デジナタ連載 「THE LIMIT」坂東龍汰インタビュー|毎日観ちゃいそう?4K有機ELビエラで“究極”のワンシチュエーションドラマを体感

現場はとても楽しかったです!

──それでは「ネコと井戸」について詳しくお話を伺っていきたいと思います。井戸に落ちてしまった子猫を助ける、という緊張感のある設定でしたが、脚本を読まれてのご感想を伺えますか?

Huluオリジナル「THE LIMIT」

相槌やテンポ感がシュールだなと思ったのと、いい意味でセリフっぽくないから本当にそのへんで起きていそうというのが第一印象でした。これをたった1日で撮るのはかなりのチャレンジになるなと思っていたので、当日を迎えても「ちゃんとできるかな、間違えたりしないかな」ってドキドキしていたんです。でもとても引き込まれるお話で、これをワンシチュエーションで撮るのは楽しいだろうなとも思っていて。実際、現場はとても楽しかったです!

──猫にソーセージを食べさせても大丈夫か話し合うシーンでは、掛け合いのテンポが速くてとても面白かったです。

あのシーン面白いですよね! 僕のセリフにはしゃべっている人に被せるものが多かったので、そこのテンポを間違えないようにしたいと思いましたし、伊藤さんと堺さんがとても息の合った芝居をされていたので置いて行かれないように意識していました。

──伊藤さんと堺さんとは現場でどんなお話をされていたんでしょうか。

Huluオリジナル「THE LIMIT」

ひたすらあの2人が話していて僕が相槌を打っている、という形なんですけど、「昨日眠れなかったんだよね」とかたわいもない話でずっとゲラゲラ笑っていた記憶がありますね(笑)。お二人は昔からの知り合いですごく仲良しなんです。僕がその空気にどこまで入っていっていいのかなと不安だったんですけど、2人ともすごく気さくに接してくれて。「僕も昔から知り合いだったかな?」というような感覚になっていったので心地よかったです。

──せっかくの機会なので、この「4K有機ELビエラ」で観たいシーンはありますか?

猫のシーンと、ラストを観てもいいですか?(猫のシーンを観ながら)かわいい……毛並みまできれいに映りますね。まだ赤ちゃんの猫だったので暴れ回っていたんですが、手なずけながら撮影していました。

──かわいらしいですよね。それでは、次にラストシーンをご覧いただきます。

(ラストシーンを観終えて)ああ……(笑)。ネタバレになっちゃうのであまり詳しくは言えないんですが、誰の目線で観るかによって気持ちが変わってきますね。切ない人もいれば、ずっとハッピーな人もいるし。登場人物の気持ちや立ち位置が追いかけっこをしているようにどんどん変わっていくので、そこに注目しながら観ていただきたいです。

ものすごく焦りました……

──坂東さんが演じられた悠馬は、早く子猫を助けようと焦りはするんですが、救出のアイデアを次々と出していて緊急時でも冷静なタイプだと思いました。ご自身が同じ状況に遭遇した場合、どういう行動を取るでしょうか?

坂東龍汰

僕自身もピンチなときにアイデアが出てくるほうだと思っているので、悠馬みたいに行動できるんじゃないかと思ってます。家で困ったことがあっても、いろいろアイデアを試しながら補うのが好きなので、緊急事態でも行動に移せるんじゃないかなと。

──ちなみに、最近「緊急事態だ!」と感じたトラブルは何かありますか?

自宅で起きたことなんですけど、ズボンのポケットが両方破れちゃったんですよ!(笑)。

──まずいですね!

急いで靴下の先っぽを切って縫い付けて応急処置をしたんですが、ものすごく焦りました……。

──それは焦りますね……。さて、いよいよ3月5日に配信がスタートしますが、ファンの皆さんにはどういう点に注目して楽しんでもらいたいでしょうか?

現場でも感じたテンポ感と、みんな昔から仲がよかったんじゃないかと錯覚するようなチームワークが作品にも表れていると思います。すごく現場が楽しかったので、全員の連携プレーを楽しんでほしいですね。

坂東龍汰

──「ネコと井戸」のほかにも、さまざまな設定で追い詰められた人々の姿を描いていく「THE LIMIT」シリーズですが、気になっている作品はありますか?

実は、まだほかの作品で何が起こるのかわかっていないんです。大好きな岡山天音くんが出演している「ベランダ男」は設定が気になりますし、「タクシーの女」には「十二人の死にたい子どもたち」で共演した古川琴音ちゃんが出ていて、どれも配信が楽しみなので早く全部観たいです!

Panasonic「4K有機ELビエラ」

Panasonic「4K有機ELビエラ HZ2000」

4K有機ELビエラに採用される有機ELパネルは、プラズマテレビと同じく「自発光方式」。1画素単位で輝度を制御し、映像本来の「黒」を再現。これにより実現した液晶パネルを大きく上回るコントラスト表現によって、まるで目の前に広がる光景のように映像を楽しむことができるように。最新の4K有機ELビエラは、プラズマテレビで培った自発光のパネル制御技術を応用した有機ELビエラ独自のパネル制御技術「Dot Contrastパネルコントローラー」の採用により、4K映像を最大限に楽しむことができる。また、テレビ上部に上向きに搭載された「イネーブルド スピーカー」が天井から音が降りそそぐ立体音響を実現し、映画館のような臨場感ある音を再現。

※取材時に使用したテレビはHZ2000シリーズ(生産終了品)です。


2021年3月19日更新