音楽ナタリー Power Push - LINE MUSIC presents LINE MUSIC スタート記念!あなたのスマホ、見せてください!
JUJU編
LINE、エイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメントの3社が共同出資する合弁会社「LINE MUSIC株式会社」(※ユニバーサルミュージック合同会社の資本参加を予定)による、定額制オンデマンド型音楽配信サービス「LINE MUSIC」がスタート。多くの人たちに利用されるコミュニケーションツールLINEが展開する新たな音楽サービスは早くも大きな盛り上がりをみせている。
音楽ナタリーではLINE MUSICのサービス開始にあわせてコラボ連載企画を実施している。第5弾アーティストとして登場するのは7月8日にニューシングル「PLAYBACK」をリリースするJUJU。今回の特集ではヘビーなLINEユーザーであるという彼女に、スマートフォンとの関わり方やサブスクリプション音楽サービスについての考えなどを語ってもらった。また特集の最後には彼女が選曲したプレイリストもコメント付きで掲載しているので、こちらもあわせてチェックしてみてほしい。
取材・文 / 望月哲 撮影 / 笹森健一
JUJUインタビュー
なんでもスマホで済ませちゃう
──さっそくですが、JUJUさんが使っているスマートフォンの機種を教えていただけますか?
iPhone 6です。iPhoneは3Gを発売直後に購入して以来ずっと使い続けてるんですけど、手に入れてから最初の1週間は、真夏に外で鍋焼きうどんを食べるような感覚だったんですよ。
──具体的にはどんな感覚だったのでしょうか(笑)。
操作がよくわからなくて、「もどかしい!」ってジリジリして(笑)。単純にスマホの操作自体に慣れていないということもあったんですけど。でも、そこを乗り越えたら、こんなに使い勝手がいい電話はないんじゃないかと思うようになって。それ以来仲良くしてます。
──普段、スマホをどのように活用していますか?
仕事の連絡から何から、あらゆることに活用してます。なんでもスマホで済ませちゃう人になっちゃいましたね(笑)。たぶん私はガジェットが好きなんだと思うんですけど、PCやiPadとか気になるモデルがあると、ついつい買っちゃうんですよ。PCだけでも家に4台あって。でも何を一番使ってるかといったら、やっぱりスマホなんですよね。旅先にPCを持っていっても、ほとんど使わないですし。
LINEとShazam
──よく使うアプリはありますか?
LINEです。この企画に媚びるわけじゃないですけど(笑)。仕事もプライベートも連絡のやり取りはほぼLINEですね。あとはShazamもよく使います。街中で「なんだこの曲は?」って思うと、すぐ「Shazamに聞いてみよう!」ってなるし。
──こんな便利なものがあるのかって思いますよね。
本当にびっくりしますよね。そういえば昔、友達にShazamみたいな人がいたんです。「こういう感じの曲なんだけど」って、うろ覚えのメロディを歌うと全部答えてくれるっていう。Shazamは、その人と同じぐらい便利です(笑)。LINEとShazamにはお世話になりっぱなしで。
──JUJUさんは去年の8月にLINEの公式アカウントを開設されましたよね。あの企画はどういうきっかけでスタートしたんですか?
デビュー10周年ということもあって始めてみようということになったんです。いざ始めてみたら、スタンプが面白いってファンの方が喜んでくれたからよかったなと思って。
──確かに公式アカウントを拝見してると、スタンプを頻繁に活用されていますよね。
私、LINEにつぎ込んでるお金、ハンパないと思います。LINEスタンプはシステムがズルいですよね(笑)。値段もお手頃だし。しかも最近、コイン制になったじゃないですか。あれも私にとっては、よくないですね(笑)。
──コインをまとめ買いすると割引きされたりしますし。
そうなんですよ。だから一気に5000円とか使っちゃって。LINEのゲームアプリでいうと、「LINEホームランバトル バースト」(※現在はサービス終了)にめちゃくちゃハマった時期がありましたね。あまりにもハマりすぎて全国1位になったこともあるんですよ。
──全国1位! それはすごいですね。
あのゲームにいくらコインをつぎ込んだことか。でも突然サービスが終わっちゃって。あれは寂しかったですね。ぜひ復活させてください(笑)。
SNSでちょっと大人に
──LINEやTwitterといったSNSで情報を発信する際に心がけていることはありますか?
