映画「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」 PR

深川麻衣が語る「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」|小さな頃から親しんできた“ショーン世代”を代表し、感想をイラストで表現! アードマンのスタジオレポートも

4度のアカデミー賞受賞歴を持つアードマン・アニメーションズが贈るクレイアニメ「ひつじのショーン」シリーズの劇場用長編映画第2弾「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」が、12月13日に公開される。1997年に日本公開された「ウォレスとグルミット、危機一髪!」の劇中キャラクターとして誕生したひつじのショーンは、NHK Eテレで放送されたテレビシリーズでも人気を集めた。そんな「ひつじのショーン」の初SF作品となる最新映画では、ショーンたちと宇宙人ルーラの出会いが描かれる。

映画ナタリーの特集では、子供の頃から「ひつじのショーン」が好きだったという女優・深川麻衣に、いち早く映画を鑑賞してもらった。絵を得意とする深川が、映画からインスピレーションを受けて特別イラストを制作したほか、インタビューでその魅力を語る。東京・南町田にオープンしたばかりの「ひつじのショーンビレッジ ショップ&カフェ」で撮り下ろした写真の数々にも注目してほしい。

そして特集後半には、アードマン・アニメーションズの制作現場を取材したライター・よしひろまさみちによる、スタジオレポートと作品解説も掲載。4年弱もの歳月をかけて完成した本作の膨大な制作作業に迫る。

取材・文 / 浅見みなほ(P1、2)、よしひろまさみち(P3)
撮影(P1、2) / 川野結李歌 ヘアメイク(P1、2) / 白水真佑子 スタイリング(P1、2) / 原未来
衣装協力 / ニット・スカート:エボニー、リング:ルフェール、ブーツ:カミーユビスランダ

深川麻衣が特別イラストを制作!

深川麻衣

高校時代にはデザインを専攻し、アクリル画などを学んでいたという深川麻衣。今回は特別に、「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」の感想を1枚のイラストにしてくれた。主人公ショーンと、新キャラクターであるルーラを中央に据えた絵について、深川は「ショーンとルーラの姿を見て、生まれた星が違ってもわかり合える、あれだけの絆が生まれるということがすごく素敵に思えました。地球とルーラの惑星を背景にふたりをイラストにしたいと思い、色鉛筆やアクリル絵の具などを使って描いてみました」とコメント。

彼女が語る映画の詳しい感想は、以下のインタビューをチェック!

「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」より、ショーン(左)とルーラ(右)。
深川麻衣によるイラスト。

深川麻衣インタビュー

物心ついた頃からショーンが大好きでした

──深川さんは、「ひつじのショーン」シリーズがお好きだと伺いました。ぜひショーンとの出会いを教えていただけますか?

左から深川麻衣、ショーン。

最初は確か、まだ物心ついたばかりの頃に父が「ウォレスとグルミット」のビデオを借りてきてくれて。それからショーンが出てくる作品も観たのだと思います。ショーンは本当に愛らしくて印象に残るキャラクターだったので、その頃から大好きでした。靴下やキーホルダーなどのグッズも持っていたので、今回この企画に声をかけていただけてすごくうれしかったです! あと私は未年生まれで、牡羊座で、動物占いも羊なので、個人的にすごく“羊”に愛着があったんです(笑)。

──最近ショーングッズを目にすることも増えましたよね。ではまず今回の「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」を観た率直な感想から伺いたいのですが。

「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」より、ショーン(左)とルーラ(右)。

すごく面白かったです。86分間があっという間でしたし、久しぶりに「ひつじのショーン」を観たら、セリフなしでここまでストーリーを伝えられることに驚きました。キャラクターたちが声や鳴き声を発するのですが、説明的なセリフはなく、必要最低限の音の情報だけで成り立っていますよね。子供の頃は純粋にショーンたちのかわいさを観て楽しんでいたのですが、大人になった今は、そういったすごさにも気付きました。

──それも「ひつじのショーン」シリーズの特徴の1つですよね。では、本作で印象に残っているシーンやキャラクターを挙げるとしたら?

今回の映画で言うと、やっぱり新キャラクターである宇宙人のルーラが一番印象的でした。登場シーンもインパクトがありましたし、最後の展開ではグッときてしまって……。粘土で作られているキャラクターたちが本当に切ない表情をするので、自分も同じ気持ちになって見守るように観ていました。あと、人間の女性のキャラクターが出てきましたよね。

「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」より、エージェント・レッド(右端)。

──ルーラを捕まえようとする宇宙人探知省の捜査官、エージェント・レッドですね。本作ではショーンとルーラを脅かす存在として登場しました。

あの女性は敵のような立ち位置なんですが、彼女の抱えている過去が明らかになるシーンも好きでした。説明的な言葉は一切出てこないのに、ここまで観客を引き込める作品はなかなかないと思います。

今回はショーンがしっかり者の“お兄ちゃん”に

──今までの作品ではいたずらをして周りを困らせていたショーンですが、今回は地球に不時着してしまったルーラを助けるために、少し成長した姿を見せてくれますよね。

「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」より、ビッツァー(左)、ショーン(中央)、ルーラ(右)。

そうですね。 牧場の中ではやっぱり(牧羊犬の)ビッツァーがしっかりしていて、いつも自由なショーンたちを怒ったり、まとめたりしていました。でもショーンって、誰かが困っているときは絶対に見捨てず手を差し伸べてあげるし、すごく頭のいい子ですよね。ショーンはルーラと言葉が通じないのですが、テレパシーやアイコンタクトを使って意思疎通しながら、彼女がお父さんとお母さんのもとへ帰れるように協力してあげていました。前作(「映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~」)に比べて、今回はショーンが面倒見のいいしっかり者に見えました。

──劇中にはそんないたずら好きのショーンや、ショーンに面倒を見てもらうルーラ、ひつじたちをまとめるビッツァーなどが登場しましたが、深川さんが一番共感したキャラクターや、ご自身に似ていると思うキャラを挙げるとしたらいかがでしょう。

悩みますが、ショーンですかね。私も好奇心旺盛で、気になったことはなんでもやってみたいタイプなんです。今回はショーンがいたずらをしてしまって、反省するシーンもあるのですが、そういうときにはすごく切ない顔をするので、思わず応援したくなります。

深川麻衣

──では深川さんがショーンだとしたら、ビッツァーのような頼れる存在や、ルーラのような面倒を見てあげたくなる存在はいますか?

私、ビッツァーも大好きなんです。すごくマニアックなポイントかもしれませんが、今回で言うと、ゴミ箱をひっくり返してしまったショーンたちを追いかけるとき、そのゴミを分別してキャッチしながら走っていく姿がすごくかわいくて(笑)。ショーンとビッツァーのような長年の付き合いという意味では、小学校1年生の頃からの親友が当てはまるかなと思います。

──その方と一緒だと、深川さんはツッコまれるタイプなのでしょうか?

ツッコまれるときも、ツッコむときもあります! お互いのことをなんでも話す仲なので。今でも定期的に会いますし、困ったときは相談に乗ってもらう、なくてはならない存在です。「おばあちゃんになったら2人でたくさん旅行に行こうね」って話しているくらい。

──では、ルーラのような存在を挙げるとしたら?

面倒を見てあげたくなるという意味では、これまで現場で一緒になった後輩の子たちですかね。私には兄が1人いるのですが、妹や弟はいないので、歳下の方と接すると「こんなにいい子が妹だったらいいのにな」と思うことがあります。今回のショーンは、ルーラに対して“お兄ちゃん感”みたいなものが出ていましたね。