相方・ともしげのこと、SNSで明かされることのない私生活、未来への展望などを綴った同書。22年の芸人人生を振り返るような内容にもなっており、なかなか笑いをとれなかった下積み時代のエピソードが収められている。写真はカメラマンとしても活躍している
普段本を読むことも、もちろん書くこともしてこなかったという芝。出版社から「書いてみませんか」と依頼を受け、「いい機会」と執筆を決めた。最初は原稿用紙と鉛筆を近所の文房具店で購入して机に向かったが、「とんでもなく大変で、腹が立ってやめました(笑)」。パソコン入力も苦手なため、目視で文字数を計算しながらスマホで執筆を進めた。そんな苦労もあったが、「自分のことを振り返る楽しさもあった。意識はしていないけど、そういえば自分はこう思ってるなと再認識することができた」と自分にとっての発見も。同書にはかねてより付き合いのある芸人の名前が多数登場するが、「思い入れがある芸人さんは書ききれないくらいいる。1冊出したらもう当分出さないだろうなと思っていたけど、次出すとしたら芸人さんたちの話を書いてみたいなと思った」と次回作への意欲も湧いた。
全国の書店で発売され、「不思議な気持ちです」。地元の先輩が店頭の写真を撮って送ってくれたそうで、「それを見ると『うわ~』となります」と率直な感想を明かす。「憧れていた先輩たちは漫才やってテレビも出るけど、本も出すし歌も出す、映画も出る。そういう、ぼんやり追いかけてきたうちの1つの夢が叶ったなと感慨深さもあります。あとは歌だけですね(笑)」と喜びも感じている様子。
今回カメラマンを務めた加賀は、モグライダーが2018年にリリースしているDVD「穴掘り天国」のジャケット写真を撮影している。「当時、カメラ始めたての加賀くんと、六本木の交差点で撮った。ヘルメットかぶって、つるはし持って、通報されて、大変だった(笑)。そのときから『すごくいい写真撮るな』と思っていたけど、最近も朝の番組で写真を撮るロケに行かせてもらっている」と苦い思い出を回想。「この日は1日僕のためだけに撮ってくれた。ずっと『カッコいい、カッコいい』と言ってくれて、できあがったやつを見たら本当にカッコよくて。無理なく、普段の雰囲気で撮ってくれていて、その状態でカッコいいんだから、(自分は)カッコいいんでしょうね(笑)。おちゃらけようとも思ったんですけど、カッコよくても笑えるかなと思ってもういいやって」と認めていた。
印税の使い道を聞かれると、「どのくらいもらえるかもよくわからない(笑)」と困惑しつつ、「40歳くらいからお金が入っても使い道がない、遊び方も知らない。もうちょっと広いおうちに引っ越せたらなとは思いますね。上の子が来年小学校に上がるので、親が芸能人だって周りの子にわからせられるくらいに、『うち来る?』って自信持って言えるような家に引っ越せたらなとは思います」とコメントした。
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