第1回放送では「スペシャルロック対談」のコーナーに後藤まりこが出演。後藤は「バンド時代の良かった思い出を思い出そうと思ったけどあんまなかった」「解散するとき相当モメたよ」とミドリ時代を振り返る。また観客の上を歩いたり、マイクで頭を殴打して流血したりする過激なパフォーマンスの真意を語る。「竹山にお勧め お前はこれ聴いときゃ間違いねーよアーティスト」（以下、「竹山にお勧め」）のコーナーには、ジョニー大蔵大臣が登場。「今年も紅白に出られなかった」など本気とも冗談ともつかない発言を繰り返してMC陣を困惑させる。さらにアコースティックギターをかき鳴らしながら代表曲「農業、校長、そして手品」を披露する。

番組には前回に引き続き後藤まりこが出演する。後藤は「あるフェスで『ダイブしたらあかん』って言われたから人の上に立ったら怒られた」「ボクには怒ってビッグアーティストには怒らないのが嫌」と不満をぶちまける。「竹山にお勧め」にはクリトリック・リスが登場。彼は名前がネックとなり「竹山ロックンロール」がテレビ初出演であること、あるイベントに出演した際に名前を勝手に「クリアンドトリック・リス」に変えられたことなどを話す。さらに昨年で勤めていた会社を辞めたことを明かし、「クリ1本でやってけないでしょ？」と言うカンニング竹山に対して「仕事は引き継げるけどクリトリック・リスは引き継げない」と言い放ってスタジオを大爆笑させる。

第3回放送のゲストはの子。彼はインターネットでの動画配信について「何か悩みとか怒りとか溜まっているものが表現されて作品となればいいなと思っていているので、ちゃんと配信の終わり方を考えている」「作品のためなら自分を犠牲にしてでも作りたい」とアーティストとしての矜持を語る。「竹山にお勧め」に登場した0.8秒と衝撃。は、J.M.と塔山忠臣がレコーディングの様子やプライベートを赤裸々に語っていたが、ささいなことから口論が始まってしまう。またクリトリック・リスは定食屋でサラリーマンが「焼き飯とライス大盛り」を注文していたという実話をもとに制作した「ライス＆ライス」をパフォーマンスする。

第4回放送では、の子のトーク後半戦をオンエア。の子は「ロックとは？」という質問に「ただの言葉でしかない。大事なのは人間から出てくる作品であって、ジャンルとかは関係ない」と答え、今後の目標と聞かれると「決めないこと。瞬間瞬間を生きて、それを作品に反映していきたい」と語る。またアコースティックギターの弾き語りで「芋虫さん」を披露し（MTVのみ）、最後に「竹山さんなんか友達になれそうですね」「話しやすかった」と感想を述べる。またライブハウスのオススメの料理を紹介する新コーナー「突撃！ライブハウス飯」で藤岡みなみと中村愛が新宿・スモーキン・ブギを訪問するほか、新企画の「俺の脱ぎどこロック選手権」を放送する。

この日の放送に登場した大槻ケンヂは、デビュー当時のエピソードをトーク。「当時はロックバンドが食べていくモデルケースが外国のバンドしかいなくて、The Rolling Stonesがホテルからテレビを投げたっていう話を聞いて自分たちも実践しようとした」と語る。また「おねえちゃん関係はどうだったんですか？」と聞かれると、「昔FUCK隊なんてのがいて……」と話し始める。また「俺の脱ぎどこロック選手権」の後半戦では、まさかの大トリでカンニング竹山が平井堅「even if」に合わせ見事な脱ぎっぷりを披露する。

前週に引き続き登場した大槻ケンヂは、最近注目しているアーティストを聞かれて神聖かまってちゃんをピックアップ。「曲順を決めずにステージに上がるバンドはかまってちゃんだけだと思う」「持ち時間が終わってもステージでパソコン広げてニコ生を始めようとする」と、彼らのスタイルを絶賛する。また、お笑い芸人が本気の下ネタを披露する「下ネタロックフェスティバル」のコーナーには永野、とろサーモンといった面々に混じって中村愛も出場。だが過激すぎるネタの応酬に、こぞって放送カットされる。