Devil ANTHEM.|初の東名阪ツアーで感じたハードスタイルの手応え

ツアーを通して成長したKAEDE.とYUME.

──初日の大阪公演を終えて、2日目の名古屋公演ではどんな修正点があったんでしょう?

YUME. 実は初日ではダンスがバラバラで、いつものライブよりも動きがそろわなかったんですよ。名古屋公演ではそこを修正していきました。

KAEDE.

KAEDE. 大阪ではアドレナリンが出て、テンションが上がりすぎちゃったんです。

──大阪公演が終わって、移動の車の中でその日のライブ映像を皆さんでチェックしていましたよね。

AI. すぐに次の公演のための反省をできたのはよかったですね。おかげで名古屋公演では動きをそろえることを意識して踊ることができました。でも、大阪でも熱いライブを届けることができたと思うし、大阪でライブを観たあとに翌日のチケットを買って名古屋公演も観に来てくれた人がいてうれしかったです。

AIRI. 結局、その人たちは最後の東京まで来てくれたんですよ。このツアーをきっかけに新しくファンになってくれた人もいたので、私たちのがんばりが結果につながってよかったです。

──東京公演にはかなり多くのファンが駆け付けていました。

AI. 東京公演ではよりプレッシャーを感じてましたね。大阪、名古屋でのお客さんの反応がよかっただけに、最後の東京で勢いを落としたくなかったんです。結果、たくさんの人から「よかったよ!」って言ってもらえてひと安心でした。

──ライブ終盤の「OMONPAKARU」では、サビの部分でファンが桜吹雪を撒く演出が素敵でした。あれ、グッズとして売ってたんですね(笑)。

AI. そうなんです。グッズの扇子を買うと桜吹雪が付いてくるっていう。ファイナルでは皆さんがたくさん用意してくれて、とてもきれいでした。

ライブをみんなで作り上げた

──今回、リハーサルから皆さんの様子を見ていたんですけど、5人のライブに対する姿勢がこれまでのワンマンとは明らかに違うなと感じました。

AIRI. いつものリハとはまた違って、今回のツアーでは1つの舞台をみんなで仕上げていくんだという気持ちが強かったです。

AI. 今回のツアーのリハではマイクチェックのほかにも、照明の演出からMCの流れまでを細かく確認して、ライブをみんなで作ってる感じがありました。

KURUMI. これまでのデビアンはMCがちょっと苦手で、ノンストップでライブを披露することが多かったんですけど、今回のツアーではフリートークのコーナーを入れてみて。ファンの人と言葉のキャッチボールをしながら、MCでもお客さんの気持ちを上げようとチャレンジしました。いい雰囲気で次の曲につなげるために、今回はそういったところも意識したんです。

──ツアーを通して成長したと感じたメンバーはいますか?

AIRI.

AIRI. YUME.ちゃんは歌の先生のアドバイスを聞いてがんばっていたこともあって、今回のツアーで成長した姿を見せられたんじゃないかなと思います。

AI. うん、堂々と歌ってる姿がカッコよかった。

AIRI. KAEDE.ちゃんはMCがよかった。前は不安げにこっちを見たりしてたんですけど、今回はそういうことはなく1人でもたくさんしゃべってて。

──2人は本当に強くなりましたよね。ファンの人もそれはすごく感じてると思います。KAEDE.さんはKURUMI.さんと「Replay」でアカペラに挑戦していましたけど、2人の歌唱力に正直びっくりしました。

KAEDE. 音を外さなくてよかったです(笑)。リハからすごく緊張感があって、会場が静まり返ってる中でアカペラで歌うのでめちゃめちゃプレッシャーを感じていました。

KURUMI. 本当に時間がなくて、マイクを通して練習したのは2、3回くらいでした。不安もあったんですけど、本番は3公演とも成功できてよかったです。

Devil ANTHEM.「Like a 熱帯夜」
2018年5月23日発売 / カナメイシレコード
Devil ANTHEM.「Like a 熱帯夜」

[CD]
1296円 / NQKS-1020

Amazon.co.jp

収録曲
  1. Like a 熱帯夜
  2. 以心伝心
  3. Replay
  4. Like a 熱帯夜(instrumental)
  5. 以心伝心(instrumental)
  6. Replay(instrumental)
Devil ANTHEM. ワンマンライブ
  • 2018年9月30日(日)東京都 UNIT
Devil ANTHEM.(デビルアンセム)
Devil ANTHEM.
AI.、KURUMI.、KAEDE.、YUME.、AIRI.の5人からなる平均年齢15歳のアイドルグループ。「Make Some Noise」「沸ける正統派アイドル」をコンセプトに“楽しく沸けるライブ”を追求し、ステージで独自の世界観を構築している。2015年6月にタワーレコード内のアイドル専門レーベル・youthsource recordsに第1弾アーティストとして参加。同年8月にデビューシングル「Devil ANTHEM. ~キミのハートを征服中~」をリリースした。2017年3月に東京・下北沢SHELTERにて初のファン参加型主催イベント「デビアンフレンドパーク」を実施し、同年4月に1stアルバム「Fever」を発表。2018年4月には東名阪ツアー「桜前線ツアーだったら花吹雪」を実施した。同年5月にシングル「Like a 熱帯夜」を発売し、9月には東京・UNITでワンマンライブを行う。