Juice=Juice入江里咲が行く!新たなフグタコの魅力に愛知で出会う初の食レポグルメ旅 | タコマニア・工藤由愛からのミッション

Juice=Juice入江里咲インタビュー

愛知にもフグタコにも、新しい発見がたくさん

──今日は先輩である工藤由愛さんからのミッションとして、入江さんに愛知県内でいろんなフグタコグルメを味わってもらいました。早朝に名古屋に集合して、ロケバスに揺られて蒲郡へ、その次は豊橋に向かい、最後に名古屋に戻って来るという弾丸ツアーでしたが、1日を振り返ってみていかがでしたか?

朝、名古屋駅に着いたときにちょっと雪が降っていたのがうれしくて。そこからいろんなところを回りましたが、名古屋と豊橋の街中だったり蒲郡の海辺だったり、「愛知県にはこんなに素敵な場所がいっぱいあるんだ!」と驚きました。名古屋にはハロー!プロジェクトのコンサートで何回か来たことがあるんですけど、こんなに愛知県内のいろんなエリアを巡ったのは今日が初めてで、家族とも来たことがない場所だったので、新鮮で楽しかったです。

入江里咲

──愛知県産の新鮮なフグとタコをたっぷり堪能してもらいましたが、お味はいかがでしたか?

お料理、どれも本当においしかったです。最初私の中では、愛知県とフグとタコのイメージがあんまりつながっていなかったんですけど、フグタコグルメを楽しめるお店がたくさんあって、お店ごとにもいろんな味があって、それを体験できてうれしかったです。特にフグを食べるのはほぼ初めてだったんですけど、今日はたくさん食べられました。

──愛知県ではタコはオールシーズン、フグは冬から3月頃までが旬の時期だそうです。

そうなんですね。フグは寒い時期にしか食べられないのも知りませんでした。両方食べられてラッキーです。

──タコについてはもしかしたら工藤さんから日常的に話を聞いているかもしれませんが、もともと入江さんはフグとタコにどれくらい親しみがありましたか?

私、もともとタコを食べるのがけっこう好きで、お寿司屋さんでもいつもタコを頼むんですよ。グループに加入してすぐ、その話を工藤さんにしたら、「タコ、おいしいよね!」とすごく喜んでくださって。タコが好きなおかげで意気投合できました!

──フグについては、「皮しか食べたことない」と撮影中におっしゃっていましたね。

小さい頃、お正月のときに親戚みんなで集まっておせちを食べたんですけど、その中にふぐの皮が入っていて。そのときはポン酢で食べて、すごくおいしかった記憶があります。あとは、以前よく歩いていた道の途中にフグが泳いでいる水槽があったくらいで。あれはフグ料理屋さんだったのかな……でもフグの身は1回も食べたことなかったですし、どんな味なんだろうと思っていました。

──だとすると、今日1日でフグとタコに対する印象が変わったかもしれませんね。

すごく変わりました。タコもフグも、煮たり焼いたり揚げたり、調理の仕方によって味も見た目も食感も全然違っていて。それに、ちょっと果汁をかけてみるとか、別の食べ物との組み合わせを変えるだけで、こんなに味わいが変わるんだなって。新しい発見がたくさんありましたね。

入江里咲

──入江さんが特に好きだと思ったメニューはなんですか?

タコは生もおいしかったんですけど、一番衝撃的だったのは柔らか煮(名古屋マリオットアソシアホテル 日本料理 京都 つる家の提供メニュー)。料理長さんが8時間も煮込んで作られた料理だと聞いて驚きました。食べてみたら、白い部分がないくらいタコの身に味が染みていて、食感もモチモチして柔らかくて……すごく印象に残りました。あと、フグは切り身を鉄板の上で焼いて食べた、焼しゃぶ鍋がおいしかったですね(ホテルアソシア豊橋 和食レストラン 穂のはなの提供メニュー)。自分でフグを焼くときにしっかり焦げ目が付くくらい火を通したので、身が固くなっちゃうかなと思ったんですけど、全然そんなこともなくフワフワで。

