亀田誠治

M-9「Oh JANE」編曲

里菜ちゃんに初めて出会ったのは
去年の9月、福島で開催された「風とロック芋煮会」でのこと。
ギターを持ちながら、凛とした姿で歌う里菜ちゃんのその歌声に引き込まれ
僕は、思わず足を止めて、そのまま腰をおろしてライブを見ていました。
何にも染まらない、まっすぐで、素朴で、強い歌。
言葉少ないのにその歌は、なによりも、アーティスト片平里菜の今を
力強く物語っていました。

そんな里菜ちゃんと、まさか一緒に作品を作るなんて！
スタジオでもライブでも里菜ちゃんは
いつも片平里菜そのままです。
歌、言葉、ギター、全部がひとつになって
僕らの魂に届く、リアルタイムなシンガーソングライター。
アルバム完成おめでとう！
里菜ちゃん、またレコーディングやライブ一緒にやろうね！

喜多建介（ASIAN KUNG-FU GENERATION）

M-3「HIGH FIVE」、M-7「CROSS ROAD」、M-13「始まりに」参加

レコーディング時の思い出
ベボベ堀くんのドラムにうちの山田のベースが乗る、シェフしもりょーのムーグ！ そして里菜ちゃん＆私のギター録り！など個人的には見所が多く楽しいレコーディングでしたが、やっぱり里菜ちゃんが歌いだした時の、スタジオの空気が変わる感じが一番印象的でした。
アジカンマネージャーと私で顔を見合わせ、「こりゃすごいね！」とお互い目を丸くしたのですが、里菜ちゃんまだまだこれからというキョトンとした顔をしていました。
そこに凄みを感じつつ……また一緒にやれたらいいな。

片平里菜へ一言
里菜ちゃん、1stアルバムリリースおめでとうございます！
記念すべきアルバムに3曲もギターで参加出来て嬉しいです。
普段はおっとりしているようで、デモテープなどを聴かせてもらうと里菜ちゃんのもっているオルタナティブな部分が随所に炸裂していて、そのギャップが一音楽ファンとしてかなり好きです。
今後も里菜ちゃんから発せられる曲やメッセージに目が離せないと思いました。

コトリンゴ（KIRINJI）

M-6「teenage lovers」編曲

「teenage lovers」のデモを初めて聴かせていただいたときから、キュートだけどかっこいい声に感激して、実際にお会いした時もそのままの声で、きゃあきゃあ言ってしまいました。まっすぐで、時に胸を締め付けられる言葉と歌声に、元気をくれる歌ってこう言うことなんだとハッとなって、心から素敵だなあと思って何度も聴いています。

TOSHI-LOW（OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND）

M-12「amazing sky」編曲

二十歳ソコソコのどっかの田舎小娘の歌を
四十歳をまたぎ始めて疲れたオッサン達が
バンドの代表曲を一から作るように
苦心しながらもう一度積み上げたんだ

せっかくだから

くだらない売上げランキングの上位になって
つまらない年越しの歌番組に出るようになって
入りきれないほどの人々の前で歌うようになって
見たことのない世界にギター1本と初心だけ持って

その声とあの日見ていた「福島」の空を届けてやってよ

堀之内大介（Base Ball Bear）

M-3「HIGH FIVE」、M-7「CROSS ROAD」参加

レコーディング時の思い出
「CROSS ROAD」のタンバリンを録音するときに変な音が出てしまったのか、俺の叩き方が変だったのか忘れてしまいましたが、片平さんはじめブースの外にいるみんながそれで爆笑していたのが印象的でしたね！（笑）
片平さんはスタッフの皆さんと本当に仲が良さそうで、現場の雰囲気がとても良くて非常に楽しいレコーディングでした！

片平里菜へ一言
1stアルバム「amazing sky」リリースおめでとうございます！
閃光ライオット2011の頃から片平さんの曲を聴いていたので、一バンドマンとしてはもちろん、一リスナーとして今回のアルバムを聴くのが楽しみです！
しかも、そんな記念すべき作品に参加させていただいたことに喜びを感じています！

茂木欣一（東京スカパラダイスオーケストラ）

M-5「あなた」参加

ここまでの道のり、本当にお疲れさまでした。
「あなた」に参加出来たこと、とっても嬉しく思っています。

忘れられなくなる歌声と、ドキッとさせる言葉たち。
アルバムを通して聴いていると、里菜ちゃんのピュアで熱く、
そしてデリケートな感情がさらにまっすぐに伝わってきます。

1st.アルバム完成おめでとう！！
東京での暮らしで、心はいろいろ揺さぶられていくと思うけど、
その先に生まれて来る作品、そしてライブに大きく期待します。

安野勇太（HAWAIIAN6）

M-10「心は」編曲

レコーディング時の思い出
まず今回は編曲を任されたので曲を先に聴かせていただいたのですが、声が素晴らしすぎたので一回このまま（弾き語り）の状態でリリースしたほうがいいのでは？と打診したほど素晴らしい歌声で本当に衝撃的でした。レコーディングで初めて片平選手にお会いした時は少し不安になるくらい良い意味で普通の可愛らしい奔放な女の子だなぁなどと思っていましたが、いざ音のことになると顔つきが変わったり、的を射たことを言ったりと俗にいう本物 なんだなと感心いたしました。あとスタジオ近くのカレーはとても美味しかったです。

片平里菜へ一言
アルバム発売おめでとうございます！
新たな始まりですね。
ここからまたいろいろなことがあるとは思いますが、
これからもそのままで、すばらしいうたをうたいつづけてくださいね。

山田貴洋（ASIAN KUNG-FU GENERATION）

M-3「HIGH FIVE」、M-7「CROSS ROAD」、M-13「始まりに」編曲

レコーディング時の思い出
里菜ちゃんの天然なところは、これまでも薄々感じていました。同じ曲がセッションする毎に微妙に変わってたりしても、本人ほぼ自覚症状がないという…（笑）でもそれが、アレンジする側のインスピレーションに繋がったりする場面も多々あって。やっぱり生粋のアーティストなんだなと。ぜひこのまま突き進んで行って欲しいですね。

片平里菜へ一言
アルバム完成、本当におめでとう！ 初めてのレコーディングを一緒に行ってから早2年。今回の収録曲も弾き語りデモの段階からたくさん聴かせてもらっていました。正直に言うと、このアルバムへの思い入れが強過ぎてまだ客観的に聴けているのかどうかわかりません。
でも一つだけ間違いないのは最高に素晴らしい作品だということ。片平里菜というアーティストの楽曲を並べたら、ここまで圧倒的なパワーを放つんだということを改めて思い知りました。きっと多くの人にとって大切な一枚になると信じています。