音楽ナタリー Power Push - LINE MUSIC presents LINE MUSIC スタート記念!あなたのスマホ、見せてください!

T.M.Revolution編

LINE、エイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメントの3社が共同出資する合弁会社「LINE MUSIC株式会社」(※ユニバーサルミュージック合同会社の資本参加を予定)による定額制オンデマンド型音楽配信サービス「LINE MUSIC」がスタート。これにより、さっそくユーザー同士でお気に入りの楽曲がシェアされるなど、音楽を使ったコミュニケーションが活発に行われている。

音楽ナタリーではLINE MUSICのサービス開始にあわせてコラボ連載企画を実施。Crystal Kay、KANA-BOON、クマムシに続く第4弾には、5月発売のアルバム「天」など多数の楽曲を「LINE MUSIC」で配信しているT.M.Revolution 西川貴教が登場してくれた。今回の特集では西川がスマートフォンでLINEやSNSをどのように利用しているのか紹介するとともに、最終ページにて西川自身がLINE MUSICで作成したプレイリスト「R&B入門講座 男性ソロ編」も公開する。

取材・文 / 鵜飼亮次 撮影 / 小坂茂雄

T.M.Revolutionインタビュー

ケース作りがはかどる

──西川さんが今使ってらっしゃるスマートフォンの機種はなんでしょうか?

T.M.Revolutionが使っているiPhone 6 Plus。

iPhone 6 Plusです。発売されたタイミングで購入しました。本体にはケースを付けていて、移動中や地方に出ているときはバッテリー付きのものにすることもありますが、今はツアー中ということで自分のツアーグッズのiPhoneケースを使用しています。

──今回のツアーではスマホケースを3種類も販売されているんですね。

みんなガラケーのときみたいにストラップとかしなくなりましたからね。それにスマホの裏面はスペースがあるのでグッズとして作りがいがあるんです。9月に僕が主催する「イナズマロック フェス」がありますけど、そちらではケースだけじゃなくてモバイルバッテリーも販売する予定で、同じデザインにしようかなと考えてます。

西川貴教の生活とスマホの関係

──西川さんはスマホをどう活用していますか?

音楽を聴くときに使っていますね。以前は旅行先や楽屋ではCDプレーヤーで聴いていましたけど、それがスマホになってたくさんの作品を持ち歩けるようになったので、音楽を聴く機会が増えましたね。スマホに入れている音源をBluetoothスピーカーで聴いたり、ランニングや単純な動きを繰り返すような有酸素運動のときにも聴いたりして。それ以外は日常的にメールしたり、LINEやTwitterなどを使ったりっていうのがメインですね。

──西川さんがSNSにアップしている写真もiPhoneで撮影してそのままアップしているのですか?

そうですね。「aillis」(旧LINE camera)でフィルターをかけて加工することもあります。

T.M.Revolution

──スマホっていろいろな機能を持っていて、やろうと思えばどんなことだってできてしまいますよね。西川さんにとっては忙しさに拍車をかけるデバイスになってしまうのではないでしょうか?

SNSを操作できるから「常に何かを投稿しなきゃいけないんじゃないか」っていう義務感に陥りそうにはなりましたね、そこまでは誰も求めていないのに(笑)。だから最近は適度な距離感を持つっていうか、デジタルデトックスじゃないですけど、スマホに触れない時間も作っていて。ボーッとしてても無意識にボタン押しちゃいますからね(笑)。

──ああ、わかります(笑)。ほかにもトライしてみたアプリはありますか?

「Vine」はいまだに勇気が出なくて。アカウントは一応作ってみたけどまだ積極的に触ってはいないですね。あと「Instagram」でつながっている人たちが周りにけっこういるから、よく「やれ」って言われたりします。「インスタやっててくれると西川さんが何してるかわかるんですけどねー」って言われるんだけど、そんなん知らねえよ!って(笑)。

SNSのコミュニケーション考

──西川さんのツイートを日頃から見ていると、間違いなくSNSを有効的に活用できているアーティストの1人だなと感じます。

ファンのリアクションを見ていると、今のままでいいんですかねえって思うこともありますけど(笑)。例えばレコーディングしてる時期だと1カ月も2カ月もスタジオにいたり歌詞を考えたりしているので、僕がいつも人の目に触れるところにいられるわけじゃない。実は目に触れられていない活動のほうが圧倒的に多いから、何気ない日常の一部を切り取ることで、皆さんが僕の存在を常に感じていただけるようになってるという点ではうれしいと思っています。

──始めたきっかけは?

デビュー15周年のタイミングですね。アニバーサリーって単純に「たくさん活動してきてよかったね」って言うだけじゃなくて、支えてくれている皆さんへの感謝をおおっぴらにしていいタイミングなのかなと思ってて。そういった意味でもTwitterはすぐにメッセージが届くし、フラットにたくさんの方の意見を吸い上げるものとしては有効かなと思って始めたんです。

──その結果、ファンの皆さんにとって西川さんのTwitterのアカウントが活動をチェックできる“メディア”に成長していきましたね。

そうですね。それに日常的に関心を持ってくれているファンの方とかすごく興味があるっていう方だけじゃなくて、なんとなく「あのテレビ番組に出るなら観てみるかー」って思っているようなライト層のファン、“多少は関心を持っている”程度の方に情報を与えたり、人となりを見せたりできるのは便利なのかもしれないですね。

「LINE MUSIC」
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LINE MUSICとは?

コミュニケーションアプリ「LINE」の定額制音楽聴き放題サービス。約150万曲を楽しめるだけでなく、音楽をLINEでシェアしてトーク画面で再生できるなど、LINEならではの新しい音楽体験が得られる。料金プランは気軽に利用できる300円から。

配信情報
QRコード
LINEの生配信サービス「LIVE CAST」にT.M.Revolution生出演!

配信日時:2015年7月1日(水)19:30~予定
LINE ID: @linelivecast

T.M.Revolution ニューシングル「DOUBLE-DEAL」2015年8月5日発売 / EPICレコードジャパン
「DOUBLE-DEAL」
完全生産限定盤A [CD2枚組] 1944円 / ESCL-4490~1
完全生産限定盤B [CD+DVD] 1620円 / ESCL-4492~3
CD収録曲
  1. DOUBLE-DEAL
完全生産限定盤A 付属CD収録曲

戦国BASARA Re:boot Tracks

  1. Count ZERO(Re:boot)
  2. FLAGS(Re:boot)
  3. crosswise(Re:boot)
  4. SWORD SUMMIT(Re:boot)
  5. UTAGE(Re:boot)
  6. Naked arms(Re:boot)
  7. The party must go on(Re:boot)
完全生産限定盤B DVD収録内容
  • 特典映像
T.M.Revolution(ティーエムレボリューション)
T.M.Revolution

1970年滋賀県生まれの西川貴教によるソロプロジェクト。1996年5月にシングル「独裁-monopolize-」でメジャーデビュー。キャッチーな楽曲と激しいライブパフォーマンスで人気を集め、「HIGH PRESSURE」「HOT LIMIT」「WHITE BREATH」などのヒット曲を連発する。2008年には「滋賀ふるさと観光大使」に任命され、翌2009年から滋賀県初となる大型野外ロックフェス「イナズマロック フェス」を毎年開催。その他、舞台やミュージカルなど幅広い分野にて精力的な活動を展開している。2013年には水樹奈々とのコラボシングル「Preserved Roses」「革命デュアリズム」を発表。2015年5月に通算10枚目となるオリジナルアルバム「天」を発売し、8月にはシングル「DOUBLE-DEAL」をリリースする。


2015年7月29日更新