ハードスタイルがファンにも定着してきた
──大阪公演で初披露された新曲「Like a 熱帯夜」は5月23日発売のニューシングルに表題曲として収録されますが、この曲を初めて聴いたときの印象はどうでしたか?
YUME. 初披露する前から、「Fever」と同じく盛り上がるだろうなって思ってました。
──この楽曲も「Fever」「Replay」に続いてRelectさんがアレンジを手がけたハードスタイルの楽曲です。ハードスタイルは、もうすっかりデビアンに定着してきましたね。
AI. そうですね。イメージが付いてきたと思います。
KAEDE. 「Fever」の存在が大きいですね。あの曲を披露するようになってから、デビアンの楽曲のスタイルがファンの人に徐々に浸透していって。「Fever」は私たちのライブでは欠かせない楽曲になりました。
AI. 「Like a 熱帯夜」も初披露のときからファンの方が曲に合わせてコールをしてくれて。ハードスタイルの楽曲が皆さんに理解されてると言うか、ちゃんと受け入れられてると思ったら安心して歌えました。初披露のプレッシャーはあったけど、すごくやりやすかったです。
KURUMI. 初披露のとき、ファンの皆さんは1サビまで曲をしっかり聴いて。そこからの対応力がすごかったんです。すぐにMIXやコールを入れてくるからプロだなって思いました(笑)。
AIRI. ファンの方からは「『Fever』とは違って盛り上がるだけじゃなくて、音もいいし振り付けも迫力があるし、見てるだけで圧倒される」と言われました。
KAEDE. 最初は振りがすごく速くて難しくて、全然覚えられなかったんです(笑)。
AI. 1回見ただけじゃ絶対に覚えられない。よく本番までに仕上がったなって(笑)。
KURUMI. 私はこの曲が増えたことで、ライブで激しい曲が続いて体力を消耗しちゃうんじゃないかって心配になりました。「Like a 熱帯夜」「以心伝心」「Fever」という流れは盛り上がるから絶対にやるだろうなと覚悟していたんですけど、すぐに名古屋公演でその曲順でライブをやる機会が来て。
──フロアはすごく盛り上がっていましたね。
AIRI. だから皆さんもよく付いてこれるなって。さすがプロですね(笑)。
──「以心伝心」は振りも特徴的ですよね。
AIRI. 曲の世界観に引き込まれそうになります。
──かつ、仲間との絆を歌った歌詞も胸に響いて、5人体制になってからの今のデビアンにすごくマッチしてると思いました。公演前の円陣で「この5人がデビアン」みたいな話をしていましたけど、今回のツアーでより絆が深まったんじゃないですか?
AIRI. そうですね。ライブで「以心伝心」をパフォーマンスするときは、仲間の大切さを感じながら歌ってます。
今年の夏こそ“見つかりたい”
──ツアーの東京公演ではサプライズとして、9月に東京・UNITでワンマンライブが行われることが発表されましたね。「以心伝心」が始まると思いきやスクリーンにワンマンの告知動画が流れて。でも、なんかメンバーのリアクション薄かったような。
AI. 以前のワンマンライブの告知動画で、スタッフさんがバンジージャンプをしながらライブを告知するというものがあって、今回もそういう感じかと思ったら普通に文字で発表されたので(笑)。
KURUMI. デビアンってリアクションが薄いんですよ。本当に何も知らされてないんですけど、リアクションが薄いからやらせ感が半端なくて(笑)。
──発表内容にピンと来なかったんですか?
YUME. 目が悪くて何が書いてあるのか見えなかったんです(笑)。
一同 あはははは(笑)。
──次のワンマンまで半年くらいありますが、それまでにグループとしてどうなっていたいですか?
AIRI. この夏、デビアンのファン以外の方に“見つかる”といいですね。対バンとかでたくさんの人にアピールして私たちのファンを増やしたい。今回のツアー以上に成長しないといけないから焦りもあります。どうやったらもっと成長できるかって。
KURUMI. 4年目の今年にデビアンが見つからなかったら、もうやばいなって。問題ありです。
KAEDE. でも、下積み期間が長いほうがいいかもよ(笑)。
AI. ポジティブだね!
- Devil ANTHEM.「Like a 熱帯夜」
- 2018年5月23日発売 / カナメイシレコード
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[CD]
1296円 / NQKS-1020
- 収録曲
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- Like a 熱帯夜
- 以心伝心
- Replay
- Like a 熱帯夜(instrumental)
- 以心伝心(instrumental)
- Replay(instrumental)
- Devil ANTHEM. ワンマンライブ
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- 2018年9月30日(日)東京都 UNIT
- Devil ANTHEM.(デビルアンセム)
- AI.、KURUMI.、KAEDE.、YUME.、AIRI.の5人からなる平均年齢15歳のアイドルグループ。「Make Some Noise」「沸ける正統派アイドル」をコンセプトに“楽しく沸けるライブ”を追求し、ステージで独自の世界観を構築している。2015年6月にタワーレコード内のアイドル専門レーベル・youthsource recordsに第1弾アーティストとして参加。同年8月にデビューシングル「Devil ANTHEM. ~キミのハートを征服中~」をリリースした。2017年3月に東京・下北沢SHELTERにて初のファン参加型主催イベント「デビアンフレンドパーク」を実施し、同年4月に1stアルバム「Fever」を発表。2018年4月には東名阪ツアー「桜前線ツアーだったら花吹雪」を実施した。同年5月にシングル「Like a 熱帯夜」を発売し、9月には東京・UNITでワンマンライブを行う。