#9 野津友那乃、磯野莉音、倉島颯良のライブ・ビューイング振り返り座談会

全8回にわたってレポートしてきたさくら学院のライブ・ビューイング特集も今回で最終回。最後の特集では、これまでに出演してきた生徒の中から野津友那乃、磯野莉音、倉島颯良に集まってもらい、自身が体験したライブ・ビューイングの思い出やその魅力を改めて語ってもらった。 また、来年3月でさくら学院を卒業する野津は現在の心境と下級生に対する思いも明かしている。

取材・文 / 古川朋久 撮影 / 多月宏文

歌やダンスが好きなことが伝わってきた

──ライブ・ビューイングの企画が今回で最終回を迎えるということで、これまでの特集を振り返っていきたいと思います。さくら学院の皆さんには8カ月にわたって毎月ライブ・ビューイングを体験してもらいました。

「虎姫一座『東京モダンガールズ~天海からの贈りもの~』」より堀内まり菜、田口華。

磯野莉音 私、自分が出演した特集以外でも実は1回目の「虎姫一座『東京モダンガールズ~天海からの贈りもの~』」(参照:#1 堀内まり菜&田口華)で、まり菜ちゃんと華ちゃんの2人に付いていったんですよ。だから「虎姫一座」を観たのが初めてのライブ・ビューイングだったんです。

──確かあのときは特集の最初だったこともあって、何人か生徒の皆さんが一緒に観に行ったんですよね。

「花組東京宝塚劇場公演千秋楽『蘭寿とむラストデイ』ライブ・ビューイング」より磯野莉音、水野由結。

磯野 はい。ライブ・ビューイングが初めてだったこともあって、とても楽しかったのを覚えてます。それから私と(水野)由結で宝塚歌劇(参照:#4 水野由結&磯野莉音)を観せてもらったんですけど、私、宝塚ってそもそもどういうことをしてるものかまったく理解してなかったんですよ。

──なんだと思っていたんですか?

磯野 芸能事務所? みたいなものを想像してました(笑)。

──だいぶ違いましたね(笑)。

磯野 ライブ・ビューイングを観る前に講師の先生から宝塚についてレクチャーを受けて、そこで謎が解けたという(笑)。実際にライブ・ビューイングを観たときは出演者の方の表情がわかりやすくて、本当に歌とかダンスが好きなんだなっていうのが伝わってきました。

──当日は蘭寿とむさんの退団公演ということで、特別プログラムでしたね。

磯野 すごく綺麗でカッコよくて。貴重な公演を観せていただけてうれしかったです。6時間もあって濃密でしたけど、お芝居とレビューに分かれていたので最後まで楽しく観ることができました。

──あれから宝塚はチェックしました?

磯野 駅で宝塚のポスターを見つけると、由結と一緒に写真を撮ったりしますね。あと宝塚出身の女優さんとかもチェックするようになりました。

サポーターの皆さんの歓声がすごかった

──倉島さんは5回目の「2014 FIFA ワールドカップ ブラジル大会」(参照:#5 大賀咲希&倉島颯良)でサッカーのパブリックビューイングを体験してもらいました。

「2014 FIFA ワールドカップ ブラジル パブリックビューイング『コートジボワールvs日本』」より大賀咲希、倉島颯良。

倉島颯良 東京ドームにたくさんの人が集まってました! サッカーはほとんどルールもわからなかったんですけど、始まる前にルールや注目選手を教えてもらえたのですごく楽しめました。とにかくゴールが決まったときのサポーターの皆さんの歓声がすごくて! 東京ドームでみんな同じレプリカのTシャツを着て応援するのも新鮮でした。あとサッカーって男性のサポーターが多いと思ってたんですけど女性もたくさんいたことにビックリしました。皆さん顔にペイントしてたので、私もペイントして応援しました。

野津友那乃 実は私も行きたかったんですよ! なかなか東京ドームのグラウンドに入ることなんてないと思うし、うらやましい(笑)。あとサッカーって一体感がすごいと思うんですよ。ゴールシーンはきっとカッコよかったんだろうなって。

──スポーツ観戦って実際に観に行くと選手の表情までわかりにくいから、ライブ・ビューイングやパブリックビューイングのほうがそういう細かいところも観られてお得感はありますよね。田口さんが担当した新日本プロレス(参照:#3 田口華)も迫力がすごかったです。

野津 ライブ中、MCでプロレスのことを華がぶっ込んでくるんですけど、トーク委員長としてはちゃんと拾えるように勉強しておこうと思います(笑)。

「夏だ!祭りだ!鬼塚だ!一夜限りのグレートなGTO祭りライブ・ビューイング」より白井沙樹、山出愛子。

磯野 私もお父さんと弟がサッカーをやってるのでサッカーを観たかったんですけど、個人的には7回目の「GTO祭り」(参照:#7 白井沙樹&山出愛子)もすごく観たかったんです。チケットを自分で取ろうかと思ったくらい(笑)。