──実食中も「これ好き!」とおっしゃっていましたもんね。ジンギスカン用の鉄鍋でフグを焼くという珍しい1品でした。

はい、風味も香ばしくて本当においしかったです! しゃぶしゃぶとの食感の違いもわかって面白かったし、私みたいにフグをあまり食べたことのない方にもぜひ食べてみてほしいなと思いました。

工藤さん絶対喜ぶだろうな

──先ほど少し話題に上がりましたが、後輩の入江さんから見て、やはり工藤さんのタコ愛は相当なものなのでしょうか?

工藤さんは本当にタコが大好きで、筆記用具、ポーチ、イヤリング、被り物とか、とにかくたくさんのタコグッズを持っているんです。あと、コンサートのリハーサルのときはだいたいタコのTシャツを着ていて、「そのTシャツ、かわいいですね!」と話しかけると、「そう、新しいのなの!」とうれしそうに答えてくださるんですよ。それがすごくかわいいです。だから私も街中でタコグッズを見つけたら、「これをあげたら、工藤さん絶対喜ぶだろうな」って、すぐに買うようになっちゃって。この間も、ライトパープルとライトピンクという、私と工藤さんのメンバーカラー色のタコのぬいぐるみが2個セットで売っているのをたまたま見つけて。「これは買うしかない!」と思ってあとで工藤さんにプレゼントしたら、その場でカバンに着けてくれたんです。うれしかったですね。

入江里咲

──入江さんの工藤さん愛も伝わってきました。そんな工藤さんはもちろん、フグタコグルメをまだ存分に味わったことのない方々に今回の旅の魅力を伝えるとしたら?

愛知県から遠いところに住んでいる方にも、ぜひおいしいフグタコ料理を味わってもらいたいですし、食べにだけ来るのが難しいという方には、愛知県近くでハロー!プロジェクトのコンサートを観ていただいて、その行き帰りにちょっと寄り道して県内で遊んでみてもらえたらなと思います。

──今日行った蒲郡のホテル竹島の近くには、深海生物がたくさん展示されている竹島水族館もありますし、コンサートのついでに蒲郡エリアを観光するのも楽しそうですね。

ホテルから見えた小さな島も気になりました! 海に浮かんだ島に歩道橋が1本続いている景色がすごくきれいで。

──あの木々に覆われた島は竹島と言って、島の中には101段の階段と5つの神社があるそうです。階段を登り切ってそのすべての神社を参拝すると、たくさんの幸せが訪れると言われているパワースポットなんだとか。

ええー、すごい! そんな素敵な場所だったんですね。私もいつか行ってみたいです。

竹島が浮かぶ三河湾沿いを散歩する入江里咲。 晴天時の三河湾。

自分でもすごく不思議だけど

──ここからは入江さんご自身のことについてお話を聞かせてください。グループに加入されて約半年が経ちましたが、活動には慣れてきましたか?

加入してからすぐ横浜アリーナ公演のような大きいコンサートを経験させていただいたり(参照:「必ず帰ってきます」金澤朋子がJuice=Juiceから卒業、新リーダー植村あかりと後輩にバトン託す)、グループに加入して初めてのシングルがリリースされたり(参照:Juice=Juice、金澤朋子ラストシングルで竹内まりや「プラスティック・ラブ」をカバー)、いろんなことがあって。体感的に慣れてきたところはありますけど、6カ月の密度が濃すぎたので、「たった半年しか経っていないんだ」という気持ちです。まだまだできないこともいっぱいありますし。

──でもブログを拝見していると、入江さんは歌とダンスが未経験で加入したものの、「今日はこんなことができるようになった」と、1歩ずつ着実に前に進んでいらっしゃる印象です。

