[ゴスペラーズ ] NHK合唱コンクールの課題曲を提供

2007年3月19日 21:37 22

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ゴスペラーズが「第74回 NHK全国学校音楽コンクール」高等学校の部の課題曲「言葉にすれば」を書き下ろしたことが明らかになった。

ゴスペラーズとは？

北山陽一、黒沢薫、酒井雄二、村上てつや、安岡優の5人からなるボーカルグループ。1994年にシングル「Promise」でメジャーデビュー。以降、「永遠（とわ）に」「ひとり」「星屑の街」「ミモザ」など、多数のヒット曲を送り出す。他アーティストへの楽曲提供やプロデュース、ソロ活動など多彩な活動を展開する。2022年7月には提供曲のセルフカバーアルバム「The Gospellers Works 2」をリリースした。2023年8月には5組のアーティストから楽曲提供を受けたEP「HERE & NOW」をリリース。同年9月から2024年1月にかけて、全国ツアー「ゴスペラーズ坂ツアー2023 “HERE & NOW”」を行った。メジャーデビュー30周年を迎えることを記念して、2024年11月に新作EP「Pearl」、12月にカップリング集「G30 -Beautiful Harmony 2-」をリリース。

昨年11月にリリースされた最新アルバム「Be as One」。

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この曲はコンクール課題曲のテーマ「つながる」に基づいて、作曲家で合唱指揮者の松下耕と共同制作されたもの。作詞は安岡優が行なっている。5人組アカペラグループとして活動し作品をリリースしているゴスペラーズゆえ、彼らが制作した混声四部合唱や女声四部合唱、男声四部合唱がそれぞれどのような仕上がりになっているのか興味深いところだ。

松下耕のブログ「Ko Matsushita's Blog」には、2月27日に行った放送初演に向けての課題曲の練習のことが書かれている。2月28日のエントリーには「アンサンブルとは何か、ということや、表現について、ゴスペラーズのメンバーは、学生達に熱く語ってくれました。それは私たち演奏者にとって、楽しく、有意義な時間でした。ゴスペラーズの皆さんも同じことを言ってくれました。」とあり、この曲に対する彼らの熱意が強く感じられる。

課題曲のCDは4月1日に発売予定。小学校、中学校、高校それぞれの全歌唱形態の演奏とカラオケピアノ演奏が収録される。このCDにはゴスペラーズのボーカルは収録されず合唱団による歌唱が収められるが、コレクターにとっては彼らの作品のひとつとして手に入れておきたいアイテムだろう。