10月9日深夜に放送がスタートする「できても、できなくても」は、テレ東とコミックシーモアによるドラマ制作プロジェクトの第2弾作品。朝日奈ミカによる同名電子マンガの実写化で、“不妊症”という繊細な題材を丁寧かつ大胆に描く。自分より他人のことを優先しがちな主人公・桃生翠(ものうすい)は、ブライダルチェックで不妊症が発覚したことをきっかけに7年付き合った彼氏に振られ、さらにはその噂が会社で広まり退職することになる。心身ともにボロボロの翠だったが、ナンパ男から助けてくれた年下のイケメン男子・月留真央(つきどめまお)と出会い、自分にとっての“本当の幸せ”を見つけるためにもがき奮闘するリスタートの日々が幕を開ける。
主人公の翠を演じる宇垣は「私はすぐ思ったことを言葉にしてしまうので(笑)、そこは翠と違うところだなと思ったんですけど、誰かのために押し留める、我慢するのもまた強さだと思うので、そこは大切に演じました」と役への思いを語る。真央を演じる山中は作品の印象を「難しいテーマの話だけどシンプルにキュンキュンするところもたくさんあって、一気に脚本を読みました」と伝え、自身の役については「真央はクールにしようと思ってしているんじゃないので、そこは気をつけました。感情を出したいけど出せないみたいなところはむず痒くて難しかったです」とコメントした。
司会者に撮影中のエピソードを問われると、山中は「(共演の)鶴嶋乃愛さんはタロットカードができるので、みんなの今後の人生を占ってくださって」と休憩中の思い出を懐古。すると上原は「宇垣さんが『ザ・ワールド』っていう最高のカードを引いて、山中さんが『タワー』っていう最悪のカードを引いたんです」と続け、このエピソードに山中は「そうなんですよ……」と苦笑いする。また宇垣は現場に入る際の心境を「みんなと世代が違うから、『触れ合ってきたポケモンが違いすぎる!』ってドキドキしてた」と独自の語彙で言い表したが、山中は「宇垣さんが初日から優しく接してくださるから、僕らも自然体でいられました。ありがとうございます」と返した。
また会見では、ドラマのタイトルにちなみ「最近できたこと、もしくはできなかったことは?」という質問が登壇者に投げかけられる場面も。山中は「僕はサッカーをやっていたので、サッカーを観るのがめっちゃ好きなんですけど、サッカー友達ができました」と後ろに座る上原のほうを向き「こんなに話が合う人はなかなかいないから、本当にうれしくて」と続ける。この言葉に上原は「撮影に入る前に(山中のことを)Wikipediaで調べて『仲よくなるならサッカーしかない!』と思って。サッカーに限らず山中くんは多趣味なんですけど、運命なんじゃないかってくらい趣味が合う」と返答。すると、盛り上がる2人の姿に渋谷も「僕もサッカー好きなんです……」と声を上げ、会見の壇上でサッカー仲間の輪が広がるという和やかな光景が展開された。
そして最後に宇垣は「大きなテーマを描く作品ですが、胸キュンあり女の友情ありライバルの襲来あり、いろんな楽しみ方ができる作品でもあります。その多様な魅力を皆さんに楽しんでもらえたらと思います」と、流暢な語り口でドラマをアピール。その理路整然としたコメントで共演者の感嘆を誘いながら、会見を締めくくった。
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