音楽ナタリー Power Push - LINE MUSIC presents LINE MUSIC スタート記念!あなたのスマホ、見せてください!
T.M.Revolution編
双方向から生まれるもの
──西川さんは8月5日にアルバム「天」からのリカットシングル「DOUBLE-DEAL」をリリースされますね。6月後半現在は制作も佳境に?
今日はこれからボーナス盤に収録されるリアレンジ曲のトラックダウンを行います。今はツアー中ということもあるので、ライブでやっている曲のアレンジを音源として聴いてもらいたいなと思ってます。
──以前のインタビューでもライブと音源の棲み分けについて話されていましたが、今回の音源はその境目があまりないということですか。
そうですね。ツアー自体がアルバムリリースを待たずに始まったり、既存の曲をアレンジして演奏したりとか、わりと不親切なことになっていて。だからファンの方にちょっとだけサービスしてあげるみたいな感じです。
──ツアーの感想やリリース作品の反響がSNSでダイレクトに届くこともありますか?
はい。SNSを使うようになってタイムラグゼロで届くようになりましたね。一方的に伝えて終わるんじゃなくて返ってくるものがあるおかげで活動を続けていられるっていうのはあると思ってます。
──双方向性という点で言えば、先月のアルバム「天」発売日に行われたハイタッチ会でのエピソードはまさにそれですね。当初片手だったのが「両手ならテン(天)ですよ」っていうファンの提案から両手のハイタッチになりました。
それだけじゃなくて、今度3年ぶりくらいにやる男子限定ライブもきっかけは「復活させてほしい」っていう声から決定したものだし、いろいろと意見を聞かせてもらえることでこちらも何か気付くきっかけの場になってますね。
LINE活用中
──西川さんはLINEをどんなときに利用していますか?
事務所のスタッフでグループを組んで、即対応してほしいようなこととか、メールで言う内容とは別で「そういえば明日の新幹線って何時出発だっけ?」みたいなことのやり取りにはスピード感があっていいですよね。あと、グループを組んでると「こいつ、いつも読んでない気がするなあ」ってのもわかりやすい(笑)。
──ははは(笑)。グループは分けてます?
目的によって分けます。例えば以前、何人かで海外に行くってことになったときにはそのメンバーでグループを作って。バラバラに行動しても「今どこにいる?」「そろそろ腹減ったからメシ行きたいんだけど」っていう連絡が一度にできて。ラクでいいですよね。
──公式のLINEアカウントも開設されましたね。
はい。今度やるLINE「LIVE CAST」の番組実施にあわせてスタートさせました。
──どんな情報を発信していこうと思ってますか?
んー。どうなんだろうなあ、まだ探ってる最中です。せっかくやるのにこれまでと同じような感じだとそれこそほかのSNSと似ちゃうので、LINEならではのことができたらいいなと思います。
ユーザー目線&アーティスト視点で語る「LINE MUSIC」
──「LINE MUSIC」はもう使いました?
使ってます。先日もちょうど知り合いが誕生日だったので、スティーヴィー・ワンダーの「Happy Birthday」を贈るってことをやってみました。
──ああ、その使い方はいいですね。
ね。今まではスタンプを送っていたけど、その感覚で音楽を共有できることやその場で聴けるっていうのがいいですよね。
──ご自身の曲を贈る機会も出てきそうですね。
すでに「聴けるようになりましたよ」ってのをタイムラインに上げてみました(笑)。これからはそういうのももっとできるようになりたいなと思ってます。今まではYouTube上にあるものを貼り付けてっていう感じだったけど、これからはもっとダイレクトにできるようになるし。
──サブスクリプション型の聴き放題サービスについてどういった意見をお持ちですか?
