超特急「NINE LIVES」リリイベは“新聖地”高輪ゲートウェイ駅で!爪を研いだ9匹が脱走?新展開も

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超特急が、本日9月24日にニューシングル「NINE LIVES」をリリース。これを記念したリリースイベントを、東京・TAKANAWA Gateway Parkで開催した。

超特急とは?

9人組の“メインダンサー&バックボーカルグループ”。カイ(2号車 / メインダンサー)、リョウガ(3号車 / メインダンサー)、タクヤ(4号車 / メインダンサー)、ユーキ(5号車 / メインダンサー)、タカシ(7号車 / バックボーカル)、シューヤ(11号車 / バックボーカル)、マサヒロ(12号車 / メインダンサー)、アロハ(13号車 / メインダンサー)、ハル(14号車 / メインダンサー)で構成されている。2012年6月に1stシングル「TRAIN」でCDデビュー。2015年6月にはデビュー3周年記念の9thシングル「スターダスト LOVE TRAIN / バッタマン」をリリースし、インドネシア・ジャカルタでのライブイベントに出演して海外“開通”を果たした。2017年4月にはデビュー5周年を記念したシングル「超ネバギバDANCE」を発売し、同作でグループ初のオリコン週間シングルランキング1位を獲得。2018年12月には初の埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演を含むアリーナツアー「BULLET TRAIN Arena Tour 2018 GOLDEN EPOCH」を成功させる。2019年8月に沖縄県内で行われた全国ツアー最終公演をもって“全国開通”を達成した。2022年4月にメンバーオーディションの開催を発表し、8月にシューヤ、マサヒロ、アロハ、ハルの4人が加入して9人体制に。10月に新体制初のシングル「宇宙ドライブ」を発表。2023年に入ってからは3月に5thアルバム「B9」、5月にカンテレ・フジテレビ系ドラマ「ホスト相続しちゃいました」の主題歌「Call My Name」、9月に「Lesson II」を発表した。2024年4月に1st EP「Just like 超特急」をリリース。

超特急

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リリイベ会場は超特急の新たな“聖地”

「NINE LIVES」は、超特急にとって22枚目のシングル作品。表題曲は 「Cat has NINE LIVES.(猫に九⽣あり)」という海外のことわざをテーマに制作され、この言葉が持つ「困難な状況を何度も乗り越えしぶとく⽣き抜く⼒」という意味と9人組グループである超特急の生き様を重ねたグルーヴィなダンスナンバーとなっている。リリースイベントの舞台に選ばれたのは、この楽曲のミュージックビデオが撮影されたJR高輪ゲートウェイ駅の目の前に位置するTAKANAWA Gateway Park。イベントはシークレットライブとして実施され、抽選に当たった約1000名の8号車(超特急ファンの呼称)にも会場の詳細は当日まで明かされないという徹底ぶりのもと本番の夜を迎えた。

超特急

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秋めいた涼やかな夜風が吹き抜ける、駅前の野外ステージ。観覧エリアを埋め尽くす8号車の大歓声に迎えられた超特急の9人は、アッパーなダンスナンバー「Steal a Kiss」でミニライブをスタートさせた。漆黒の布をたっぷりと使い、猫の尻尾を思わせるファーもあしらった「NINE LIVES」の新衣装を艶やかに揺らめかせながら、シャープなダンスでファンを挑発する9人。ラストサビでセリフパートを担うユーキは「好きなんだろ?」を「好きだニャン♡」と“NINE LIVES仕様”にアレンジしたキラーフレーズで、8号車たちの黄色い悲鳴を一身に集めた。

ユーキ

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「引っかいちゃうよ~」「タカシだニャン!」猫大量発生

そのまま2曲目の「My Buddy」に展開すると、センターに立ったアロハも「NINE LIVES! NINE LIVES!」と声を上げ「リリイベ楽しんでいきましょう!」とひと言。キャッチーな“いきものダンス”で8号車をパフォーマンスに巻き込んでいく。さまざまな動物たちのモチーフが盛り込まれ、猫の「ニャーン」という効果音も特徴的なこの楽曲では、タクヤも「引っかいちゃうよ~」と声を上げる。そんなタクヤの後ろに立つ超特急屈指の猫好き・タカシは、タクヤの頭でこっそりと“猫耳ポーズ”を作るいたずら心を見せて8号車の目を楽しませていた。

タカシ

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2曲を終え、9人はここで自己紹介。カイが「楽しんでいくんだニャン!」と言うと、リョウガは持ち前の“イケボ”で「出発進行ッ」と車掌風に告げる。そしてタカシはおなじみの挨拶「タカシやで!」を「タカシだニャン!」と言い換え、ボーカルの相方であるシューヤの「かわいい! メロい!」というリアクションを誘った。

