SPARK!!SOUND!!SHOW!!|クリエイティブユニット・Margtとのタッグで広がったスサシの世界

スサシの世界観を体感できる“ヴァーチャルツアー”

──10月の後半から「天獄」と名付けられたポップアップツアーが東名阪で開催されます(※インタビューは10月上旬に実施)。“ヴァーチャルツアー”と銘打たれていますが、これはどのようなものになりそうですか?

チヨ これはもう、Margtがいなければできなかったことですね。今はコロナの影響で大々的にライブができないけど、ただ配信ライブをするだけではスサシらしくないから、“ヴァーチャルツアー”としてやってみたら面白いんじゃないかって。それこそ酒を飲みながらのディスカッションでアイデアが出てきたんですね。企画としては、ポップアップショップと「スサ死 e.p.」の曲のライブ映像をVRで観ることができるっていうのを組み合わせたらどうだろうっていうことで、Margtにガッツリ入ってもらって、空間自体を特別なものにしてもらおうと。

──Margtとしては、この“ヴァーチャルツアー”はどのように作り上げていますか?

Isamu Maeda(Margt)

Isamu MVやアートワークを作ってきたことで、僕ら的にも、スサシの世界観がアップデートされながらも固まってきている感じがあって。それをリアルに落とし込むっていうイメージでやっています。

Arata 空間をディレクションするのは初めてなんですけど、俺たちの場合、普段からやってることと脳みその使い方があんまり変わらないような気もしていて。Margtだけじゃなくて、PERIMETRONがそうだと思うんだけど、映像だけやりますとか、グラフィックだけやりますという感じではないんですよね。1個の分野だけをやりたいっていうタイプじゃないし、俺らも2人で映像とグラフィックの両方をやってきたので。だからいろんなものを関連させながらストーリーを作ったり、世界観を作っていきたいと思ってます。

タナカ 「Tokyo Murder」のMVも、セットだけでめっちゃカッコよかったもんな。

チヨ 「ライブ以外の表現でスサシの世界観を表現する」というのが、この“ヴァーチャルツアー”のコンセプトなんですけど、Margtがうまくパッケージしてくれていて。MVやアー写で見ることができるスサシの世界観に、お客さんも入ることができる。新しい楽しみをバンドが提示できると思うので、楽しみにしていてほしいです。

もうヤンキーは古い。ネオ・ヤンキーや

──改めて思うのですが、スサシの音楽には非常に視覚的な魅力がありますよね。フィジカルに盛り上がれるのはもちろんですが、聴いていると画が見えてくるというか、誰かの脳内景色を覗いているような感覚にもなります。

タナカ スサシは「照明映えするよね」と言われることは多いですね。あと、タクマと曲を作っているときも、俺が話すことに対して「わからへん」と言われることが多くて。でも俺の中では画が浮かんでいるというか、例えばMargtにMVを撮ってもらった「still dreamin'」のピアノの音を考えたときは、「めっちゃ晴れているけど、雨が降っている夕立のイメージ」と伝えました。そうやって俺が漠然とイメージした画を伝えることで、完璧に伝わらないまでも、周りがそこに寄せてくれて曲が完成していくんです。

──曲作りの段階から、映像的に見えているものがあるんですね。

タナカ 最近は曲を作っている段階で、タクマと「こんなMVを撮れたら面白いよね」みたいなことを話すことも多いですね。特に今は、Margtがこれまで作ってくれたビジュアルがあるので、そういうものを頭に思い浮かべながら、自分たちが作るリリックやフレージングが映像に寄っていくことはあるかもしれないです。例えば「スサ死 e.p.」のときは、「この4曲の中からどれをMVにしてくれてもいいです」という形でMargtに投げて、結果「Tokyo Murder」で作ってもらったんですけど、曲作りの時点で「このサイバー感はMargtっぽいな」と話していたんですよ。

──「STEAL!!」の歌詞もそうですが、「当たり前」に喧嘩を売る態度というか、そういう部分で2組は強く共振しているのだと今日のお話を聞いて実感しました。この先のコラボレーションも楽しみです。

SPARK!!SOUND!!SHOW!!とMargt。
SPARK!!SOUND!!SHOW!!とMargt。

チヨ 「NU BLACK」の頃まで、Margtの合言葉は「スサシはヤンキーっぽい」っていう感じだったらしいんですけど、今年に入ったくらいから「もうヤンキーは古い。ネオ・ヤンキーや」って言い始めていて(笑)。