ハロプロメンバーにとっては基本中の基本のサイドステップという動きがあるんですけど、私は最初、それが全然できなくて。手と足の動きが逆になってしまったり、体が違う方向に向いてしまったりしてすごく大変だったんですけど、練習のおかげで今はなんとかできるようになりました。

──横浜アリーナ公演や最近のハロコンでの入江さんのパフォーマンスは、そんな苦労を感じさせないくらい堂々としたものでした。ものすごいスピードで成長されているんだなと。

ありがとうございます。最近一番実感するのは、振りや場位置を覚えるスピードが速くなったことですね。最初にオーディション中にダンス課題の動画をいただいたときは、1分半のダンスを覚えるのに5日間かかったんです。練習に付き合ってくれたお父さんとケンカしながら(笑)、映像を少しずつ区切って見て、夜、日付が変わる頃まで練習してやっと追いついてましたけど、今はだいたい1時間あれば1曲の振り付けを覚えられるようになりました。ステージでの立ち位置もすごく細かいので加入当時はこんがらがってパニックになることもあったけど、今はみんなと同じスピードで動けるようになってきて。最初と比べると、ちょっとは成長できたかなと思います。

入江里咲

──もともと入江さんはハロー!プロジェクトの大ファンだったんですよね。好きになったきっかけはなんだったんでしょうか?

小学校6年生の春休みに初めて自分のスマホを買ってもらったんですけど、それでいろんな動画を観るようになって、その中でスマイレージさんの2期メンバーオーディション(2011年開催)の映像に出会ったんです。それまでアイドルに興味があったわけでもないし、まったく詳しくなかったんですけど、なぜかオススメ欄にスマイレージさんのオーディション映像が何度も出てきて。「こんなに目にするってことは何かあるのかな?」と思って観てみたら、どんどん続きが気になっていって、いつの間にかスマイレージさん、アンジュルムさんにハマっている自分がいました。

──その流れでハロー!プロジェクト全体のことも好きになっていたと。

そうです。私、もともと何に対してもあんまり強く興味を持てないタイプというか、1つのことにハマりにくい性格だったんですけど、スマイレージさんを知ってからは半年くらいで全グループのことを好きになっていました。小6から高1までの約5年間、ずっとハロー!プロジェクトのファンで、ライブも観に行っていましたし、「ハロドリ。」(テレビ東京系で放送されているハロプロ研修生たちの密着番組)も毎週観ていました。

入江里咲

──1つのことに熱中しにくい性格ということですが、なんでハロプロにはハマったんでしょうね?

なんででしょう……自分の中でもすごく不思議なんですよ。私、洋楽もJ-POPもあんまり聴いていなかったので、音楽のことはよくわからないんですけど、なぜかハロー!プロジェクトの曲はすごく好きになって。それでこうして加入できたのは、本当に何かの縁なのかなと思いますね。

──今までたくさんハロプロの楽曲を聴き込んできたと思いますが、今の入江さんにとって思い入れの強い、特に大切な楽曲を挙げるとしたら?

本当にどの楽曲も大好きなんですが、中でも「『ひとりで生きられそう』って それってねえ、褒めているの?」(Juice=Juice)と、「恋ならとっくに始まってる」(アンジュルム)には特別な思いがあります。「『ひとりで生きられそう』って それってねえ、褒めているの?」は、私がオーディションを受けたときの課題曲で。私の人生を変えてくれた曲というか……ずっと大切にしていきたい楽曲ですね。「恋ならとっくに始まってる」は、私にとって初めてのコンサートツアー「Hello! Project 2021 秋『続・花鳥風月』」で、ほとんど毎公演ソロでパフォーマンスさせていただいた曲なんです。リハーサルを始めたての頃は途中で息が切れてしまってなかなか思うように歌えなかったんですけど、ツアーを終える頃にはちゃんと歌えるようになって。この曲を通して少しでも成長することができたんじゃないかなと思っています。