リョウガ

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明かされる「NINE LIVES」MV撮影秘話

MCを務めたリョウガは「皆さん、MVは観てくれましたか?」と、リリースイベントの会場に同所が選ばれた理由を説明。ここから9人は、それぞれが駅および駅ビルのどのあたりで撮影を行ったのかを順番に発表しながら撮影の思い出を振り返っていった。この話題の中では、マサヒロのシーンで彼がほおばっていた特大おにぎりに「4つくらい具が入っていた」という裏話も明かされ、初耳だった8人は「えー!」と同様に驚きの声を上げる。またアロハは今現在立っている特設ステージ近辺が撮影場所だったことを8号車に伝え「本当にこのあたりで、洗濯バサミを売ってました。楽しかった!」と笑いながら懐古。全員の発表が終わると、リョウガは「ぜひともね、“聖地巡礼”などしていただいて楽しんでもらえたら」と8号車に語りかけていた。なおメンバーそれぞれの撮影地の詳細は記事の最後にまとめて記載するので、“聖地巡礼”の参考にしてほしい。

アロハ

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そして、トークの後半にはダンスリーダー・ユーキによる「NINE LIVES」サビパートの振付講座も行われた。猫が爪を研ぐ様子をシャープな動きで表現したダンスの中には、8号車にはおなじみとなっている超特急のオリジナルじゃんけん「星野じゃんけん」の“Starポーズ”に似た動きもあり、ユーキが「『爪きらきら』は“Star”の分離バージョンね」と説明して8号車の理解を深めるひと幕も。ひと通りのレクチャーが終わると、ユーキは「ぜひ披露する際は一緒に踊って!」と、カイは「SNSにも踊ってアップしてほしい!」とそれぞれ8号車にリクエストした。

タクヤ

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「NINE LIVES」初披露! そして“9匹”が脱走…?

カイが改めて「NINE LIVES」の楽曲テーマについて説明を行うと、9人はイベントの最後に「NINE LIVES」のパフォーマンスを初披露した。「爪研ゲ 爪研ゲ 爪研ゲ 爪きらきら yah」というキャッチーなフレーズのリフレインが印象的なこの曲で、9人は“猫”さながらの優美かつ俊敏なダンスを見せて8号車を魅了。タカシとシューヤの遊び心あふれるボーカルの掛け合いの上、ダンサーの7人は目まぐるしいフォーメーションチェンジでセンターに立つメンバーを次々と入れ替えながら、“九生”をも生き抜く猫のバイタリティを丁寧に力強く表現してみせた。

ハル

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新曲のパフォーマンスを終え、改めて9人はファンの前に整列。リョウガが「以上、僕たちは超特急でした!」とイベントを締めくくろうとしたそのとき、ステージでなぜか巨大な風船がふくらみ始める。この異変に気付いたメンバーは一様に焦り出し、「なにこれ!」「うわー!」と声を上げながらステージを降り、観覧エリアの通路を駆け抜けて姿を消してしまった。すると、破裂した風船の奥から現れたのは「うちの超特急(ネコ)知りませんか?」と書かれたポスター。メンバー9人の顔写真と「2025年9月24日都内イベント会場から逃げ出しました」「見つけた方は、#うちの超特急知りませんか でお知らせください」という捜索依頼が書かれたこのポスターによって明らかになった、新たな企画の詳細は近日発表とのことなので、8号車は今後の動向にも注目しておこう。

風船に怯える超特急。

風船に怯える超特急。 [拡大]

超特急「NINE LIVES」MV 各メンバーの撮影地

カイ:駅構内2階の芝生のベンチ

あのベンチ、ふかふかで気持ちいいのよ! もしよかったら行ってみてください。

リョウガ:駅ロータリー

普通に利用者がいらっしゃったので、ガチダッシュしてたら「えっどうしたの!?」ってなっちゃって(笑)。4本、5本くらいちゃんと走りました。

タクヤ:サウスビル(THE LINKPILLAR 1 SOUTH)6、7階のバルコニー

景色がよくて。朝の日差しがすごくまぶしかったですね。朝日が強くて虹がかかってて、いいカットになりました。

ユーキ:大階段

大階段でお茶をたしなませ……たしなめ……たしなみました!(笑)

タカシ:サウスビル(THE LINKPILLAR 1 SOUTH)1階

花束を持って歩いて、日差しもよくて「すごい優雅な朝やな、いい朝やな」と思いながら歩いてました。いい朝でした!

シューヤ:サウスビル(THE LINKPILLAR 1 SOUTH) エントランス / 駅北側のエレベーター

朝撮ったので、(一緒に撮影をした)金魚も眠そうでした(笑)。

マサヒロ:駅構内2階の南側のベンチ

朝4時くらいに顔より大きいくらいのおにぎりを食べました。あれ具材が4つくらい入ってるんですよ。鮭とか昆布とかちゃんと入ってました。

アロハ:駅前(ゲートウェイパーク)

ちょうどこのステージのあたりで洗濯バサミを売ってました(笑)。楽しかったですね。本当に売りたいなと思いました。

ハル:2階南改札前 / 3番線ホーム

改札前ではカギを探したんですけど、僕だけ“マジ猫”っていうテイストでやらせてもらいました(笑)。

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