タナカ そもそも、Arataがヤンキーやから(笑)。

Arata ヤンキーちゃうわ(笑)。でも、そういうところはお互い、似てるよな。ヤンキーじゃないけど、ヤンキーっぽく見せているというか。スサシも音楽的にゴリゴリのイメージを抱く人もいるかもしれないけど、もっと奥深い。

Isamu ただのヤンキーじゃないからな。

Arata そう、「このスサシのカッコよさ、この面白さってなんなんやろう?」っていうことを考え続けながら、俺らはずっと一緒にやってきてる。ただ出会ってからずっと「スサシはヤンキー」っていうコンセプトで作品を作り続けてきたけど、ほかの人が作った「†黒天使†」のMVを見たときに「もうヤンキーはやめよう」とIsamuと2人で話したんだよね。もう一段上のフューチャリスティックなもの……誰も想像できない「未来のヤンキー」を作らないといけない。そのくらい、自分たちが作ってきたビジュアルにスサシが追い付いてきたなっていう感じがあって。

タナカ 未来のヤンキーはヤバいな(笑)。

チヨ 確かに、最近のビデオは“ネオ・ヤンキー”感ある(笑)。でも、俺らだけやったらそんなふうに見せようとは思わないけど、Margtがこうやって「これがスサシに合ってる」とコンセプトを提示してくれて、MVやアー写でそれを形にして見せてくれることで、お客さんも「スサシって、こういう感じだよね」っていうイメージを抱いてくれる。それは本当にすごいことだなって思う。Margtがいなかったら、スサシはここまでいい感じになっていないと思うし。

タナカ それは、間違いなくそうやと思う。あと、Margtの2人はイチローのことも一緒に面白がってくれるしな。

Isamu イチローくんは面白いよ。面白いからMVの撮影でついつい多めに撮っちゃうんやけど、実際には使わへんねんなあ(笑)。

チヨ イチローは作品性と合ってないからな(笑)。

イチロー えっ……?

一同 (笑)。

SPARK!!SOUND!!SHOW!!とMargt。

展示会情報

SPARK!!SOUND!!SHOW!! POP UP TOUR -天獄-
  • 2020年10月24日(土)~25日(日)東京都 OZ studio
  • 2020年10月31日(土)~11月1日(日)大阪府 PINEBROOKLYN SPACE C
  • 2020年11月7日(土)~8日(日)愛知県 L3F

ライブ情報

SPARK!!SOUND!!SHOW!! 2021 TOUR "HAPPY BIRTH DIE"
  • 2021年1月16日(土)千葉県 千葉LOOK
  • 2021年1月23日(土)兵庫県 MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
  • 2021年1月24日(日)京都府 KYOTO MUSE
  • 2021年1月30日(土)群馬県 高崎clubFLEEZ
  • 2021年1月31日(日)茨城県 mito LIGHT HOUSE
  • 2021年2月6日(土)愛媛県 WStudioRED
  • 2021年2月7日(日)香川県 高松MONSTER
  • 2021年2月11日(木・祝)大分県 club SPOT
  • 2021年2月12日(金)福岡県 LIVE HOUSE CB
  • 2021年2月14日(日)熊本県 Django
  • 2021年2月20日(土)広島県 CAVE-BE
  • 2021年2月21日(日)岡山県 CRAZYMAMA 2nd Room
  • 2021年2月23日(火・祝)静岡県 HAMAMATSU FORCE
  • 2021年2月27日(土)新潟県 CLUB RIVERST
  • 2021年2月28日(日)石川県 vanvanV4
  • 2021年3月5日(金)宮城県 仙台MACANA
  • 2021年3月6日(土)岩手県 the five morioka
  • 2021年3月13日(土)神奈川県 F.A.D YOKOHAMA
  • 2021年3月14日(日)長野県 LIVE HOUSE J
  • 2021年3月20日(土・祝)山形県 酒田hope
  • 2021年3月21日(日)福島県 LIVE STAGE PEAK ACTION
  • 2021年3月27日(土)北海道 BESSIE HALL
  • 2021年3月28日(日)北海道 函館club COCOA
  • 2021年4月10日(土)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
  • 2021年4月17日(土)大阪府 BIGCAT
  • 2021年4月24日(土)東京都 TSUTAYA O-EAST