あまり誰のことも刺激したくないなとは思っています。だから発信する情報も深すぎず、浅すぎず、みたいな。SNSならではの適度な距離感って絶対にあると思うので。SNSってブログほどしゃちほこばってもいないし、普段の自分をさらっと見せられるのがいいところだと思うんですけど、たまに落とし穴もあるんですよね。
──落とし穴?
以前Twitterで、あることについてネガティブな物言いをしたら、ファンの方から「JUJUさんは、そんな言葉遣いをするべきじゃないと思います!」ってリプライが届いたことがあって。物悲しい曲をしめやかに歌うシンガーっていうイメージが強いのかもしれないですけど、普段の私は、どちらかといえば、こっち寄りのキャラなんだけどなって(笑)。でも最近はファンの皆さんの脳内イメージをみだりに壊すのも違うのかなって思い始めて、なるべく口汚い言葉は使わないようになりました。SNSを始めて、ちょっと大人になりましたね(笑)。
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LINE MUSICとは?
コミュニケーションアプリ「LINE」の定額制音楽聴き放題サービス。約150万曲を楽しめるだけでなく、音楽をLINEでシェアしてトーク画面で再生できるなど、LINEならではの新しい音楽体験が得られる。料金プランは気軽に利用できる300円から。
- JUJU ニューシングル「PLAYBACK」2015年7月8日発売 / Sony Music Associated Records
- 「PLAYBACK」
- 初回限定盤 [CD+DVD] 2000円 / AICL-2888~9
- 通常盤 [CD] 1258円 / AICL-2890
CD収録曲
- PLAYBACK
- Eternally
- Can't Take My Eyes Off Of You
- PLAYBACK -Instrumental-
初回限定盤 DVD収録内容
JUJU 10th Anniversary Act#01 HALL TOUR 2014 ~DOOR~ at Tokyo International Forum Hall A -Digest-
- ただいま
- 守ってあげたい
- sign
- Heart Beat
- やさしさで溢れるように
JUJU(ジュジュ)
18歳で単身渡米。ニューヨークでシンガーとしての実績を積んだのち、2004年8月にシングル「光の中へ」でメジャーデビュー。2005年から日本でのライブ活動をスタートさせる。2006年にリリースしたシングル「奇跡を望むなら...」はロングヒットを記録。2010年3月発表の3rdアルバム「JUJU」は第52回日本レコード大賞優秀アルバム賞を受賞し、同年9月にリリースしたカバーアルバム「Request」はオリコン2週連続1位を獲得する。2012年11月に初のベストアルバム「BEST STORY ~Love stories~」「BEST STORY ~Life stories~」を2枚同時リリース。2011年、2013年にジャズアルバムを発表した。2014年10月には埼玉・さいたまスーパーアリーナにてカバーライブ「ジュジュ苑」の10周年スペシャルとして「JUJU SUPER LIVE 2014-ジュジュ苑 10th Anniversary Special-」を開催する。2015年6月よりアリーナツアー「JUJU arena tour 2015 ジュジュ苑 10th Anniversary Special-」を展開中。2015年7月8日にニューシングル「PLAYBACK」をリリース。また8月5~7、9~11日には東京・ブルーノート東京にて、ニューヨーク在住のトランぺッター・黒田卓也をはじめニューヨークのトッププレイヤーを迎えたジャズライブ「JUJU JAZZ LIVE 2015 with TAKUYA KURODA QUINTET from NY」を行う。
2015年7月29日更新