映画ナタリー Power Push - 「劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊」
ジュウオウジャー座談会 ヒーローとして駆け抜けた1年間と、6人のこれから
大和はまた振り回されるんだろうなって(笑)
──今回の「劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊」でも、操がニンニンジャーにさらわれて、みんなが助けに行くという意味で、重要な役割を担っていますね。
國島 そうですね。追加戦士ならではのオイシイところです。
南羽 本編でもそうでしたけど、操はトラブルメーカー的なところがありますからね。いつも操がきっかけで何かが始まる。
國島 映画の台本を読んだときも、箸休めじゃないですけど、自分のところで一笑いしてもらえればいいなと思いました。いつもそうやって僕が自由にできるのは、みんながしっかり地に足をつけて、それぞれのキャラを演じてくれるからなんです。感謝してます。
──そんな中、本作の大和は特にツッコミが忙しそうでしたね。
中尾 そうですね、振り回されてますね、相変わらず(笑)。ニンニンジャーの皆さんとVS映画をやるって聞いたときから、「あ、また振り回されるんだろうな」って思って。
一同 (笑)
中尾 案の定、台本を読んだら振り回されっぷりがすごかったです。天晴くんも一緒に振り回される側のポジションなんですけど、彼もベクトルがおかしいというか、ネジが1個外れてるので(笑)。
南羽 役がね。
中尾 そうそう、すごくポジティブなキャラなので、大和はそっちにも振り回され……。
渡邉 本当にみんなにツッコんでたもんね。
南羽 心の声が出ちゃってるし。
國島 カメラ目線でね(笑)。
中尾 そうそうそう、「急展開!」って。
気付いたら西川俊介くんを中心にまとまってる
──ニンニンジャーとの共演はいかがでしたか? 特に印象に残っている先輩はどなたでしょう。
渡邉 僕は、ダントツで西川(俊介)くんだな。
一同 ああー。
渡邉 盛り上げ上手っていうか、明るいんです。こっちが元気をもらうくらいの勢いがあって、すごく楽しい方でした。
中尾 天然でね。スタッフさんやキャスト含めて、笑顔が増えるんですよ。
南羽 気付いたら西川くんを中心にまとまってるんだなって。すごくいいなって感じました。
渡邉 にぎやかで、ジュウオウジャーにはない雰囲気っていうか。
中尾 ちょっと、僕もにぎやかですよ!(笑)
渡邉 にぎやかだけど! なんかほら、別の空気があるじゃん。
柳 そう、別のさ(笑)。
國島 キャラが違うからね。
中尾 フォローしなくていいよ(笑)。
一同 (笑)
立石 ニンニンジャーの皆さんは、声がけが多かったのが印象的で。普段のおしゃべりももちろん多いんですけど、監督が動きを付ける前に「俺はここでこう動くよ」っていうような、お芝居するうえでの会話のキャッチボールもすごく多かったんです。そういう関係は素敵だなって思いました。
──本編では、スーパー戦隊シリーズ通算2000回放送達成記念として、「海賊戦隊ゴーカイジャー」の先輩方とも共演されましたね。それぞれのシリーズで違いは感じましたか?
南羽 僕らで言えば動物ですけど、海賊だったり忍者だったり、それぞれのテーマによってベクトルが違うんですよね。皆さん本当に個性が強くて。例えばレオと同じような元気キャラでも、「あ、こういうやり方があるんだ」って思えるときがあったので、勉強になりました。
中尾 言葉ではうまく表せないんだけど、俺たちは“つながり”、ニンニンは“暴れる”、ゴーカイは“派手”みたいなテーマに沿って、その年その年の雰囲気があるよね。
渡邉 うん。ゴーカイジャーは豪華な感じ。
中尾 そうそう、ニンニンも“暴れる”っていう派手さがあるんだけど、ゴーカイは気品のある派手さっていうか。
それぞれのキャラクターの絡みが見どころ
──今回の映画で好きなシーンを教えてください。
立石 見どころは、やっぱり変身?
中尾 そうですね。12人そろっての変身。あとは、最後にみんなが仲良くなって、キャンプに行くところ。あそこが一番和やかで、それぞれのキャラの個性が出てるシーンかな。
柳 私は、ニンニンジャーが忍術で登場してくるシーンが好きです。
南羽 よかったね、あれね。
立石 そうだね。
渡邉 個人的には、タスクと八雲が共演したパオンマルのところが好きだった。象つながりでね。
中尾 あそこ面白いよね。(タスクのまねで)「イージーなのか?」って(笑)。
渡邉 タスクがやたら“イージー”を気に入るっていうね。タスクと八雲とか、レオと凪とか、それぞれのキャラクターが絡むところもひとつの見どころなのかなって思います。
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「劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊」全国で公開中
ストーリー
地球の自然を満喫しながらキャンプを楽しんでいたジュウオウイーグル / 風切大和たち動物戦隊ジュウオウジャーの前に、忍者装束の若者たちが出現した。彼らの正体は、39代目のスーパー戦隊である手裏剣戦隊ニンニンジャー。大和たちのことをなぜか妖怪だと勘違いしたニンニンジャーは、全力で攻撃を仕掛けてくる。そんなとき、アカニンジャー / 伊賀崎天晴の息子を名乗る少年が現れる。未来から来たという彼の話によると、ジュウオウジャーとニンニンジャーの戦いがきっかけで、地球の平和を守ってきたスーパー戦隊の歴史が終わってしまったそうで……。
スタッフ / キャスト
原作:八手三郎
脚本:香村純子
監督:竹本昇
キャスト:中尾暢樹、柳美稀、南羽翔平、渡邉剣、立石晴香、國島直希、西川俊介、松本岳、中村嘉惟人、矢野優花、山谷花純、多和田秀弥、矢柴俊博、村上幸平、石川樹、寺島進、嶋大輔(声)ほか
- 「劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊」公式サイト
- 「劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊」作品情報
©「ジュウオウジャーVSニンニンジャー」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・東映AG・東映
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中尾暢樹(ナカオマサキ)
1996年11月27日生まれ、埼玉県出身。2014年に俳優デビュー。俳優集団D-BOYSの最年少メンバーでもある。テレビドラマ初出演ながら「動物戦隊ジュウオウジャー」の主役に抜擢される。
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柳美稀(ヤナギミキ)
1997年8月24日生まれ、大阪府出身。2013年に名古屋でモデルデビューし、2015年に上京。主な出演作に「セーラー服と機関銃 -卒業-」などがある。「動物戦隊ジュウオウジャー」が地上波ドラマ初出演作にあたる。
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南羽翔平(ナンバショウヘイ)
1991年2月2日生まれ、岡山県出身。2010年にドラマ「仮面ライダーW」で俳優デビュー。以降、「ミュージカル 忍たま乱太郎」やドラマ「天国の恋」、映画「お江戸のキャンディー」などに出演。
渡邉剣(ワタナベツルギ)
1996年7月16日生まれ、福岡県出身。2014年度ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリスト。主な出演作に、スペシャルドラマ「母さん、俺は大丈夫」や「みんな好いとうと♪」など。
立石晴香(タテイシハルカ)
1994年9月28日生まれ、大阪府出身。2007年度ニコラモデルオーディションでグランプリに輝く。以降ニコラ、セブンティーンの専属モデルとして活躍。Shout it Out「青春のすべて」のMVや、ドラマ「Chef~三ツ星の給食~」にも出演した。
國島直希(クニシマナオキ)
1994年8月1日生まれ、岐阜県出身。2013年度ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞。主な出演作に映画「人狼ゲーム ビーストサイド」、舞台「AZUMI 幕末編」など。