テーマ③ここが変わった！ここが新しい！新生SKEの特徴

13年の歴史を有するSKE48。その間、メンバー構成はもちろんのこと、楽曲の方向性やグループの体質などさまざまなことが変化して現在に至っている。メンバーが自ら定義する、以前のSKE48と今のSKE48の違いとは？

なんだか若返ったような感覚

──3期生の須田さんは現在SKE48の最年長メンバーですが、グループの雰囲気が変わったと感じることはありますか？

須田　ありますね。一番の違いは“家族感”が増したことだと思います。これは理由がはっきりしていて、ここ数年「選抜総選挙」が開催されなくなったこと。総選挙があると、どうしてもライバルという考え方がメンバー同士でも大きくなってくるんですよ。もちろんそれはお互いを尊敬し合ったうえでのライバル関係なんですけど、今はライバルというよりも仲間という意識のほうが強いんじゃないかな。みんなで支え合う集団。みんなで作り上げるグループ。中にいて、温かさを感じることが多くなりました。

青海　私は亜香里さんと違って前のSKE48を知っているわけではないんですけど、これからのSKE48はどんな色にも染まることができる、そこが最大の強みだと思います。今回のシングル「あの頃の君を見つけた」にしてもそうですが、今のSKE48は「こうじゃなくちゃいけない！」みたいな決まりがないし、センターが曲ごとに変わっていいと思うんです。それって、いろんな可能性があるってことじゃないですか。メンバーとしてもすごくワクワクするんですよね。いろんな魅せ方で勝負できると思いますし。

須田　なるほどね。瑠夏ちゃんは「SKE48のここが変わったな」と感じるようなところはある？

井上　変わったというより、見てほしいポイントとして顔を注目してほしい！

野村　それは「私の顔を見てください！」ということ？

井上　いや、違う違う（笑）。SKE48って昔からダンスのイメージが強いじゃないですか。ライブでの全力ダンスは間違いなくSKE48の特徴ですけど、本気で踊りまくるがゆえに画面上で顔がブレブレになっちゃうんですよね。観るほうもダンスに集中しちゃって、顔まで意識が向かないところがあるでしょうし。だから私はあえて言いたい！ ダンスももちろん本気でやりますけど、今のSKE48は顔もすごくかわいい子がそろっているんです！ そのことはもっと広く知られてほしい！

──では、そんな新生SKE48の魅力が詰まった新シングル「あの頃の君を見つけた」について、最後に注目ポイントを教えてください。

林　私がこの曲で感じるのは、先輩方が若返った気がするということです。

須田　えー、最年少にとんでもないこと言われてる（笑）。

林　SKE48全体でフレッシュ感が増した気がするんです。前に私が見ていたSKE48は曲調からして大人っぽいイメージがあったんです。今回はキャピキャピ感があるし、なんだか若返ったような感覚。踊っている姿とかも、すごくまぶしいんですよ。

野村　歌詞もダンスも今までのSKE48にはなかったテイストがあって、新機軸を打ち立てられた手応えを感じています。ファンの方はもちろんですが、1人でも多くの方に聴いていただけたらうれしいです！

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