作り手としてはCDとは違う出し方になるという点で、これまでとはまったく違った考え方をしていく必要があると感じています。どの作品も当たり前のように降って湧いてくるのではなく、生み出されるまでにいろんな努力や苦労があるわけですから、こういったサービスを通じて、楽曲を受け取る側でもそれを感じながら聴いてもらえればいいなと。とはいえ、自分の作品に触れてもらう機会を持ってもらうっていうのはすごく意味があることだと思ってます。
目指せ「聴いてるだけで濡れる」リスト
──「LINE MUSIC」のプレイリスト機能に関してはいかがでしょうか。西川さんがプレイリストを作るとしたらどんな基準で?
僕は作り手の意図を汲み取るためにアルバムをまるごと聴いちゃうことが多いんですけど、もしプレイリストを作るならシチュエーションで選ぶかな。「寝るまでの音楽」「リラックス用」とか。
──ユーザーがリストを作る場合、T.M.Revolutionの音楽はどういったリストに入ると思いますか?
これまでのシングルの傾向なんかで考えると、テンションが上がる感じのところにいるんだろうなあとは思いますけどね。本当はもっと「歌声がステキ♡」とか「聴いてるだけで濡れる」ってところに入れられたいけど、あんまりそういうところに入れてもらえなくて(笑)。
T.M.Revolution プレイリスト
テーマ R&B入門講座 男性ソロ編
- Bring It On(Demo Version) / ジェフ・ローバー featuring エリック・ベネイ
- Good Girls / Joe
- Anytime / ブライアン・マックナイト
- Fill Me In(Acoustic Version) / クレイグ・デイヴィッド
- Because Of You(Album Version) / NE-YO
- Trading Places / Usher
- Ice Box(Album Version) / Omarion
- How You Gonna Act Like That / Tyrese
- Say Goodbye / クリス・ブラウン
- How Come, How Long / Babyface
プレイリストが開けない場合はLINE MUSICを端末にインストールの上、再度お試し下さい。
- 「LINE MUSIC」
- Google Play
LINE MUSICとは?
コミュニケーションアプリ「LINE」の定額制音楽聴き放題サービス。約150万曲を楽しめるだけでなく、音楽をLINEでシェアしてトーク画面で再生できるなど、LINEならではの新しい音楽体験が得られる。料金プランは気軽に利用できる300円から。
配信情報
LINEの生配信サービス「LIVE CAST」にT.M.Revolution生出演!
配信日時:2015年7月1日(水)19:30~予定
LINE ID: @linelivecast
- T.M.Revolution ニューシングル「DOUBLE-DEAL」2015年8月5日発売 / EPICレコードジャパン
- 「DOUBLE-DEAL」
- 完全生産限定盤A [CD2枚組] 1944円 / ESCL-4490~1
- 完全生産限定盤B [CD+DVD] 1620円 / ESCL-4492~3
CD収録曲
- DOUBLE-DEAL
完全生産限定盤A 付属CD収録曲
戦国BASARA Re:boot Tracks
- Count ZERO(Re:boot)
- FLAGS(Re:boot)
- crosswise(Re:boot)
- SWORD SUMMIT(Re:boot)
- UTAGE(Re:boot)
- Naked arms(Re:boot)
- The party must go on(Re:boot)
完全生産限定盤B DVD収録内容
- 特典映像
T.M.Revolution(ティーエムレボリューション)
1970年滋賀県生まれの西川貴教によるソロプロジェクト。1996年5月にシングル「独裁-monopolize-」でメジャーデビュー。キャッチーな楽曲と激しいライブパフォーマンスで人気を集め、「HIGH PRESSURE」「HOT LIMIT」「WHITE BREATH」などのヒット曲を連発する。2008年には「滋賀ふるさと観光大使」に任命され、翌2009年から滋賀県初となる大型野外ロックフェス「イナズマロック フェス」を毎年開催。その他、舞台やミュージカルなど幅広い分野にて精力的な活動を展開している。2013年には水樹奈々とのコラボシングル「Preserved Roses」「革命デュアリズム」を発表。2015年5月に通算10枚目となるオリジナルアルバム「天」を発売し、8月にはシングル「DOUBLE-DEAL」をリリースする。
2015年7月29日更新