケ・チムテングウェンデ、リチャード・ロウドン、クレール・マーシャル、キャシー・ナデン、テリー・オコネル
作品紹介
英国のカンパニー、フォースド・エンタテインメントの劇団設立40周年記念作品。芸術監督のティム・エッチェルスが作・演出を手がける本作では、6人のパフォーマーがAIの声に合わせてリップシンクする。
ユーバランス
2025年10月24日(金)15:30~21:00(予定)
2025年10月25日(土)14:30~21:00(予定)
東京芸術劇場 シアターイースト、ロワー広場、アトリウム
出演:網守将平、井上銘、梅林太郎、岡田拓郎、小田朋美、音無史哉、カニササレアヤコ、香田悠真、ゴンドウトモヒコ、崎山蒼志、澤部渡(スカート)、詩的な食卓(石塚周太+イトケン+大崎清夏+葛西敏彦)、想像力の血、蓮沼執太チーム、原元由紀、日野浩志郎、福原 音、マーティ・ホロベック、街裏ぴんく、松丸契、三浦康嗣、皆神陽太、ユザーン、ermhoi、Rico(LAUSBUB) ほか
作品紹介
サウンドエンジニアの葛西敏彦がディレクターを務め、2024年に初回が開催されたユーバランスは、複数の場所で同時多発的に行われる音楽イベント。観客は、自身の良いと思う“バランス”で、自分なりの楽しみ方を見つけよう。
うたうははごころ「劇場版☆歌え!踊れ!育て!ははごころの庭~子供服は輪廻です~」
2025年10月25日(土)・26日(日)
東京芸術劇場 シアターウエスト
作・演出:菊川朝子
出演:稲毛礼子、榎本純子、太田みち、菊池ゆみこ、高橋美貴、高村志穂、野村沙月、原田優理子、由かほる、菊川朝子
作品紹介
2017年に結成された、母となった女優たちによる“ママさんコーラス演劇”。団体初の劇場公演となる今回は、子どもと大人が共に劇場空間を楽しめるような作品を目指す。なお子どもの入場チケットはおさがり服となっている。
シャヴィエ・ボベス「やがて忘れてしまうもの」
2025年10月28日(火)~11月3日(月・祝)
東京芸術劇場 シアターウエスト ほか
作・演出:シャヴィエ・ボベス
出演:フランチェスコ・シノーポリ
作品紹介
人形劇研究者の山口遥子キュレーションによる、スペインのアーティスト、シャヴィエ・ボベスの作品。ボベスはキーホルダーや絵葉書、古い写真などさまざまな身近なオブジェクトを用いて、スペインの歴史を描き出す。なお1回の観客は5人限定。
[関田育子]「under take」
2025年10月31日(金)~11月3日(月・祝)
東京芸術劇場 シアターイースト
クリエーションメンバー:石川朝日、小久保悠人、小菜美、関田育子、中條玲、土屋光、富髙有紗、長田遼、野田帰里、林純也、半澤裕彦、星和也、増田祥基、森山千代、横山媛香、吉田萌 ほか
作品紹介
劇場空間が持つ構造や俳優の身体などあらゆる要素を等価として捉える演劇団体[関田育子]が、今回は舞台機構をあらわにした劇場空間で新作を立ち上げる。なお[関田育子]では、出演者も全員クリエーションメンバーとして創作に参加する。
芸劇オータムセレクション ダミアン・ジャレ × 名和晃平
「Planet[wanderer]」
2025年11月1日(土)~3日(月・祝)
東京芸術劇場 プレイハウス
コンセプト・振付:ダミアン・ジャレ
コンセプト・舞台美術:名和晃平
出演:ショーン・アハーン、エミリオス・アラポグル、カリマ・エル・アムラニ、フランチェスコ・フェラーリ、ヴィンソン・フレイリー、クリスティーナ・ギエブ、アストリッド・スウィーニー、湯浅永麻
作品紹介
フランス系ベルギー人の振付家ダミアン・ジャレと彫刻家の名和公平による、2021年初演作。2016年発表の「VESSEL」、2021年発表の「Mist」に続く本作では「古事記」に描かれる「葦原中国」を舞台にした世界観が描かれる。
花形槙「エルゴノミクス胚・プロトセル」
2025年11月1日(土)~3日(月・祝)
東京芸術劇場 アトリエウエスト
作:花形槙
椅子-人間:萩原富士夫、武本拓也、境佑梨、吉田萌、花形槙、アームチェア、ウィンザーチェア、キーボードベンチ、スツール、カウンターチェア、スタッキングチェア、フォールディングチェア、ゲーミングチェア、3Dチェアアセット ほか(日替わり)
作品紹介
花形槙が人工物や技術と人間の関係を“捻転”させることを目指す本作。工学研究から始まりメディアアート・現代美術出身の花形が、画像生成AIや強化学習といった手法を用いて、「椅子になる」ことを目指す。
アリエル・ドロン「オブジェクトシアター ワークショップ / プロフェッショナル編」「オブジェクトシアター ワークショップ / 実験体験編」
「オブジェクトシアター ワークショップ / プロフェッショナル編」2025年10月28日(火)~11月1日(土)
「オブジェクトシアター ワークショップ / 実験体験編」2025年11月3日(月・祝)
東京芸術劇場 シアターウエスト
作品紹介
人形劇研究者の山口遥子キュレーションによる、人形遣い・演出家・パフォーマーのアリエル・ドロンによるワークショップ。全5回のプロフェッショナル編と、1日限定の一般向け「実験体験編」の2プログラムが開催される。要事前申込。プロフェッショナル編は最終日11月1日に成果発表が行われ、観覧が可能。
※このほかの[上演じゃないプログラム]にはシビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT] × 舞台芸術祭「秋の隕石」「Super Sober Shamanism:同期・共在・模倣を演劇とテクノロジーの両岸から考える複数の時間・空間・身体が重なる現代の感覚を手掛かりに、テクノロジーと舞台」、「次はどこ?みて、はなすレジデンシー」、「海外プレゼンター招聘」、コンセプトブック「文脈たちの宴」、山口遥子 レクチャー『現代オブジェクトシアターへのクイックガイド』などがラインナップされている。