──あの回はドラマ観賞と出演者のトークショー、スペシャルライブと盛りだくさんな内容でしたもんね。

磯野 終わったあとに2人から自慢のメールが来ました(笑)。

倉島 私も「GTO祭り」は観に行きたかったんですよ。さくら学院の先輩の三吉彩花ちゃんも出演してたし、トークショーのときの浴衣姿の彩花ちゃんも観たかったです。

さくら学院もライブ・ビューイングしてもらいたい

──野津さんは2回目の『テニスの王子様』を舞台化した「ミュージカル『テニスの王子様』青学(せいがく)vs四天宝寺」の大千秋楽(参照:#2 飯田來麗&野津友那乃)と、BABYMETALの「BABYMETAL WORLD TOUR 2014」イギリス・The Forum公演(参照:#6 田口華&野津友那乃)のライブ・ビューイングを体験してもらいました。

「ミュージカル『テニスの王子様』青学(せいがく)vs四天宝寺」大千秋楽ライブビューイング」より野津友那乃、飯田來麗。

野津 『テニスの王子様』のときはらうちゃん(飯田)と一緒だったんですけど、私だけテニス部の衣装を着ててちょっと恥ずかしかったです(笑)。でもテニスを題材にしたミュージカルだったので親近感がわいて楽しく観ることができました。私、これまであまりミュージカルを観たことがなかったんですよ。だからこの企画で観ることができてうれしくて。あとダンスしている姿が観やすかったり、役者さんの真剣な表情がスクリーンにアップで映し出されたりするので、ライブ・ビューイングで観るのもいいなって思いました。

──会場は女性のお客さんが多かったですよね。

野津 そうですね。でも映画館なのに皆さん声を出して応援されてて。ちょっと圧倒されちゃったりもしましたけど(笑)。

──BABYMETALはどうでした?

「『BABYMETAL WORLD TOUR 2014』ロンドン公演 ライブ・ビューイング」より野津友那乃、田口華。

野津 BABYMETALのライブ自体は以前から何度か観せてもらってたんですけど、今まで大きな会場ばかりだったので(菊地)最愛(MOAMETAL)や由結(YUIMETAL)、すぅさん(中元すず香 / SU-METAL)がどういう表情をしてるかまで確認することがなかなかできなくて。今回ライブ・ビューイングで観せてもらって、3人の表情を1人ずつ観ることができたので勉強になりました。あと“神バンド”の皆さんの表情を初めてしっかり観ることができたのもうれしかったです。

──帰国後、菊地さんと水野さんとはどんな話を?

野津 日本とはまた違った会場の雰囲気だったみたいで、2人も「ライブ・ビューイングで観てみたかった」って言ってました(笑)。

──それは難しいですけどね(笑)。

磯野 でも自分たちのライブをあとから観ることってなかなかなくて、DVD化されたものしかほとんど観たことがなくて。だから客観的に自分たちのライブを観てみたいというのはありますね。父兄さん目線でライブを観てみたい(笑)。

全員 あはははは(笑)。

野津 私たちもさくら学院としてライブ・ビューイングしてもらえるようになりたいねって、よく話をしてます。

──どんな会場でライブをやってみたいですか?

野津 目標は日本武道館です。地方の父兄さんはなかなか東京に出てくるのも難しいと思うので、ライブ・ビューイングで観てもらえればなと。どこか別の会場でもいいので私が卒業するまでの間にライブ・ビューイングできればなあ……という気持ちはあります。

#1

1st DVDシングル「ハートの地球」 / 2014年10月22日発売 / UNIVERSAL J
TYPE A [DVD] / 1728円 / UPBH-1370
TYPE B [DVD] / 1728円 / UPBH-1371
TYPE A 収録内容
  1. ハートの地球 Music Video
  2. ハートの地球 Dance Video
TYPE B 収録内容
  1. ハートの地球 Music Video
  2. ハートの地球 メイキング映像
さくら学院(サクラガクイン)

学校生活とクラブ活動をテーマにしたアイドルグループとして2010年に結成。成長期限定ユニットのため所属する小中学生のメンバーは義務教育終了とともにグループから卒業する決まりがある。2013年3月現在、小等部1名、中等部11名が所属。クラブ活動はバトン部 Twinklestars、クッキング部 ミニパティ、テニス部 Pastel Wind、科学部 科学究明機構ロヂカ?の4つが活動している。2010年12月に「夢に向かって / Hello! IVY」でトイズファクトリーよりメジャーデビューを果たし、2011年12月にはユニバーサルJに移籍して「ベリシュビッッ」を発表。2014年2月には「Jump Up ~小さな勇気~」をリリースし、2013年度最後のアルバム「さくら学院 2013年度 ~絆~」を3月に発表した。3月30日の卒業式では中等部3年の4名が卒業し5月5日の転入式で新たに2人の生徒が加入した。