シンガー / プロデューサーの
「Y LIFE 2」は、昨年発表された「Y LIFE」に続くシリーズ第2弾。前作「Y LIFE」は、otuyyutoが故郷であるアメリカ・ハワイ州ホノルルを訪れた夏に制作した自身初の完全セルフプロデュース作品であり、ペットのFendiを失った喪失感や、故郷に戻るたびに直面する複雑な感情がテーマとして描かれ、「休暇のはずなのに、心は休まらない」という現実が表現されていた。
「Y LIFE 2」は、otuyyutoが日本へ移住して以来、初めてハワイへ帰郷した今年9月にわずか1週間で制作・録音された。「エネルギーを取り戻す場所」であると同時に、「過去の痛みが残る場所」というハワイの二面性が作品全体で描かれており、「滞在が長くなると心が疲弊していく感覚」「訪れるたびに自分をリセットできる感覚」「尊敬と憎しみの間にあるリアルな心情」がEPを貫くテーマとなっている。
本作でotuyyutoはサンプリングを一切使用せず、ゲストアーティストも迎えず、自らの音楽的ルーツと向き合うことに専念。カバーアートは、かつてotuyyutoが暮らしていたアパートのリビングルームであり、現在は母親が1人で住む場所で撮影されたもので、過去と現在が交差する象徴的なビジュアルとなっている。撮影は長年の友人でありコラボレーターでもあるDevan Yukio Fujinakaが担当し、ハワイの仲間であるCole Turnerもアシストとして参加。このEP制作期間中、「RAPPER C」のミュージックビデオも同チームで撮影された。
otuyyuto コメント
ハワイはいつも自分をリセットできる場所。でも同時に、長くいると苦しくなる場所でもある。
“Y LIFE”シリーズは、そんな複雑な気持ちを正直に切り取った記録。
今回も、ハワイでしか作れない“生の自分”を音にしました。
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Madara @Kal_El_07
@natalie_mu ハワイのあの感覚は本当にリアル。気分転換をしてエネルギーを充電する必要がある時もあるよね。