それぞれの活動がしゃちのライブに還元できる

──メンバーの5分の4人が新成人を迎え、ほぼ大人になったチームしゃちほこですが、今後どう活動していきたいと思っていますか？

秋本　名古屋が拠点というのは変わらずで、それぞれがいろんなところで発信していけたらいいなとは思ってますね。1人とか2人とかで番組とかイベントに呼んでもらってもっとチームしゃちほこのこと、名古屋のことを広めていきたいです。

──前回の特集でスタッフとしてチームしゃちほこを支えてきた店長と、ワーナーミュージック・ジャパンの320さんから皆さんへのメッセージがありましたが、読みましたか？（参照：チームしゃちほこベストアルバム「しゃちBEST 2012-2017」特集｜店長＆320が見たチームしゃちほこのこれまでとこれから＋メンバーグラビア）

咲良　はい。それぞれ得意なことがあるから、店長たちが勧めてくれたことは率先してやっていきたいなと思ってます。なんでもしゃちのライブや活動に還元できるから。ギターでも歌でもしゃべりでもドラムでも。

伊藤　それぞれの活動がしゃちのステージに直結するって、すごく思うよね。

──では、チームしゃちほこのメンバーとして、それぞれが今年がんばりたいことや目標、達成したいことを教えていただけますか？

咲良　具体的な目標って感じじゃないけど、とにかく今年はボキャブラリーを増やしたい。言葉を知っているっていうのは大人らしさの1つだから、トークに生かされるようなことをしたい。マンガだけじゃなくて小説もたくさん読みたいと思っています。

秋本　私は人のライブを観に行く機会が今まであまりなかったんですよ。自分たちが出るフェスじゃない限り。だからいつもライブの演出の案出しをするときに「この人たちのライブではこうやってた！」とか、そういう案を出せなかったから、今年はいろんなライブに行って学びたいなと思っています。いいところを吸収してしゃちのステージで生かしたいです。

咲良　しゃちはみんな好きな音楽が違うからそれぞれ観たライブでのよかったところを吸収してやっていきたいよね。あと私的には柚姫にドラムをがんばってほしい。

大黒　去年からドラムを習い始めて、生誕祭のときに披露して。今年はしゃちのライブでも披露したいなあ。例えば何か発表があるときにドラムロールをやったり（笑）。

咲良　絶対いいよ！

秋本　生の楽器があるだけで盛り上がるよね！

伊藤　あとはうちらが水を飲んでいる間をドラムでつないでもらったり……。

大黒　柚姫は水飲めないの!?

全員　あはは（笑）。

大黒　柚姫は個人でスタジオにいっぱい通ってドラムを練習する！ 決めた！

咲良　今年のしゃちのワンマンで絶対披露してほしい。1曲だけでもいいからやろうよ。

大黒　うん！

秋本　ハルは？

坂本　4月からずっとラジオをやっていて、一緒にやっている永岡歩さんが本当にトークが上手なんですよ。リスナーを引き込む話の構成もそうだし、ゲストが来たときの話の引き出し方も本当にうまくて。ハルはライブのMCでもうまく回せるように、そういうところを学んでいきたいなって。普段はテレビもラジオも視聴者だけど、そういう視点で見ると司会の人はみんな頭の回転が早くて出演者のみんなを面白く見せていて。こじるり（小島瑠璃子）さんとかさっしー（指原莉乃）さんもすごいんですよ。ああいうふうになれたらいいなって思ってます。

──それがうまくできるようになったら冠番組を持って、ゲストを呼ぶ側になっても。

坂本　いつかはそういうのをやりたいですね。ちゆは？

伊藤　私は一昨年からギターを始めて、ソロライブでは披露しているけど、今年はしゃちのライブでちゆがギターを弾いて、みんなで一緒に歌いたい。そういう新しいスタイルのライブができたらいいなって思います。

──最近は和傘やフレームを使ったパフォーマンスもライブで披露しましたよね。ただ歌って踊ってしゃべって……だけじゃない見せ方もしていけそうな気がします。

坂本　うん！ ライブは変わっていきそうな予感がするよね。

咲良　もうすでにギターとドラムがいるからね、いつかはバンドも……。

大黒　実現させたいね。

ツアーで私たちの成長を感じて

──3月からは公演数がとても多いツアーがありますね。

秋本　去年も20公演で多いと思ったのに今回はさらに多くて24公演！

咲良　去年は平日もあったけど、今年は土日が多いからみんな来やすいんじゃないかなって。今回はキャパを狭めてより一体感を感じられるパフォーマンスを見せよう、1つのハコでできるマックスの熱量を出そうと思っています。今のしゃちを観てほしいね。

坂本　うん！ みんなに会いに行けるのが楽しみだね。

伊藤　あとツアーで成長できるっていつも思うから、自分たちの成長も楽しみ。

大黒　曲も育つしね。

秋本　今回も距離が近いから私たちが伝えたいことがちゃんとダイレクトに伝わると思うの。このツアーで私たちのライブを確立させたいね。

──ツアーファイナルは地元名古屋ですしね。

伊藤　はい。地元で迎えられるのがうれしいし、私たちの成長を感じに来てほしいです。