TIGORA×音楽ナタリー OKAMOTO'Sが着るフェスルック 01|フェス初心者からエキスパートまで 音楽を愛するすべての人々に送る都市型フェスコーデ アルペン発スポーツブランドの最新アイテムを徹底紹介

OKAMOTO'S interview

よく泣く人は撥水仕様のアイテムを

オカモトショウ(Vo)

オカモトショウ(Vo) スタイリストのTEPPEIさんがめちゃくちゃかわいいコーディネイトを組んでくれて。シャツもパンツも2枚重ねしていたり、全体的にかなり高度におしゃれな重ね着のアレンジをしたりしてますけど、こういう遊びにもぜひトライしてみてほしいですね。都市型フェスは会場までの道のりやステージ間の移動もラクなので、ファッションも楽しめると思うんです。あと、着用したアイテムは全部着心地がいいなと思いました。軽かったり、通気性がよかったり、パンツもドローコード仕様だったり。重ね着してもストレスフリーだったので、そこもすごくいいなと。普段、いかに自分が機能性に乏しい服を着てるか痛感しましたね(笑)。シューズもめちゃくちゃ軽かったです。都市型フェスのコーディネイトで履きましたけど、アウトドア仕様にもなっているので頼もしいですよね。タフな素材なのに軽いのは最高です。

オカモトコウキ(G)

オカモトコウキ(G) ベストは非常に軽い素材感で気軽に着られるし、ポケットがいっぱいあるのは便利ですし、正義だなと(笑)。スマホや財布、ペットボトルも余裕で入るので。お客さんの心理としてはステージに近い場所でライブを観たいと思ったときにハンズフリーのほうが絶対にいいはずで。そういうときにこれだけポケットがあると安心ですよね。カットソーもヘビーウェイトで高級感があってよかったです。OKAMOTO'Sの渋谷系担当としてボーダーはもともと好きな柄なのでバッチリでした(笑)。シューズもトレッキングっぽいデザインでありつつ、すごく軽くて履きやすかったです。

ハマ・オカモト(B)

ハマ・オカモト(B) 4人の中でも特に、僕に関してはそのまんま普段着ているようなスタリングだなと思いました(笑)。こういう柄物のシャツをパンツインして着ていることも多いんです。デザイン性のあるアイテムでありながら、撥水仕様だと聞いて驚きました。ほかのメンバーもそうかもしれないですけど、意外と私物では機能性のある服を持ってないので。僕はプライベートでフェスに遊びに行ったことが一度もなくて(笑)。でも、お客さんを見ているといつもすごいなあと思うんですよ。出演しているアーティストたちより、お客さんのほうがずっと音楽好きだなと本当に思います。だって、都市型フェスだと朝から夜まで移動し続けながらライブを観るわけじゃないですか。そりゃあ快適でポケットがいっぱいある服を着たほうが楽しめますよね。

オカモトレイジ(Dr)

オカモトレイジ(Dr) 俺も言われるまで撥水仕様だと気付かなくて。そういう機能性の高い服ってゴワゴワしていたりするイメージがありますもんね。靴も軽いし、これでどこでも行けそうだなと思いました。普段、自分の趣味でわりと重い靴を履くことが多くて、2年前に「フジロック」に出演したときはロガーブーツを履いて行ったくらいで(笑)。だからここまで軽い靴は新鮮でしたね。ショートパンツも普段あまり着ないから新鮮でしたし、感動してよく泣くのでシャツとかも撥水仕様の服を持ってたほうがいいかなと思いました(笑)。高級なレザーの服を着ているときに泣いちゃって、シミが残ったりすることがマジでけっこうあるんですよね。そういうときに涙も撥水してもらったほうがいいかもしれない。

KANDYTOWN、Superfly、THE FLAMING LIPS……都市型フェスのハイライトは

ショウ 都市型フェスというと、プライベートで何度か「SONICMANIA」に遊びに行ったことがあって。KasabianやKANDYTOWNが出た年(2017年)が印象に残ってます。KANDYTOWNが出ているフェスに遊びに行くと、約束しなくても友達に会える感じがあったんですよね。都市型フェスだと気軽に遊びに行けるからよりそういう傾向があると思います。ラインナップの豪華さもありながら、電車で行けるし、日常の延長線上にフェスがあるというのがいいですよね。19歳のときに初めて「COUNTDOWN JAPAN」に出たときにコウキと2人で出番の翌日も遊びに行ってSuperflyのライブを観たことを今でもよく覚えてます。あれが人生初の都市型フェスでしたね。コウキが最前列まで行って、Superflyが「How Do I Survive?」を演奏しているときにボーッ!と火柱が上がって、「すげー! 熱い、熱い!」と喜んでたのをめっちゃ覚えてます(笑)。

レイジ 俺は断然、都市型フェス派で。会場だと幕張メッセのイメージが強いですね。2012年春の「METAMORPHOSE」で観たThe Flaming Lipsのライブがめちゃくちゃよかったのを覚えてます。会場の規模がデカくなるとエネルギーが分散するので泣きはしなかったんですけど(笑)、あのときのThe Flaming Lipsのライブの演出が本当にエグくて。めちゃくちゃデカいLEDビジョンを持ち込んだり、風船状の玉に乗ってウェイン・コインが出てきてお客さんの頭上を転がったり、指先からビームを出しまくってたりとか、上手と下手のステージ袖に20人ずつくらいコスプレした人がずっとライブを観てたり。これがワンマンだったらわかるんですけど、フェスでこの規模の演出をやっちゃうのがすごいなと思って。あと、都市型フェスに行ったときは決断力が大事だなと思ったんですよね。だってどんなごはんを食べるとか、どのアーティストのライブを観るとか、どのタイミングで帰るとか、ウダウダやっている時間が一番もったいない。そういう時間が楽しいと思う人もいるとは思うんですけどね。あとは……なるべく手ぶらがいい。だから、ポケットがいっぱい付いてる服とかかなり便利だと思いますね。

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TIGORAはOKAMOTO'Sが着用したメンズアイテムだけでなく、スタイリッシュで機能性の高いレディースアイテムも豊富に取りそろえている。

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注目のレディースアイテム

スカーチョ

スカートとガウチョをかけ合わせたアイテムで、カラーはベージュ、マスタード、マゼンダ、ブラックの4種類。ストレッチ性のある撥水素材で軽量のため、キャンプやフェスなどのアクティブシーンでも活躍しそうだ。

プロフィール

OKAMOTO'S(オカモトズ)

オカモトショウ(Vo)、オカモトコウキ(G)、ハマ・オカモト(B)、オカモトレイジ(Dr)からなる東京都出身の4人組ロックバンド。2010年、日本人男子最年少の若さでアメリカの音楽フェス「SXSW2010」に出演し、以降も海外での活動も積極的に行う。2010年5月に1stアルバム「10'S」でデビュー。2019年に結成10周年イヤーを迎え、6月には自身初の東京・日本武道館ワンマンライブを成功させる。2023年5月にはニューシングル「Where Do We Go?」のリリースを控えている。関ジャニ∞や菅田将暉などさまざまなアーティストのプロデュースや楽曲制作、映画やドラマの劇伴制作も行い、メンバー個々でプロデュースワークやDJ活動なども行っている。


2023年5月19日更新